いわゆるTS抜きで録画したデータをiPod touch/iPadで見ておりますが・・・
解像度はiPod touch用だと640×480に、最新のMovieStyleでiPad用に変換しても、1280×720。
元々の動画のサイズが1920×1080ですから、いずれにせよ画質は落ちてます。
まあ、素人目にはさっぱりわかりませんが・・・
そういえば、パソコン内の動画ファイルを閲覧できるアプリ「Air Video」は、対応していない動画でも見ることが出来るとかかれてましたが
もしかして、1080HD動画をそのまま再生できるんじゃないか?
ふと疑問に思ったので、試してみました。
TSファイルのままではなく、TMPGEnc MPEG Editor 3でMPEGにした後の1080HD動画をAir Videoで読み込んでみました。
結果、ちゃんと再生できました!!
最初のうちはこま落ち気味ですが、そこそこスムーズに再生しています。
・・・でもなんか変・・・
1080HD動画を再生しているわりには画質が荒い。
それにいくらiPadでもこんなにスムーズに再生できるほどのCPUは持っていないのでは?
そこでPC側のAir Videサーバーの設定を開いてみると・・・
これを見る限り、どうやら「480×320」にされてしまっているようです。
しかも、メインPCのCPUパワーを使っておりました。「タスクマネージャー」をみると、動画再生時はほぼ100%になっとりました。
ちなみにTSファイルのまま再生を試みると、画像は何とか出ても音声が出ません。これはメインPC上で再生しても同じです。やはりTMPGEnc MPEG Editor 3を通さないとだめなようです。
結論。テレビの録画データをいきなりiPadでみる、ということは不可能なようですが、とりあえず一旦はMPEG化しておればなんとか視聴可能。
ただし、素直にMovieStyleを使ってiPad用動画にしたほうがずっときれいです。
ところで、TS抜きしないでiPad/iPod touch/iPhoneで地デジ録画のデータを見る方法ていうのはないのか?
調べてみたら、一応あります。ただし320×240、15fpsの”ワンセグ”ですが。
IOデータ/BUFFALOなどが出しているワンセグ/地デジキャプチャーで対応しているものがあるそうです。
http://www.makie.com/ja/products/tvplayer/index.html
対応機種や導入方法は上のリンクが参考になります。
対応チューナーと、iPad/iPhone/iPod touchに”TVPlayer”というアプリを導入すると、録画データがPCからWi-Fi経由で転送できるんだそうな。
ただし、
・ 画質が”ワンセグ”なこと。
・ 一回転送するたびに”ダビング10”の回数を1回消費してしまうこと。
・ iPod Classic/iPod nanoは不能
というのが玉に傷ですね。
こればっかりは、世界で最も視聴者を馬鹿にした地デジ環境ゆえの制約ですね。
以下、ちょっと脱線します。
思うんですが、iPhoneなら地デジ移行にも使われている電波利用料を間接的に払わせられてるんだから、もっと優遇すべきでは?
ケータイ用語の基礎知識:第348回:電波利用料 とは
2007年の例でいくと、携帯電話一台あたり、年間420円ほど。その携帯関連だけで電波利用料総額653億円の8割(電話だけで約400億円、基地局で約150億円)を占めるんだとか。一方テレビ・ラジオ局は37億円と全体の6%ほど。
この比率は今でもほとんど変わってない(今は携帯1台あたり500円くらいだそうですが)らしいです。
2007年の電波利用料のうち、31%にあたる202億円が地デジ移行のために使われてるそうな。一方、携帯のエリア改善のための費用は5%程度の30億円。
つまり地デジ移行をワンセグの有り無しにかかわらずすべての携帯電話から奪い取ったお金の大半を使ってやっているという実態。Wikiなどを見る限り、今でもあんまり変わってないそうです。
これは特にワンセグが使えないiPhoneのユーザーは怒らなきゃいけないですよね。私もワンセグが使えないHT1100ていう携帯だし。ならばワンセグ放送の録画データくらい、ただでゲットできるようにしてもらってもいいくらいです。
こういう事実は一切報道されませんねぇ・・・そりゃ利権を持っているテレビ局が流すわけないわな・・・

I/Oデータ iPhone&iPod touchダビング対応 USB接続ワンセグチューナー GV-SC310

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