Eee PC 1000H-X

2020年12月31日 (木)

2020年まとめ

今年も、いろいろありましたね……

何といっても今年は新型コロナ禍の年。コロナで始まり、コロナで終わる。いや未だに、先が見えておりません。だからというわけではありませんが、どちらかというと今年は、私にとってあまりいいことはなかったですね……

このブログにとっては、毎日更新をやめた年でもあります。

とはいえ、やはりまとめができるほどの出来事が満載。今年を振り返ってみます。

【1月】

画像異常検知のデモ機「AIビー玉選別機」を作ってみた: EeePCの軌跡

さて今年は、いきなりRaspberry Pi工作から始まりました。

昨年末に買ったRaspberry Pi 4を使ってますが、結局今年は、Raspberry Pi 3B+をよく使った年でした。

それはともかく、いわゆる画像異常検知にトライしたこの事例。社内でも、使われつつあります。

【2月】

プロジェクター買いました: EeePCの軌跡

2月はせいぜい、これくらいですかねぇ。プロジェクターを買いました。

結論から言うと、ほとんど使ってません。家ではまるで使い道がないですね、これ。

【3月】

このあたりからコロナ禍が猛威を振るい、学校が休みになったり、外出自粛が叫ばれたり、インフラもないのに在宅勤務が推奨されたり……などなど、ストレスマッハな時期がはじまります。

そんな中でも、地道に活動しておりました。

 Raspberry Pi Camera V1.3の「互換カメラ」買ってみた: EeePCの軌跡

ブログが13年目に入る3月9日の記事がこれ。Raspberry Piカメラの互換品を安く手に入れたというお話。

このカメラ自体、今でも使っていて重宝してますが、そんな話題とは裏腹に、しれっとこの記事の最後に「毎日更新をやめます宣言」をしております。

ちょうど12年目のこの日を境に、自身の活動を中心とした記事のみを乗せようと心がけてます。

当ブログをhttps化しました: EeePCの軌跡

さて、このブログもう一つの大きな変化点は「https化」。

あまり意味があるような、ないような変化点ですが、ブラウザによってはかなりうっとおしい警告が出るため、切り替えてみました。

今ではほとんどセキュリティ警告が出なくなっているはずです。

 Ankerのロボット掃除機”Eufy”買ってみた: EeePCの軌跡

こんなものも買いました。

自動掃除機です。2万円以下で、わりと賢い掃除機を入手。週1で2階をせっせと掃除しております。これは良い買い物でした。

おかげさまで、コロナ太りが捗り過ぎて、夏の健康診断に引っかかるというおまけが付いてきましたが。

【4月】

子供の春休みが、終わりません。そんな4月には、こんなものを買ってます。

iPad用トラックパッド・キーボード付きケース買ってMacBookっぽく使えるか試してみた: EeePCの軌跡

結局、ほとんど使ってないのですが、iPad用キーボードです。トラックパッド付。

iPadOS 13がリリースされて、iPadがトラックパッド対応したため購入。

といってもうちにはMacBook Airがあるので、どうしてもそちらにいってしまいます。

使い勝手は、やはりクラムシェル端末には敵いませんね。

小説家になろう 第8回ネット小説大賞 一次選考に2作品が選ばれました: EeePCの軌跡

で、そんなMacBook Airの成果というべきものがこれ。

今年もなんとか1次通過しました。しかも、2作品。相変わらず、2次は全滅しましたが……

来年はもっと、飛躍できないかなぁ。

なお今年はブログ上のネームを、この「小説家になろう」にそろえて「ディープタイピング」としました。Twitterも同じく。ようやく発音可能な名前になりましたね。

特に記事にはしてませんが、この4月頃から会社でZoomをよく使うようになります。今ではすっかりZoom使いです。

【5月】

サーマルセンサー「AMG8833」とRaspberry Piで非接触体温計っぽいものを作ってみた: EeePCの軌跡

コロナ禍ということで、こういうものを作ってみました。

非接触体温計……っぽいもの。頑張れば使えそうなやつです。お値段も5000円ほどと、お手軽なセンサーです。

この記事ですが、このブログの今年のアクセス数トップ記事になっておりますね。

それにしても今年は、久しぶりにRaspberry Piをよく使った年です。

【6月】

6月は、あまり実りのない月でしたね。健康診断に引っかかったことくらいでしょうか?

が、こんな出来事がありました。

Apple ID詐欺……やられかけました……: EeePCの軌跡

Appleっぽい詐欺サイトに誘導されかけました。

特に実害はなさそうでしたが、警戒してすぐにApple IDのパスワードを変更してます。

そういえば周りにも、Facebookを乗っ取られた人がいました。世の中が乱れると、なぜかこういう輩が暗躍するようです。こういう時期、要注意ですね。

【7月】

コロナ禍がややおさまった名古屋 大須へ行って参りました: EeePCの軌跡

すごく久しぶりの大須探訪記です。長男と2人で、行ってきました。

コロナ禍でどうなっていることかと心配でしたが、ここは相変わらずでしたね。

といっても、細かい店がいくつか閉店(または閉店予告)しておりました。大須と言えども、やはり爪痕はあるようです。

長男と共に、大須の雰囲気を満喫した夏でした。

クラムシェル端末風に使えるタッチパッド付iPadキーボードケースを買ってみた: EeePCの軌跡

性懲りもなく、こんなものを購入。

最新版のiPad向けの商品を買ったため、サイズが合いませんが、何とか無理やり使ってレビュー。

使用感は、悪くありませんね。ただし、やはりMacBook Airには敵わず、結局これも使わずじまい。

【8月】

ミラー型ドライブレコーダー購入: EeePCの軌跡

ドライブレコーダーを買いました。

ルームミラーを電子ミラー化 & 後方カメラ付きというもので、今どきの煽り運転対策には最適。

夜でも後方を確認しやすくなりました。これは買いです。

【9月】

Surface Goがようやく実用形態に: EeePCの軌跡

今年はついに、Surfaceを買いました。

やはり、Zoomやらを使っていると、この手の軽くて起動が速い端末が欲しくなります。

スマホ世代には、ピッタリなWindows端末ですね。おすすめです。

ららぽーと東郷へ行ってきました: EeePCの軌跡

一方、うちの近所に馬鹿でかいショッピングモールが誕生です。

50km圏内をカバーする目的で作られたこのショッピングモール、SIMフリーiPhoneが調達できる店が、まさか徒歩圏内にできようとは思ってもいませんでした。

が、私にとってのこのショッピングモール最大のインパクトはヴィレッジヴァンガードが入っていること。

福袋入手は、ここで決まりです。

【10月】

久しぶりにEeePC 1000H-Xを起動してみた: EeePCの軌跡

ふと見つけた32ビットOSの話題につられて、久しぶりにEeePC 1000H-Xを起動してみました。

バッテリーは完全に死んでますが、本体はまだ生きてます。

とはいえ、さすがにもう遅いですね……12年前の、しかも最底辺のPCですからね。

Tensorflow.js + WebGLで顔検出してくれるWebアプリ: EeePCの軌跡

顔検出のWebアプリの紹介です。マスク顔でもこの通り、検出可能。

何気に、私の顔が出ております(ただしマスク付き)。

【11月】

Raspberry Pi + 磁気センサーで ドアの開閉をセンシングしてみた: EeePCの軌跡

ドアセンサー、作ってみました。会社のトイレIoTの要望に応えての工作です。

いかにもRaspberry Piらしい(?)電子工作ですね。

3COINSのBluetoothイヤホン買ってみた: EeePCの軌跡

瞬発的なアクセス数としては、今年一番バズった記事です。

3COINSで買ったBluetoothイヤホン。

1500円という金額にしては、とても使いやすく音質も悪くないです。

もっとも、ノイズキャンセリングがあるわけではないので、外ではそれなりの音質。

おまけに、よく途切れることがあります。室内でも時々、ぶちぶちと切れますね。安定性はいまいち。

でもまあ、1500円ですから、これ。そう思えば妥当かと。

ゲーム&ウォッチ型スーパーマリオ復刻版ゲーム: EeePCの軌跡

ところで、11月はいろいろなものを買った月です。その一つがこれ。スーパーマリオ35周年記念で、ゲーム&ウォッチ型のゲーム機。

ちなみに、スーパーマリオ1の方はクリアしました。

3年ぶりにiPhoneを購入!iPhone 12 グリーンをららぽーと東郷で入手!: EeePCの軌跡

で、今年最高額の買い物は、これ。

iPhone 12です。128GBで、色はグリーン。

これまでiPhone 5c以降、様々なカラバリモデルが出ましたけど、白・黒以外を買ったのはこれが初めてです。

画面サイズも6.1インチと、我が家では最大サイズのiPhone。おかげでとても見やすいです。

【12月】

11月はガジェット購入祭り的な月でしたが、その余波は12月にも残ります。

Amazon Echo Show 5買ってみた: EeePCの軌跡

とうとう買ってしまいました、Amazon Echo show 5。家電リモコンなどはつけてませんが、音楽再生に使ってます。

音声認識は高いですが、Googleに比べると、あまり遊び心がないですね。真面目です。はい。

と、本年のガジェットな買い物はこれで終わるはずだったんですが……

 ドスパラのゲーミングノート「GALLERIA GR1650TGF-T」を購入!: EeePCの軌跡

やっぱり、無理でした。

フィニッシュは、こいつが飾りました。これが今年2番目の買い物(ちなみに3番目はSurface Go)。

ゲーミングノートPCではコスパ最高と謳われたドスパラのGALLERIA GR1650TGF-Tを、メインPCとして購入。

スマホやSurface Goのおかげで起動時間の速さに慣れすぎてしまい、HDDオンリーのデスクトップ機ではやはり使い物にならないことがしばしば。とうとう勢い余って購入。

おかげさまで、すごく快適です。起動も使い勝手もよくなり、机の上も広くなっていいことづくめ。

Ryzenの6コアも、なかなかいいです。

もっと早くこうするべきだったかと。

ただ、その副産物として、Surface Goを使わなくなりましたが……

しかし、これで快適なら、プロセッサ性能の向上ぶりが段違いといわれるM1チップ搭載のMacBookなど手に入れようものなら、どうなることか……次は、Apple Siliconかな?よだれが止まりません。

久しぶりに、PC界隈が活気づいた年ですね。振り返ればiPhoneよりも、こっちの方がインパクト大きいです。

◇◇◇

とまあ、コロナ禍で外出も控えめなこの年でしたが、それでも振り返ると案外、いろいろとありましたね。

個人的には、あまり良い年ではありませんでしたね。ブログにはほとんど書いてませんが、裏ではいろいろトライしては、成果を残せずという事柄が多いです。

うーん、どうしてこうなった……振り返れば、今年はブログ開設以来初めてヴィレッジヴァンガードの福袋を買わなかったからでしょうか?あんなもの(?)にジンクスがあるとは思いたくないのですが……

その反動で、来年はもうちょっと、羽ばたきたいところです。叶うでしょうか、そんな願望。

と、まずは、ヴィレヴァン福袋を買うところからスタートですね。

今年の更新は、これでおしまいとなります。

来年も、よろしくお願いいたします。皆様、よいお年を。

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2020年10月 4日 (日)

久しぶりにEeePC 1000H-Xを起動してみた

さて、かつてのこのブログの看板機種、EeePC 1000H-Xを起動してみました。

ですが、決してノスタルジックな思いに浸って立ち上げたわけではありません。ここに至るまで(ほんの少し)の経緯があります。

実は、「CloudReady」なるOSの存在を今さらながら知りまして。

【西川和久の不定期コラム】余ったマシンで無償Chromium OSをお試し! Neverwareの「CloudReady」 - PC Watch

古すぎて退役したPCを、Chrome OSライクなOS機に変えてくれるというものが、CloudReady。

上の記事ではCorei5のメモリ8GBマシンという、さほど古さを感じさせないPCで使っておりますが。

どこかで「32ビット版ならネットブックでも起動可」という文言を目にしまして。

いや、だったら入れるしかないんじゃねぇ?と思い、このCloudReadyを入手しようと試みました。

すでに32ビット版は、配布されておりませんでした。

入手できそうなところはあるんですが、かなり怪しげなダウンロードサイト(GoogleDriveのフルアクセスを要求してくる)しかなくて断念。

で、次に思ったのは、Ubuntuなら入るんじゃないかということ。そういえばうちのEeePC 1000H-Xは、2014年にUbuntu 14.04LTSを入れております。

で、調べたのですが、どうやらUbuntuも18.04LTSの32ビット版を最後に、32ビット版は配布していないそうです(LTS版の話ですが)。

なお、今最新のubuntu 20.04LTSは64ビットのみです。

Windows 10も、すでに今年の5月には32ビット版の配布を終了しております。

マイクロソフト、32bit版Windows 10のOEM提供を終了。既存システムのサポートは継続 - Engadget 日本版

ということは、64ビット非対応なうちのEeePC 1000H-X(Atom N270、1.6GHz、64ビットはもちろん非対応)はもうインストールできるOSがないってことのようで……

などと調べているうちに、せっかくだからEeePCを起動してみることにした次第です。

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長い前置きのわりには、まったく中身がありませんね。それならさっさと立ち上げていればいいものを。

などと思いながら、電源ボタンをオン。

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起動すると、Ubuntuが立ち上がり始めました。

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ちなみに、14.04LTSです。

このバージョン、実は昨年(2019年)の4月までサポートされていたんですね。

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なんか起動したら、アップデートがはじまってしまいました。

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せっかくなんで、入れておきます。

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ところで、同じ10インチ同士ということで、Surface Goと並べてみました。

Surface Goもベゼルが太い方ですが、EeePC 1000H-Xの太さなどその比ではありません。

キーボードは今でもまあまあの使用感です。

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厚みなどは、段違いです。こればかりはしょうがないですね。考えてみれば、もうすぐ購入して12年も前のマシンです。

さて、EeePC 1000H-Xの過去をちょっと振り返ってみると……

EeePC 1000H-X届きました!!: EeePCの軌跡

購入したのは、2008年10月25日。で、上は当時の記事のリンクと写真。この当時は安価でそこそこ使えるPCということで、画期的でしたね。2台目のネットブックとして購入し、少なくとも2年ほどは使用。

その後、iPadやiPhoneに押されて使わなくなるものの、2014年に復活させてます。

EeePCからサポート切れのXPを追っ払ってUbuntu 14.04入れてみた: EeePCの軌跡

わけあってこの当時、ちょっと自由にExcel(の互換ソフト)を使いたかったんですよね。それでサポート切れのWindows XPを追い出して、Ubuntu 14.04LTSを入れたんです。

この連休はEeePCでExcel資料作り: EeePCの軌跡

で、これが今のところ、うちのEeePC 1000H-X最後の活躍となりました。

あれから6年。もうバッテリーも死んでしまった模様。電源から切り離すと、動きそうにありません。

この先、これを使おうとしても無理そうです。

せっかくだから、いろいろとやってみました。

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まずは、ブラウザ。このブログを表示させてます。

表示は可能ですね。ただし、かなり狭いですが……

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なんかExcelのファイルが入っていたので、LibreOfficeで立ち上げてみました。

はい、この通り、起動します。

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空き容量を見てみると、まだ20%ほどしか使っておりませんね。

たしかこれ、32GBのSSDを搭載したはずですが、十分すぎる空き容量です。

ただし、これ以上のことができませんね。

Wi-Fiにはつなぐことはできたのですが、NASに接続することはできず、さらにUSBメモリも128GBのしか転がっておらず、フォーマットの関係で認識してくれませんでした。

32GB以下のメモリやSDカードがうまい具合に転がっておらず、残念ながらファイルのやり取りができません。最近買った32GB microSDカードも手元にないんですよね。

久しぶりにEeePC 1000H-Xを起動してみましたが、これと言って使うことなく終了です。

名前の通り、ネットなら今でも接続できないことはない、ネットブックとなっております。

次に起動するのは、いつの日か……


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2018年3月 9日 (金)

”EeePCの軌跡”ブログを始めて本日でちょうど10年になりました

本日、3月9日はこのブログを始めてちょうど10年目の日になります。

ちなみに、10年前の記事(2008年3月9日)はこちら。

はじめに: EeePCの軌跡

あれから10年。当時はブログの名前の通り”EeePC 4G-X”を使っておりました。

いやあ、懐かしいですね。今でもこのデザイン、私は好きです。

安いだけではなく手軽に使えるPCということで、かなり重宝しました。枕元でもひざの上でも、全然使えるPC。

当時はいろいろと遊びましたね。内蔵SSDの空き容量を増やしてみたり、安い光学ドライブをつないでみたり、挙句の果てに地デジ録画をしてみたり。

この当時、いわゆるPC情報誌系のEeePCに対する風当たりは強かったですね。概ねネットしか見られない低スペックPC、本物のモバイルにはかなわない、という論調。そのため”ネットブック”なんていう名前がつけられました。

なんというか、このころはまだ(いや今でも)ベンチマーク至上主義で、整数・浮動小数点演算や3D処理の速度をどれだけたたき出したかが重要で、数値が低いネットブックは相手にもされず。

でも高性能の端末はそれなりのお値段で、大体20~30万円。そんな金額、庶民がホイホイと出せるものなのだろうか?

それに、ネットしか見られないスペックがそんなにダメなことなのか?そんな疑問があって、EeePCでできることを書いてみようと思ったのがこのブログを始めたきっかけです。

このときは事あるごとに書いてましたが、自動車でもスポーツカーやミニバン、軽自動車など用途別にいろいろあるのに、PC誌はランボルギーニクラスのものばかりを勧める。そんなもの一般人がほいほいと買えるわけでもないし、オーバースペックであることが多い。当時でもPowerPointやExcelを使う程度ならネットブックレベルのスペックで十分。30万円ものPCを買うより、気楽に持ち歩ける5、6万円クラスのPCの方がいい。

しかし、振り返ってみれば、今やネットブックも通り越して一人一台ポケットにスマホを持ち歩く時代。たった10年で、いつでもどこでもネットを見られる環境が当たり前になりました。

「ネットしか見られない」ではなく「ネットが使える」端末こそが最上というのが今の時代。今ネットブックという言葉は肯定的な意味になりつつありますね(そういう呼び名はもう死語となりつつありますけど)。

まさか10年でここまで変わってしまうとは、この当時の私には思いもよらず。ですがこの時すでにiPhoneは存在し、徐々に勢力を広げつつありました。

ちなみに私がiPhoneを最初に買ったのは、このブログを書き始めて約3年目のこと。

iPhone 4をついに・・・: EeePCの軌跡

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2011年2月13日。おりしも、私がパソコン(シャープX1F)を買って25年目のその日でした。

その前にiPadなんてものも買っておりますが。

iPadきたー!: EeePCの軌跡

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今では、すっかりiPhone一直線ですね。

ただし、そろそろ飽きてきたのも事実。先進性が薄れてきたのは否めません。スマホの追っかけはそろそろ終了ですかね。

ところで、モバイル機器ばかりがこのブログネタではありません。私の仕事柄、計算技術関連も多いです。

例えば、並列計算にチャレンジしたり

EeePC並列計算機化計画: EeePCの軌跡

最近では、ディープラーニングにはまっております。

TensorFlow+KerasでSSDを独自データで使えるようにしてみた: EeePCの軌跡

膨大な演算を好むくせに、モバイル機器が大好きという、幅が広いのか、節操がないのか、ともかくそういう記事を書き続けてまいりました。

2008年当時は、モバイル機器ではネットブックが新しい風を吹き込み、iPhoneがスマートフォンの形を作りつつある時代でした。

計算機業界では、ちょうどMPPによる並列計算が絶頂期を迎えていた頃。

それが10年経ってみると、モバイル機器といえばスマホ。iPhoneもずいぶんと進化しました。

計算機分野では、ディープラーニング、人工知能のおかげでまさにNVIDIAのGPUが絶頂期を迎えています。

ブログを書く目的は、当初は自己主張だったのですが、今は記事を書くことで最新の情報をキャッチするという方向に変わってきております。

ブログ記事を書きながら、それ自体が情報収集の動機になり、世の中の流れを知るきっかけになっております。

気が付けば、あっちこっちから情報を仕入れるのが癖になってますね。これが今の仕事で、とても役に立っております。

ところで、この先10年はどうなるんでしょう?

全く読めませんが、コモディティ化したスマホとより進んだAI技術が世の中を席巻しているものと思われます。PCは・・・どうでしょうね?もちろん残るとは思いますが、数は減るような気がします。

あと10年先まで、私はブログを続けられるでしょうかね?

少なくとも、サラリーマンである限りは、続けていくつもりです。

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2016年5月 9日 (月)

IntelがAtomシリーズを終了!

Atomプロセッサといえば、私が持っていたEeePC 1000H-Xにも搭載され、今も格安Windows 10タブレットに搭載されているx86互換のSoCチップ。

そんなAtomプロセッサシリーズが終了するそうです。

Atomシリーズを終了:Intel、モバイル向けSoC事業を廃止 (1/3) - EE Times Japan

多くのWindowsタブレットやスティックPCにも採用されて順風満帆なイメージだったAtomプロセッサですが、商業的には成功しているとは言えない状況だったようですね。

Intel自身はモバイル事業をあきらめたわけではなく、モバイル機器向けモデムなどは続けていく方針のようです。

でも、Atomプロセッサがなくなったら、今のタブレットやスティックPCなどはどうなっちゃうんでしょうか?Celeronあたりに置き換わるとは思うんですけど、それであの値段を維持できるんでしょうかね・・・

なんとなく時代の終わりを感じさせるニュース。私自身EeePC以来の長い付き合いのあるプロセッサだけに、ちょっと寂しさを感じますね。

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2014年5月 4日 (日)

この連休はEeePCでExcel資料作り

さてWindows XPを追い出した新生EeePCですが、またもや使わず仕舞いの日々を送って引き出しの中で余生を送っているのかと思いきや、これが意外な活躍を見せておりまして。

当初想定したブログ更新ではなく、まったく別の目的での用途が発生。

それは”Excel資料作り”。

ちょっと会社がらみのことで、この連休中にExcelを使って資料を作らなきゃいけないという事案が発生しておりまして。

最初はメインPCでつくっていたんですけど、やっぱり寝っころがりながら作業したいなぁとも思うようになりました。

それ以外にも、妻が買い物に出かけるなどで次男の面倒を見なきゃいけないときは、1階におりなきゃいけないこともあって、メインPCだけでは作業が捗りません。

とりあえず、資料のファイルをDropboxにおいて、iPhone/iPadのDocuments To Goで作業。

・・・してみたんですが、問題が発生。

その作成している資料、縦横数個のセルを結合してその中で改行して文書を書かせてるんですが。

ExcelではAlt+Enterでセル内改行できるんですけど、この”セルの中の改行”がDocuments To Goではできない。

そんなこと想定してつくってはいないようで。

また、こういう書式のセルをDocuments To Goで編集すると、改行ができないだけでなく編集後にセル内の改行をすべて消して1行にひっつけちゃうという不具合も発生。

なお、NumbersでもKingsoft Officeでもだめ。うちで使ってるのがExcel 2002のため、MS Office for iPhoneでは読み込んでも編集できません(xlsx形式への変換が必要)。

このため、次にやったのは”メインPCの遠隔操作”。

iPhoneの”TeamViewer”を使ってメインPCを遠隔操作すりゃあいいじゃないか!これならPCそのもののExcelを使うため、こういう機能サポートがどうとか気にしなくてもいい。

で、この遠隔操作でExcelファイルを開き、セル内改行もできました!おお!あったまいい!

なんて喜んだのもつかの間、この方法にも落とし穴がありまして。

TeamViewerでのキー入力では、記号が打てない。

”・”、”。”、”、”といったごくありふれた記号すら打ち込めない。iPhoneのキーボードにも出てくるのに、これらの記号入力に反応してくれません。

Windows 8ならソフトキーボードを呼び出して打ち込むなんて荒技ができたんでしょうが、もうそこまで行くと最初からメインPCに向かった方が早いんじゃないかとなります。

万策尽きたそのとき、ふと目に入ったのはUbuntu 14.04への換装を終えたばかりのEeePC

iPhone/iPadのようには行かないまでも、こいつだってモバイル端末だよなぁ・・・ってことで、最後の望みをかけてみた。

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Ubuntu 14.04には”Libreoffice”というOffice互換ソフトがプリインストールされております。

互換性云々はあるにせよ、今回はグラフもマクロも特殊な数式もない”文書”だらけのExcelファイル。

思ったとおり、問題なく使うことができました。

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ただし、セル内改行は”Alt + Enter”ではなく、”Ctrl + Enter”でしたが。

これ以外はいたって普通のExcelと同じ操作系。

ファイルを保存するときにxls形式で保存する事を忘れなければ、Windows上のExcelとも連携できます。

実際、Libreofficeで編集したファイルをメインPCのExcelでも読み込ませてみましたが、一部テキストボックスの縦書き書式がおかしくなる(横書きにされる)こと以外は問題なし。

なお、Libreofficeでは”xlsx形式”への書き出しも可能で、これ使えばiPhone用MS Officeに持っていけるじゃん!と気づいたものの、いまさら面倒なので特に試しておりません。

まだうちのEeePCのバッテリーは4時間半動作までいけます。ACアダプターは届くんですが、これだけ持つならあえてつなぐ必要もなし。

世の中Windows 8.1タブレットが出てますが、こういう経験を通して感じるのは、ビジネス用途ではやっぱりキーボード+マウス(トラックパッド)は必要だということ。

そして、Windows or UbuntuといったデスクトップOSじゃないとだめだということ。

個人ユースにはiPhone/Androidは有利ですが、ビジネス用途ではまだまだキーボード端末が不可欠。

次のモバイル端末はiPadやめて、Chrome OS端末にするか、キーボード付Windows 8.1端末にしようかと思ったくらい。ただし、こんな仕事の持ち帰り的な用途、今後起こりうるかどうかは不明ですが。当面はEeePCの役目ですね。

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2014年4月26日 (土)

EeePCからサポート切れのXPを追っ払ってUbuntu 14.04入れてみた

さて久々にUbuntuとEeePCのコンビねたです。

せっかくLTS版のUbuntu 14.04がリリースされたので、せっかくWindows XP最後のアップデートをした>EeePC 1000H-XからXPを追っ払って、Ubuntu 14.04を入れてしまいました。

まずからUbuntu 14.04のDVD isoファイルを入手します。

大抵見ればダウンロードの仕方は分かりますが、途中”2$”のバーがずらっと並んだところに出くわしました。ただここですべてのバーを0にして続行すれば、普通にダウンロードできます。

これをDVD-Rに焼くのもメディアがもったいないので、SDメモリーカードでブートしてインストールします。

Win32 Disk Imager プロジェクト日本語トップページ - SourceForge.JPから”win32diskimager”を入手。このWin32Diskimagerを使ってISOファイルをSDメモリーに書き込み。

Ubuntu1404_01

書き込んだら、EeePCのSDメモリースロットに突っ込んで

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ESCキーを連打してSDメモリーからブートするようにブートメディア選択画面を出します。

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「Ubuntuか・・・何もかもみな懐かしい・・・」

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などと感傷に浸ってる間に、Ubuntuが起動します。

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一番左のメニューで、一番下に「日本語」というのがあるので、これを選択。

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あとは「Ubuntuをインストール」を選びます。

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インストール手順が出てきますが、インストール中にアップデートを実行するなどの選択項目が出てきます。ここはチェックを入れて続行。

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XPを残してインストールするという選択肢もありますが、

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ここは男らしく(?)Ubuntu一択で続行。

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大体1~2時間ほどかかりました。

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一応Liber Officeなるものが入ってます。Officeソフトはちょっとしか使わないという人ならばこれで充分かもしれません。

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インストール完了!再起動へ。

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とりあえずUbuntu起動。

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1024×600なんていう解像度ゆえに、画面が使いにくくなるんじゃないかと思ってましたが、案外大丈夫です。

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とりあえず私は、Ubuntuアプリとして

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VLCとDropboxを入れておきました。

ちょっと使った感触では、もちろん速くはないものの、使い物になるレベル。Firefox使う分には特段不便さを感じません。

起動時間は、うちのEeePCはSSDを使ってるせいもあってまあまあの速度。大体電源を押してから35秒で起動完了。

ただしアプリによっては重たいものもありそう。EeePC 1000H-Xほどの性能ならば、ブラウザメインの用途に限った方が良さそうです。

ところでこの14.04、ターミナルの立ち上げ方が分かりません。サイドバーに最初から入っていないんですよね。

Linux系OSなら必ず使う”端末”はやっぱりないと不便。いろいろ探した結果、以下のようにして"端末"をランチャーに登録しました。

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左ランチャーメニューの一番上にあるアイコンをクリックし、”コンピューターとオンラインリソースを検索”に”Term”と入れます。

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”端末”というのが出てくるので、これをクリック。

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左メニューにも端末のアイコンが出てくるため、ここで右クリックをして

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ランチャーに登録しておきます。

以前は必ず"端末"はランチャーに表示されてたものですが、今のUbuntuはターミナルを使わせない方向へ行こうとしてるんでしょうかね?

ともかく、これで一応正式サポートのあるOSをEeePCに入れることができました。

LTS版なので、EeePCはあと5年は戦えます。

せっかく復活したEeePC、寝床のブログ記事作成用にでも使おうかと考えてます。

世の中はWindows XPのサポート切れによる話題で持ちきり。依然としてXPのシェアは高いのがその理由のようですが。

Windows XPのシェア、依然として30%―サポート終了後のXPが狙われやすいわけは? | TechCrunch Japan

しかしちょうどのこのEeePCが売られていた頃も、XPがもてはやされてました。

当時の標準的なPCにVistaが重過ぎたというのが理由ですが、おかげでいまだに現役で使えるようなPCでもOSだけサポート切れ、なんて事態になってしまったわけです。

そんなPCのために、Ubuntuがもう少し注目されてもいいかもしれません。ちょうどいい具合にLTS版が登場したわけですから。

もっとも、Windowsソフトが動くわけではないため、必ずしも代替OSとして相応しいわけではないですが、たとえばブラウザにメール、デジカメの写真保存・編集に動画編集くらいの用途しか使っていないのであれば、Ubuntuでもいけますね。

年賀状もいけちゃうようです。

Ubuntu で年賀状の宛名印刷! - やまものブログ - Yahoo!ブログ

ゲームやOfficeでばりばり使っているわけでなければ、Ubuntu 14.04への乗り換えは選択肢の一つとして考えてもいい

Ubuntu Magazine Japan 2013 Summer (アスキームック)

2014年4月10日 (木)

EeePC 1000H-XのWindows XP最後のアップデート

久々に我が家のEeePCの話題です。

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久々の登場だというのに”最後”がキーワードです。

こいつに入っているWindows XPの最後のアップデートを行いました。

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去年の11月3日に記事を書いてますが、実に157日ぶりの登場ですね。

過去に32GB SSDを導入してみたり、Ubuntuマシンにしてみたり、Android 4.0(Ice Cream Sandwich)入れてみたりと散々遊び倒したものの、結局XPに戻しております。

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「コントロールパネル」-「自動更新」のWindows Updateサイトのリンクをクリックして、最新の更新を確認します。

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更新プログラムの確認オプションは「高速」を選択。

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そして最後の「更新プログラムのインストール」をぽちっとな!

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せっせとインストールしてます。

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しばらくするとインストール完了。再起動を求められます。

こうして、最後のアップデートは完了。

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再起動すると、いきなりこんなフォームが出てきます。

「いつまでもXP使ってんじゃねえよ ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`Д゚)・;」

てことでしょうか。

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Security Essentialsの表示も赤のバッテン

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クリックすると、懇切丁寧にXPの終了をお知らせしてくれます。

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終了に関するガイダンスを開くと、中学生でも分かる英語でお知らせ。

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”終了のお知らせ”がところ狭しと並んでおります。

という具合に徹底的に終了を思い知らせていただきました

さて、どうしましょうかね?

Windows 8をインストールするって手もありますが、いまさらEeePCにWindows 8を入れてもというところ。

Ubuntuあたりを入れてもいいですが、そこまでして使うかどうか・・・

このままXPパソコンの生き証人として残しておこうかと思ってます。

例のWindows無料化のおかげで9インチ未満のWindows 8.1タブレットが安くなりそうな気配なので、気に入った端末が出たらEeePCの後継機として買ってもいいですね。もちろん、メーカーはASUSで。

このブログの看板名である”EeePC”も、ついにOSサポート終了の時代を迎えてしまいました。

今後はうちのX1やMac Plus、PowerBook 5300csと共に古パソコンの一つとなりますね。

とりあえず動態保存をしていくので、これからもたまにはブログに登場させる予定です。

ところで、Windows XPはOSとしてのサポートは終了となりますが、ウィルス対策ソフトの一部はしばらくサポートを続行するところも出ております。

XPサポート終了で、アンチウィルスメーカーが穴を繕う | TechCrunch Japan

McAfee、Symantec、Kasperskyは当面継続すると発表しています。

さすがは老舗のウィルスソフトメーカーはこういうとき違いますね。ただそれほど長い期間のサポートを期待できるわけではないため、乗換えを検討した方がよさそうです。

ASUS T100TAシリーズ NB / gray ( WIN8.1 32bit / 10.1inch HD touch / Z3740 / 2G / 32G / JISキーボード ) T100TA-DK32G

2014年1月18日 (土)

Microsoft Security EssentialsのXPサポートが2015年7月14日まで延長

Windows XPは2014年4月8日をもってサポート終了となりますが、MS社純正のセキュリティソフトであるMicrosoft Security Essentialsはその1年以上先の2015年7月14日までサポートされることになったそうです。

MicrosoftがXP向けの「Microsoft Security Essentials」のサポートを延長 - GIGAZINE

セキュリティホールなどのパッチは当てられないものの、最低限のセキュリティであるウィルス対策だけはしばらく延命するようです。

ある調査によれば、2013年12月時点でもWindows XPって30%くらいは残ってるようなので

Windows 8/8.1のシェアが10%を突破、ブラウザはIE11が急進中 - GIGAZINE

依然無視できないユーザー数を抱えてるんですよね。

そんな私も、EeePC 1000H-Xだけは未だにXPです。

ほとんど使ってないのであまり問題ありませんが、ちょっと寂しいですね。

私自身Windows 8/8.1にアレルギーがあるわけではないため乗り換えてもいいんですけど、わざわざ乗り換えるメリットがないため、EeePCはXP、メインPCも7のまま。

近頃はポケットに入らないものにお金をかける人が少なくなったという気もします。自宅のPCはスマホの母艦。すでに母艦も要らないという人も出始めてるような状況。

Windows 8.1のタブレットでの成功を見ていると、あれを5~6インチにしてWindows 8.1ファブレットを作ればこれもいけるんじゃないかと思うこともあります。

自宅ではディスプレイ、キーボード、マウスをつないで使い、外ではモダンUIだけを使うのなら4インチでもいけるかもしれません。

Win8.1タブレットのバッテリー消費もAndroidタブレット並みだし、そろそろ5インチサイズのWin8.1スマホを作るメーカーがでてきてもおかしくなさそう。Vistaのころでさえ、そんな端末がシャープから出てましたし。

案外SONYが近々出すWindows Phoneってのがそれだったり・・・てことはないでしょうが。

後半、全然関係ない話ですね。このブログではよくあることです。

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2013年11月 3日 (日)

EeePC 1000H-Xを久々に使ってみた

先日EeePC 1000H-Xを買って5年、モバイル環境の今を見るとなんて記事を書いたら、久々に使ってみたくなりました、EeePC 1000H-X。

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そういえばEeePC 1000H-XにAndroid 4.0(Ice Cream Sandwich)入れてみたという記事以来、EeePC 1000H-X本体の出番がありませんでした。

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購入時についていたリチウムイオンバッテリは過放電したためか充電できなくなったので、今はプレゼントでもらったサブのバッテリで動いています。

久しぶりに電源を入れます。

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OSはWindows XPです。もう来年ですね、サポート切れは。

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特に不具合なく起動してくれました。

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画面サイズは10インチですが、9.7インチのiPadよりもちょっと小さいように見えますね。横長だからでしょうか?

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ところでこのEeePC 1000H-X、標準品の160GB HDDは壊れてしまい(というか壊してしまい)、30GB SSDをつけてます(シリコンパワー製32GB SSD購入: EeePCの軌跡参照)。おかげでC、Dドライブ共に容量は10GBそこそこ。

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久々に起動したら、Microsoft Security Essentialのパターンファイル更新やらWindowsの更新やらが始まってしまい、恐ろしく重い状態に。

これでは使いのものにならないくらい重いため、しばらくはシステム更新に専念させます。

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1~2時間ほどほっといたら更新が終了したので、早速遊んでみました。

まずはこのブログの表示。ブラウザはFirefox。

今見ると、画面の位置によって液晶の濃淡差が目立ちますね。

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やはり液晶パネルには時代の差を感じます。同じASUS製のNexus 7と比べてみました。

正面はこのとおり、さほど問題ないのですが

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斜めから見ると真っ暗です。いまどきのタブレット機の液晶の方が視認角が広いことがよく分かります。

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バッテリがフル充電になったので、ACアダプタから切り離してみました。

ご覧の通り、バッテリ駆動時間は4時間ほどです。

純正のバッテリで、もうちょっと省電力に振れば6時間は持ちましたが、それでもいまどきのタブレット端末にはかないません。

当時はこれでも満足していたんですけどね。やはり時代を感じます。

といってもまだ5年前の端末。この数年の変化が大きすぎるんですよね。

それでも、私にとってこのEeePC 1000H-Xの存在は大きいんです。

これがなかったら、果たしてこんなにモバイルにこだわる生活をしていたかどうか。

スペックとしては申し分ないけどバッテリ持続時間もそこそこ。それでいて値段は5万円ほど(発売当時59,800円)。

当時はこれでもかなり理想系のノートPC。特にEeePCはネットブックの中でもバッテリ駆動時間も長く、モバイル用途には最適なネットブックでした。

これまでもLibretto 20などいろいろなノートPCも使ってきましたが、いずれも10万円台の比較的高価なものばかり。とても今のタブレット機の原点とはいえません。

価格性能比が大きく変わったEeePCが現在巷にあふれるモバイル機器の原点だったと思えてなりませんね。

さて、こいつをねたに何かやりたいところですけど・・・せっかく復活させたことだし、時々ブログ更新などにこれを使ってみてもいいですね。

ASUSTek ノートPC EeePC 701/4GA/512M/JPN/Win/W EeePC 701/4GA/512M/JPN/Win/W

2013年10月25日 (金)

EeePC 1000H-Xを買って5年、モバイル環境の今を見ると

本日10月25日は、私がEeePC 1000H-Xを買ってちょうど5年となる日です。

当時はこんな記事を書いてました。

EeePC 1000H-X届きました!!: EeePCの軌跡

いやあ、今読んでも当時のうきうきっぷりがよくわかります(笑)

2008年はこのブログを始めた年、きっかけはEeePC 4G-Xという当時としては格安のモバイルノートPC、通称”ネットブック”です。

それ以前の時代を振り返ると、小型のノートPCってのは10万円以上もする高いツールだったんですよね。

それが一気に4万円台。バッテリもそこそこ持つし、何しろ軽い。

ベンチマークをやらせたら当時売られてるPCの最低スコアをたたき出すほどの低スペック機。1、2誌を除いて多くのPC雑誌からは酷評をうけます。

が、その後出てきたAtomプロセッサにより、これを搭載したネットブック人気が加速。

”ネットブック”という呼び名も、せいぜいネットでしか使い物にならないスペックのブック型PCだからそういう名前になったんですが、そんな由来の名前でさえポジティブにとらえられるほどの人気振りでした。

そんな頃ですね、私がEeePC 1000H-Xを買ったのは。

その後1年余り、ネットブック全盛時代が続きます。

が、ご存知の通り、いまやネットブックなんてノートPCはほとんど世の中に流通していません。

今回のiPad発表会でもちょっと揶揄されてましたね。

ネットブックにとって不運だったのは、MS社をはじめ多くのメーカーが積極的にサポートしなかったことです。

Windows 7が出て、ネットブック用エディション”Starter”なんかみると、壁紙も変えられないしHDDやメモリ、画面サイズに変な制約があるし、いろいろ酷い仕様になってました。

ちょうどiPadが登場し、世の中タブレット端末やスマホがあふれ始めたこともネットブックが廃れた原因だろうとは思いますが、一方ではやはりネットブックに対する支援がなかったことも大きいと思います。

でもユーザーから見ると、ネットブックは決してなくなったわけではないんですよね。

ユーザーがネットブックに求めたものは

1、携帯しやすい大きさ、重量、バッテリ駆動時間

2、気兼ねなく使えるお手ごろ価格

3、ネット閲覧やOfficeソフトが使える程度のスペックがあればよし

だったわけです。

これって、今のタブレット端末やスマホそのものですね。

単にネットブックの役割を、タブレット端末などが受け継いだというだけです。

しかし、この5年でずいぶんと変わりましたね。

EeePC 1000H-Xは5時間持てばいいほうというバッテリ駆動時間ですが、iPadは10時間はいけます。5年前じゃ考えられない進化です。

今のタブレット・スマホをコンセントにつないで使おうという人は、バッテリ切れのときでもない限りいません。

これが世の中にもたらした影響は相当大きいと思ってます。なにせ、どこでも使えるわけですから。

それまで一般の人にとっては、ネットで調べ物するにも自宅に帰って机の上のPC端末を使う必要がありました。外出先でさっと調べ物、なんてのは高価なノートPCに高価な通信回線が必要でした。

今じゃポケットからスマホ、かばんからタブレットを取り出して使うのが普通です。

それを象徴するようなシーンがiPadのCMにありますね。

まさにどこでも使える端末というわけです。

でも、もしネットブックというものがこの世に存在せずに、これだけタブレット端末が普及することがあったでしょうか?

もしかしたら、もう少し進化のスピードが遅かったんじゃないかなぁと。

PC → タブレット とジャンプアップするにはちょっと無理があるように思えます。今でもタブレット端末に懐疑的な人は多いですが、それは使い慣れたキーボード端末がタッチパネルだけになって使いやすいとは思えないからじゃないでしょうか?

でも、PC → ネットブック → タブレット という順序で進化したからこそ、タブレット端末が受け入れられたような気がします。

iPad普及のきっかけは、まずモバイル端末が当たり前という段階を先に実現したネットブックのおかげじゃないかと。

ということで、既にEeePCもほとんど使っていない今でもブログのタイトルから”EeePC”をはずさないままに更新し続けております。

私自身、あの頃から求めるものが変化していない(安くて携帯の高いいろいろ使えるコンピュータ)と思ってます。ネットブックがiPadに変わっただけです。

そのうち、スマホやタブレット端末に変わる何かが出てくるかもしれません。でもそのときもやっぱり”安くて携帯性の高いいろいろ使えるコンピュータ”となるでしょう。やっぱりそれもネットブックの子孫となるんじゃないかなぁと。

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