PC-Z1

2017年3月 3日 (金)

5.7インチのAndroid/Linuxデュアルブート クラムシェル端末”Gemini PDA”

リンク先には”NetWalkerの再来”と書かれてます。

シャープの「NetWalker」の再来を彷彿とさせる5.7型のAndroid/Linuxデュアルブート端末 - PC Watch

Indiegogo出資先サイト:Gemini PDA Android & Linux keyboard mobile device | Indiegogo

小型のノートPC型なクラムシェル端末”Gemini PDA”がIndiegogoで出資募集中だそうです。

画面サイズは5.7インチ(解像度 2880×1440)、Cortex-A72×2(2.5GHz) + Cortex-A53×4(2.0GHz) + Cortex-A53×4(1.55GHz)というややこしい仕様のMediaTek Helio X25というSoC、メモリ4GB、ストレージ 64GB、GPS、NFC、500万画素カメラ、Bluetooth 4.0を搭載。バッテリーは8000mAh。

ずいぶんとハイスペックな端末ですが、Wi-Fiのみの端末で299ドル、Wi-Fi + 4Gで399ドル(早期割引で349ドル)というわりと安価なのが魅力的。

大きさはこんなサイズ。重さは400gで、NetWalkerとほぼ同じ重さ。これが”NetWalkerの再来”とPC Watchが書いているゆえんです。

正直、AndroidなしでLinuxのみだったらいいですね。ディストリビューションはなんでしょうか?Indiegogoのサイトにも書かれてませんね。Ubuntuでしょうか?

ずいぶん前にNetWalker自体は手放してしまいましたが、一時再購入しようかと思ったくらいこのくらいの端末が欲しかったと気がありました。いや、今でもそうです。

最大の理由は”ブログ更新”のためなんですが、やはりキーボードがあると捗ります。この用途ならLinuxでも十分ですね。

こういう金欠の時に限って、こういうのや7インチの小型ノートPC”GPD Pocket”が出てきますよね。ぽちってしまいそう・・・

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2010年9月28日 (火)

シャープから電子書籍タブレット機「ガラパゴス」登場

今年の流行語大賞になりそうな自虐的なネーミングの端末が、シャープから登場です。

Engadget Japanese:シャープから電子書籍サービス「ガラパゴス」、専用タブレット 2モデル

日本の携帯電話もガラケーなどと、あまりいいイメージで使われない「ガラパゴス」をあえて冠したこの電子携帯機器。iPad対抗端末というより、Kindleのような電子書籍リーダーだそうです。

この携帯端末自体の評価やネーミングセンスについては、すでにあちこちのサイトで議論の遡上に上がってますので、あえてここでは言いませんが。

元ユーザーとして一言。

NetWalkerはどうした!?

NetWalkerこそ最高の携帯情報端末であり、電子書籍リーダーであり(対応のブンコビューアに書籍販売サービスも開始していた)、今後力を入れていきますといってから1年もたってませんが。

もう、見放してしまうんですか??

タブレット機が悪いとは言いませんが、NetWalker3番機ではなく、まったく違う自虐ネーミングな端末を本気で出します!なんていわれても、シャープを信じてNetWalker買ってしまったユーザーには申し訳ないという気持ちは無いんでしょうか?

といっても、売れていない端末にこだわるわけにはいかないんでしょうね・・・

でも、だからこそこのサービス、成功する気がしない・・・

これはあくまでも私の主観ですが・・・

なんか、本当は別の商品提案を出したら、上の人の指摘を入れているうちに、まるで違う製品になってしまった・・・

目新しい製品を提案したら、保守的なものを無理やり取り込まされ、本当に入れたかった要素が却下されてしまった・・・

そんな感のある商品ですね。

見ためではKindleではなく、iPad対抗な製品を目指してたっぽいですから。

志半ばで、やけになってつけた名前が「ガラパゴス」じゃないかと・・・

いや、根拠はありません。ただなんとなくそう感じるだけです。

これでもサラリーマンなので、よくわかります・・・自分の会社でも、似たようなことがたくさんありますから。

一応、ブラウザなどもついているようです。でも、追加でアプリがインストールできるかどうかは不明。多分、ダメそう。

もしこれがAndroidだったら、まだカスタマイズの余地がありますが。

名前が「ガラパゴス」だけに、いきなり絶滅危惧種になりかねませんね。

こちらのBlackBerry PlayBookばりに、かっこよさが伴わないとまずいですよね。

Engadget Japanese:タブレット版 BlackBerry PlayBook 発表

動画はこちら。

なんとなくBlackBerryには古臭さを感じていましたが、これを見るとちょっとイメージ変わりました。

ユーザーが何を求めているかですよね。

確かに、「ガラパゴス」にはiPadやKindleなどには不足している部分(縦書きやルビなど)が入ってるそうなので、そういう意味では考えられた端末だと思います。

が、それだけではNetWaklerにブンコビューアで十分対処可能。わざわざ新型の端末を作る必然性がありません。

どうせなら、この「ガラパゴス」、NetWalker同様Ubuntuマシンだったらよかったんですけどね。

iOS、Android、Windows 7のタブレット機はたくさんありますが、Ubuntu版タブレット機ってほとんどありません。

やっぱりNetWalker タブレットにするべきだったんじゃないかな・・・実行速度や使い勝手で成り立たなかったんでしょうかね・・・

上のBlackBerryタブレット機もそうですが、最近この手の企画が目白押しです。

ここ1日2日の間だけでも、GIGAZINE:オンキヨー、国内メーカーで初めてWindowsタブレット3機種を一挙に発売へGIGAZINE:NTTドコモがスマートフォン向けに電子書籍配信サービスを試験提供へ、本格サービスの開始もなんてニュースが出てます。

KindleやiPadの影響でしょうね。この両者、まだ日本ではそれほど電子書籍を出してませんが、影響力だけは莫大です。

まあ、GIGAZINE:絶好調だったiPadの売り上げが失速、国内メーカーが追い上げるなんてニュースも出てますが・・・もっとも、すでに300万台以上が世界で出てますからね。一機種のノート型端末としては十分すぎる数です。

まさかここまでタブレット機がはやりだすとは、つい1年前までは予想だにしませんでした。

この傾向は来年も続くんでしょうか?

来年の携帯端末を制しているのはiOSか、Androidか、Windows 7か、それともWindows Phone 7か台頭してくるか・・・

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2010年4月20日 (火)

NetWalkerに新モデルPC-T1 5月下旬に登場

NetWalkerに新しい機種が登場だそうです。
Engadget Japanese:シャープ NetWalker にタブレット型モデル T1
PC-T1という型番で、PC-Z1をキーボードレスにしたようなものになるそうです。

見た目が変わるだけでなく、Bluetoothが内蔵されたこと、内蔵ストレージが4GBから8GBになったこと。CPU、メモリ、OS(Ubuntu 9.04)はこれまでのPC-Z1と変わらず。

新機種が出てきたということは、NetWalkerもそれなりに軌道に乗ってるんですかね。

重さは280gとかなり軽くなりますね。値段は不明。登場時期は5月下旬と、ちょうどiPadと重なります。大丈夫かな。

2010年3月13日 (土)

”Excel”を持ち出そう!

私にとって、最近のモバイル機器を買うための条件が”Excelファイルの編集”機能があるかないかが重要になっています。

Windows Mobile 6を搭載したHT1100にせよ、最近買ったiPod touchにせよ、Excel編集機能は必須です。

Excelって便利ですよね。基本的には表計算ソフトですが、ワープロの代わりにもなります。人によってはこれでプレゼンまでやってます。

おかげで、会社ではExcelとPowerPointしか使ってません。ここ数年、Wordは使用皆無。

Excel編集機能が持ち歩けると、いろいろ良いこともあります。

何度も紹介してますが、私のように、小遣い帳をつけることもできますね。

小遣い帳をつけるきっかけは、会社の寮から引越したときの話。

引越し費用に加え、寮のときは必要なかった洗濯機などをいろいろと買い揃えたために、気がつけばものすごい出費となり、手元に数千円しか残らなかったという事態に。

それまでどんぶり勘定でやってきましたが、ちゃんとお金の流れを把握するためにExcelを活用。

”飲食代”、”会社関連”、”PC関連”、”娯楽費用”、”その他”の5つに分類してます。

ところが毎日家に帰ってから入力していると、しょっちゅう財布の中身と支出の額が合わない。自販機など、レシートのない買い物は記憶に頼っているため、時々もれてしまうようです。

というわけで、いつしかCLIEにDocuments To Goを入れてその場で入力。HT1100のExcel Mobile、iPod touchのDocuments To Goに至るというわけです。

この手の処理は”家計簿ソフト”が向いてますが、やはりずっと使えるソフトでないと不安なので、Excelといった表計算ソフトならその点は安心ですね。

そのほか、最近は”物欲帳”という、店やネットで見かけてほしいと思ったものを書き込むファイルも作りました。

別にメモ帳でもいいといわれそうですが・・・そこにExcelらしさを追加してます。

Img_0038

まずネットや店を物色して(笑)、欲しい商品名を書き足していきます。

次に、なんとなく優先度の数字を入れていきます。何か基準となるものを”100”として、あとは欲しさ具合に任せて(笑)数字の大きさを決めます。

また実売価格も併記します。

それぞれの品名の横に”優先度/価格”を計算しておきます。これは、めちゃくちゃ欲しいけど、めちゃくちゃ高い・・・という商品がなるべく上に来ないようにする、いわば貧乏ゆえの重み付け関数です。

後はその値順にソートをかけて、買う順番を決めます。

優先度/価格”という式で優先順を決めると、物欲より価格に引っ張られやすくなり感覚にあわない順序となることが多いので、優先度の値自体や式に手を加えて調整。

これが私のものを買うときの基準になっています。こうして最近になってiPod touchを順番が回ってきたわけですが・・・ちょっと優先度が低すぎたようですね。

もちろん今でも物欲帳にはぞくぞくと追加中。恥ずかしいので中身は内緒です(笑)

とまあ、自分なりに携帯端末でExcel編集機能をつかっているんですが・・・ふと最近思ったのは、”ポケット端末にExcel”っていうのは、もっと人にお勧めできるんじゃないかと。

小遣いにせよ、物欲にせよ、数値化したものを加工して客観的に判断する材料とするのはなにかと便利です。

ポメラというテキスト入力に特化した端末ってのはあるわけですが、これがExcelシート程度のことができる端末だったら、実はかなり便利になるんじゃないかと思いますね。簡単な数式、アウトプットはcsv形式のファイルで良いから、表計算単機能端末が出てくれないんでしょうか。

もっとも、iPod touchにDocuments to Goという組み合わせでも十分使えます。あとはどう活用するかは、その人のアイデアしだいですが・・・


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2010年1月13日 (水)

NetWalkerで電子書籍

そういえばNetWalker用電子ブックリーダーを出すとかいわれてましたが、すでに出ていましたね。

NetWalker研究室:NetWalkerで電子書籍を読むときの操作手順を、シャープ「PCスタジオ」で詳しくご説明しています

電子ブックリーダーのダウンロード/インストール、書籍の入手方法などが紹介されています。

電子書籍はこちらで販売されてます (NetWalkerライブラリー)

が、FireFoxでアクセスしても、書籍の購入ができません。専用の電子ブックリーダーでアクセスしないとだめなようです。

ところで、よく見たら私が昔買った「逆説の日本史」シリーズも売っています。

ところで、私もCLIEやHT1100のブンコビューアで、この「逆説の日本史」をはじめいくつかの電子書籍を読んでます。

この「ブンコビューア」というソフト、本来はシャープのザウルス用電子書籍を読むためのソフト。

ということは、同じシャープのNetWalkerのこの電子ブックリーダーって、ひょっとしてブンコビューア用書籍も読めるんじゃないの?

ということで、早速試してみることにしました。

私の持っている電子書籍は「.zbf」という拡張子のもの。

NetWalkerライブラリーにある電子ブックリーダーのダウンロードリンクをクリックします。

NetWalker上でダウンロードされたファイルをダブルクリックすると、ブックリーダーがインストールされます。

デスクトップに「電子ブックリーダー」という名前のアイコンができるので、これをダブルクリック。メニューの「書籍」-「開く」で、~.zbfのファイルを選んでやるとあっさりと開けました

Img_0181

さすが最新の電子ブックリーダー、ブンコビューアより読みやすい感じです。

電子書籍自体は、上のリンク先から400円~1,000円ほどで手に入ります。ちなみに「逆説の日本史」シリーズは一巻当たり525円。

暇つぶしにはもってこいですね。

しかし、電子ブックというものに日本の出版業界はかなーり冷たいご様子。世界ではKindleなどの電子ブックリーダーがどんどん普及しているというのに、日本だけは取り残されてます。

おかげで、こんな記事を書かれる始末。

ASCII.jp:日本は電子ブック戦争になぜ敗れたのか

NetWalkerの電子ブックライブラリも、市販されている書籍に比べればかなり少ないのが現状。「逆説の日本史」も5年ほど前に9巻が出て以来、電子書籍では新刊が出てません(紙の書籍では10数巻ほどでてますが・・・)。

地デジのコピーガードといい、電子書籍の制限といい、どうしてこう日本は権利団体が幅をきかせているんですかね・・・

それでいいものが作られるのならまだしも、レベルは落ちる一方。視聴率が上がらず広告収入の減ったTV業界、休刊が相次ぐ出版業界。

こういうときは、逆転の発想でオープン路線を歩んだほうがうまくいくものです。次号が出ると、前の号を公開するASCIIのUbuntu Magazine Japanあたりを見習って欲しいですね。

2010年1月 8日 (金)

「NetWalkerガリガリ活用術」買いました

NetWalker研究室の記事「NetWalker研究室:NetWalkerの活用本がフォーラムで話題に!『NetWalkerガリガリ活用術』」で知ったのですが、表題のような本が出ているとのこと。

早速買いました。

Img_0180

正直、以前もらった「ネットウォーカー活用術」という本と同レベルくらいのものを想像していましたが・・・

目次を見るだけで、すでに違う雰囲気であることがわかります。

1、NetWalkerを使ってみよう

2、NetWalkerでインターネット三昧

3、NetWalkerシチュエーション別活用ガイド

4、NetWalkerをカスタマイズしよう

5、自分好みの電子辞書を使う

6、NetWalkerのカーネルをカスタマイズする

そして付属のCD-ROMには「NetWalker用Fedora12」が入っています。

まだちら読みですが、なかなか濃い内容の中身です。

この本を読んで知りましたが、NetWalkerといえばシーソーのように倒れてしまうキーボードという評判ですが、あれはあえてそういうつくりをしているんだとか。

キーが小さいので、隣のキーと同時押ししてしまうことがどうしても起こってしまいます。このときタイプミスを防ぐために、わざとキーを倒すことで反応しないようにしているそうです。

へぇ。

バッテリは1620mAh 2セルタイプ、液晶のヒンジ部分に入っているそうです。駆動時間10時間とありますが、無線LANを使いっぱなしにしているとせいぜい5時間程度だとか。交換費用は4,725円するんだそうで。

へぇ。

うちではしょっちゅうFireFoxが落ちるのですが、これはメモリオーバーによるもので、Linuxの仕様として、メモリオーバーした場合はメモリを大量に使っているアプリケーションを自動的に落とすんだとか (OOM Killer)。

ちなみにNetWalkerはメモリが512MB、スワップなしだとか。おかげでかなりメモリがシビアなんだそうで。

へぇ。

といった感じで、ちょっと読むだけですでに知らないことが盛りだくさん。これ以外にも、メモリ節約術、「サインはVGA」をつないでプレゼン、Webブラウザやメールソフト、デスクトップの軽量版の導入、カーネルのカスタマイズなどなど、なかなか濃い内容が続いています。

それにしても、NetWalkerでFedora12が動くとは知りませんでしたね。

お値段は2,310円。値段以上の内容はあると思いますね。

2010年1月 4日 (月)

NetWalkerは家モバならぬ・・・

お食事中の方には恐縮ですが・・・

最近、おトイレの供にNetWalkerを使ってます。家モバならぬ”トイレ・モバイル”。

なぜ、”トイレモバ”にNetWalkerか?

この時期EeePCを持ち込むと、太ももの上に乗せることになるため強烈に冷たいのでちょっとお供させられません。

VAIO Pも持っていったことがありますが、Vistaの起動を待つ間にそこでするべきことが終了してしまうという問題がありまして・・・

NetWalkerはそれほど底面積がないためか、太ももがひんやりしてきません。両手で抱えたまま使うことも可能です。しかも起動時間は2秒。短い滞在時間も有効に使えます。

空港や新幹線の待合でさっと使える、というのが売りのNetWalker。思わぬところでも活躍してます。

そこでコメントを書き始めたりすると、便の時間が長くなるときがあり、少々妻の顰蹙をかっているところですが・・・

まあ、かなり特殊な環境でもモバイルができるということで、NetWalkerはいいマシンです。

・・・汚い話で、失礼いたしました。

2009年12月30日 (水)

EeePCの軌跡:2009年10大ニュース

もう年の瀬、というわけで恒例(?)の”EeePCの軌跡 10大ニュース”です。

以下、順不同、思いつき順です。

(1) Windows 7発売

私自身はまだ導入してませんが、公私共に今年のPC界一番の話題ではないかと思います。

このWindows 7は、Vistaのころに散々無視したユーザーの声を、今度は反映して作ったOSだというところに大きな意義がありますね。

みんなVistaは遅い、使いにくいといってるのになかなか態度を改めませんでしたからね、MS社は。ようやく軌道修正してくれました。

このブログのWindows 7デュアルブート設定というページには、Windows 7発売以来アクセスが多いですが、このことがWindows 7への関心の大きさを示してますね。

このWindows 7、64ビット版が売れているらしいです。来年は64ビット対応アプリが主流になっていくんでしょうか?

ところで・・・次のWindowsのバージョンは「7.0」になりそうですが、すでに名前が「Windows 7」なので、一体どうするんでしょう?

昔の富士通の8ビットパソコンみたいに「Windows 77」→「Windows 77 AV」ってな感じになるんでしょうか(笑)

さて、私がいつWindows 7を導入するかですが・・・来年ネットブックを買えば、おのずとついてきそうですね。

(2) Ubuntu 9.04登場

あえて「9.10」ではなく「9.04」をあげてますが。

9.04からずいぶんとUbuntuって軽く感じられるようになりました。起動時間が劇速です。

このインパクトが大きかったですね。いっぺんにほれ込んでしまいました。9.10でもさらに速くなりましたし、いい感じでした、今年のUbuntu。

来年もさらに盛り上がって、MS社をけん制できるくらいの存在になってほしいですね。それが結果Windowsをいいものに変えてくれるはずです。

(3) 軽量Linux続々登場

上のUbuntu 9.04も当てはまりますが、Moblin 2.0、Android、Google Chrome OSなんていうのも発表されました。

これまでももちろん軽量Linuxはありましたが、機能が乏しく正直使いにくいものばかりでした。

軽量なのに使い勝手も上々、というLinuxが発表されたのは今年の特徴ではないでしょうか。

(4) 非Intel、非WindowsなPC登場

ARM系CPUにUbuntuやAndroidをのせたPCが続々と発表されました。

私が持っているNetWalkerもそのひとつですね。

ただほとんどが発表されたっきり音沙汰のないものばかりですね・・・200ドルネットブックはどうなったんでしょうか。

しかし、ASUSがARM系CPU+Android搭載EeePC”高峰”を(Android版EeePC ”高峰”登場参照)、中国であるメーカーが80ドルネットブック(超低価格ネットブック「EasyPC」参照)を出すそうですから、来年はこのジャンルも盛り上がりそうです。

(5) VAIO P購入

これは私事ですが・・・

過去にVAIOを買って痛い目にあっているにもかかわらず(ソフトの相性問題)、ついデザインに魅せられて買ってしまいました。

やはりSONYは”魅せる商品”づくりがうまいです。まんまとのせられました。

そのわりにあまり使ってませんが・・・軽量コンパクトなのはいいけど、重いVista搭載のため、起動時間の恐ろしく遅いマシンはやはり使いにくい。結局VAIO Pが売れたのは最初だけというのもうなずけます。

(6) TS抜きに挑戦

QRS-UT100BKTV-FSUSB2でTS抜きに挑戦しました。

それまでは普通の地デジ録画をして、CPRM対応メディアに焼いて、CPRM解除してリッピングするという方法しか地デジ放送のデータをコピーフリー化できませんでしたが、このTS抜きでかなり効率が上がりました。

私がTS抜きをする目的は、単にiPodでテレビ番組を見たいというだけなのですが・・・そんな簡単なことすら、今の日本ではできない仕組みになっています。

こんな状況だというのに、著作権団体はiPodや地デジ専用HDDレコーダなどから”補償金”を取ろうとしています。地デジもDVD、BDもコピーできないようになってるのに”補償金”?そんなの取るんなら、コピーフリーにしてくれ、といいたいですね。もはや利権団体と化してます。

(7) NetWalker PC-Z1購入

(4)と内容がダブりそうですが・・・

初めてUbuntu搭載の市販マシンというのを買いました。

キーボードに不満があること以外は、いたって普通のネットブックといった感じ。ニコ動が見られなかったりと、一部のサイトは閲覧できませんが、携帯で見るよりかはずっとましです。

寝床に持っていく寝モバのマシンをEeePC 1000H-XとNetWalkerとどちらにするかで毎日悩んでますが、疲れているときはほぼ間違いなくNetWalkerを選びます。なんとなく扱いやすく見えるんでしょうか、本能的に選んでますね。

とうとうシャープさんのブログでもここが紹介されました(シャープ「NetWalker研究室」で紹介されました参照)。メーカー主催のサイトに出るなんて、思っても見ませんでした。

辞書同梱版も出たそうですし、今後盛り上がって欲しいですね。

 

(8) Wii + Wii Fitを購入

まあ、いまさらというか、ついにというか、とうとう買ってしまいました。

といっても忙しくて土日にしかやってませんが、でもやり始めるとかなりのめりこんでしまいますね。おかげでかなりの運動量になります。

このWii Fit、集合住宅では下の階に迷惑な場合があるため、夜遅くやらないなど注意が必要だとか。これさえ気をつければ、運動不足解消にはもってこいです。

(9) 水耕栽培への挑戦

これからの世の中”脱CO2”がトレンドでしょ!と取り組んでしまった水耕栽培。

PCとの連動を目指していろいろと模索中ですが、連動以前に肝心な植物を育てるところで難航してます。

結局かいわれ大根を2回収穫したのみ。PCは定点観察機になっただけでした。

(EeePC 1000H-Xでかいわれ大根栽培(収穫編)かいわれ大根THE 3rd 収穫!参照)

実は、この年末に水耕栽培装置を作成しました。今記事をまとめているところです。まだあきらめてません。

(10) ASUS EeePC ”Seashell”シリーズ発表

今年のASUSはあまり大きな話題がありませんでしたね。

あえてあげれば薄型のEeePCを”Seashell”シリーズとして出しましたね。あのデザインなら10万円オーバーというところを、普通のネットブック並みで出してきたのはさすがというところでしょう。

が、これが同時にEeePCらしさをなくしてしまった気がします。

初代EeePCの割り切ったデザインで十分、来年はEeePC本来の目標だった”200ドルPC”を目指して欲しいですね。

EeePC 701のときはLinuxを採用することで、結果MS社から安価なXPの供給を引き出すことに成功、XPの販売延長、ネットブックという新ジャンル開拓、PCの低価格化にも貢献しました。

ただWindows 7発表後のMS社は、いささかたがが緩み始めてる感じなので、そろそろAndroid版EeePCあたりの牽制が欲しいところですね。業界の正常進化のためにぜひとも頑張ってほしいものです。

そういうわけで、今私が一番気になるEeePCは”高峰”だったりします。ちゃんと出てくるんでしょうか?

こんな感じに今年を振り返ってみましたが、総じていえるのは、不況のせいかあまり大きな動きがなかったことですね。

Windows 7登場がもっとも大きいものですが、ネットブック登場ほどの強烈さがありません。Windows 7が出たばかりだというのに、12月のノートPCの売り上げ高は昨年同月比で2%ほど減少しているようです。台数は増えてるんでしょうが、ネットブック、CULVといった低価格機が売れてる、それにひきづられてPC全体の価格が下がったためでしょうね。

低価格化もいいですが、なんかもっとわくわくする商品が登場してほしいですね。不況脱却の切り札は値下げではなく、ユーザーにどれくらいわくわくした商品を提供できるか、にかかっていると思います。

来年こそよい年、楽しい年でありますように!

2009年12月26日 (土)

オンキョーBX vs NetWalker

あまり比較できるもの同士ではありませんが、週アスPlusで比較動画が出てました。

元ねた記事はこちら。

週アスPlus:ウルトラモバイルPC頂上対決!『BXシリーズ』(オンキヨー)vs『NetWalker』(シャープ)

動画はこちら。

まあ、さすがに処理速度対決となるとBXに軍配が上がりますね。AtomとARMじゃあ比較になりません。

NetWalkerの売りは、なんといってもバッテリ駆動時間が長いこと、5インチ以下の小型端末としてはまあまあ安価なこと、ですね。これでネットサーフィン、Youtube動画を見る最低限のスペックを持っているわけですから、あまり高望みをするのは酷かと。

もちろん、BXもいいモバイル機だと思います。やっぱりWindowsを搭載しているだけあって、汎用性が高いですね。

私はひねくれ者なので、NetWalkerにしてしまいましたが・・・毎度かいてますが、この連休中になにか面白い使い道がないかトライしてみたいですね。

2009年12月22日 (火)

NetWalkerにぴったりなトラックボール

あまりNetWalkerが前面に出てくる周辺機器の宣伝というのを見たことがありませんでしたが・・・

このトラックボール、それだけ小さい、UbuntuのようなマニアックなOSでも使えるってことが伝えたいんでしょうか?

トラックボールなんていまどき珍しいですよね。まして、ハンディタイプっていうのはほとんど見ません。

お値段は3,380円。重さは40gなんだとか。

しかし、こういっては何ですが・・・正直、素直にNetWalker抱えたほうが使いやすいと思います。でも、あえてNetWalkerを取り上げてくださったのは、ユーザーとしてうれしいですね。

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