科学・技術

2020年7月26日 (日)

人体を拡張するテクノロジー!?SONYや東大などが人間拡張学事業を本格化

なんだか機械人間的な響きですが、ちょっと面白そうな話です。

ソニーと東大、「人間拡張学」事業化を本格化 凸版印刷や京セラなど連携 - ITmedia NEWS

人間とAI、テクノロジーを一体化させて、相互に能力を強化しあうという「IoA (Internet of Abilities:能力のインターネット)」なるものを本格的に進めているようです。

なんでしょうねぇ、ウェアラブルデバイスを取り付ければ、見たものの名前や情報を瞬時に得られるとか、そんなものが実現できる技術でも生まれるんでしょうか?いや、人間の脳にSSDを埋め込んで、途方もない量の記憶をしまい込めるなんていう人間が……それはちょっと、怖いですね。

でも、人間をネットに繋げちゃうのは間違いなさそうで、やっぱり脳内に情報を注ぎ込める仕組みが前提に……な訳はないでしょうが、ちょっぴり怖い反面、ワクワクする技術でもあります。

そんなAIと人間とが融合する時代に、人はどうあるべきか?

いや、もうちょっと具体的に、この日本はどうあるべきか?

最近、「シン・ニホン」なる本を買いまして、こういうテーマにハマっております。特に前半はかなり面白いのでおすすめです。

どんな本かは、以下の動画が参考になります。

凄い書評ですね。「日本という国はクソほどオワコン。でも、だからこそ、ここから勝てる」だそうで。

うーん、読めばわかりますが、確かに面白い論理展開です。歴史的な考察も、なかなかです。思わず納得。会社でも回し読みしようと思ってます。

後半、全然関係ない話になりましたが、まあこれが、このブログらしいところということで。


シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成 (NewsPicksパブリッシング)

2020年6月19日 (金)

衝突評価用バーチャル人体モデル「THUMS」が2021年より無償化

驚きですね、トヨタが開発したバーチャル人体モデル「THUMS」が、なんと無償化です。

 トヨタが衝突実験用のバーチャル人体モデル「THUMS」を2021年より無償公開 - Engadget 日本版

これ、買うと結構高いんですが、いきなり無償化してしまうとは……

リンク先には衝突ダミーの代わりに使える、故障しないため何度も使用可、という程度の紹介ですが、実はかなりインパクトは大きいです。

衝突安全の試験というものは、あちこちで行われております。が、その試験に人体を使うことはできません。危険ですからね。

そこで、バーチャルな人間を作り、それを使って衝突安全の評価をコンピューター上で行おうという意図で作られたこのモデル。

ダミーというのは、人体をかなり模擬してはいるものの、やはり人体とは程遠い。こういう衝突現象では、人体はどうなってしまうのか?それを事細かに調査できるのが、この人体モデルTHUMSです。

LS-DYNAという解析ソフトで使っているのは見たことがありますけど、それ以外の解析ソフトでもコンバートしてやれば使えるものと思います。

かなり太っ腹な決断をしましたね、トヨタは。個人的には、そう思います。これで、衝突安全性の評価がさらに進むと良いのですが。

自動車の衝突安全

2020年6月 7日 (日)

「これからはじまる科学技術プロジェクト」買ってみた

近所の本屋で見つけました。

Img_4021

枻出版社の「これからはじまる科学技術プロジェクト」です。

先日のスペースX社の有人宇宙船打ち上げ成功もあって、特に宇宙分野は目が離せません。

Img_4022

もちろん、この本にも載ってます、クルードラゴン。

ただ、ここには「2020年内」で、時期未定になってました。

Img_4023

なお、2020年の宇宙イベントには、こんなのや

Img_4024

こんなの

Img_4025

そしてこんなものも。

日本がらみが2つあります。できればいつか、H3で有人宇宙船を。

Img_4026

なお、この先には、こんな計画も。

アポロ宇宙船以来の探査計画。ぜひ、実現していただきたいものです。

ちなみに、火星へは2033年だそうです。

Img_4027

同年、こんなイベントもあるそうです。民間に移管されるんですね、これ。

Img_4028

宇宙ばかりではありません。こういうものも。

全体的に、前半はなぜか空中タクシー(有人ドローン?)が多くて、後半は宇宙関連が目白押しな印象。

コロナ禍で動きづらいご時世ですが、ぜひ手に取って、未来への夢を感じてみてはいかがでしょうか。


これからはじまる 科学技術プロジェクト (エイムック)

2020年5月31日 (日)

民間初有人宇宙船が打ち上げ成功

2人を乗せたスペースX社のクルードラゴンが、打ち上げに成功しました。

 CNN.co.jp : スペースXの宇宙船、打ち上げ成功 民間初の有人飛行

2020年5月30日、午後3時23分(日本時間31日午前4時23分)に、アメリカでは終了したスペースシャトル以来9年ぶり、そして民間としては初めての有人宇宙船が、宇宙に打ち上げられました。

国際宇宙ステーション(ISS)への到着は、日本時間で今夜の午後11時過ぎとのことで、ようやくアメリカは自身の持つ宇宙船で宇宙に出られるようになったことになります。

この後に、ボーイングが続く予定となってます。なお、7月にはこのクルードラゴンに乗って、日本人宇宙飛行士が打ち上げられる予定。

コロナ禍で世界中が沈んだ雰囲気のこの時期ですが、そんな中での快挙。ぜひともこの後の宇宙進出に貢献していただきたいですね。

ところで、すごい偶然ですが、本日より私も「民間宇宙船」の話の連載を開始しました。

連盟の交易商人と怪力魔女が宇宙の戦争を終わらせようと奔走する話(仮)

こちらも、よろしければぜひ。

これからはじまる 科学技術プロジェクト (エイムック)

2020年4月18日 (土)

肺のレントゲン写真から新型コロナ肺炎かどうかを判別するAI

とうとうこんなものまで出てくる時代になりました。

[2004.04582] DeepCOVIDExplainer: Explainable COVID-19 Predictions Based on Chest X-ray Images

肺のX線写真から、それが新型コロナウイルスによる肺炎なのか否かを判定できるAIがarXivに登場してました。

これを読むと、精度が89.61%のようです。といっても世の中、新型コロナ由来でない肺炎もあるため、新型コロナ陽性の取りこぼしに関する指標に当たるRecall(再現率)が重要となりますが、こちらも83%とまずまずです。

といっても、83%では……と思われるかもしれませんが、現実には他の検査と合わせて使われるため、これでも意思決定支援的には使える精度ではないかと。

医療崩壊が叫ばれているご時世ですからね、医者の疲労に伴う誤診断の誘発も懸念されます。コンピューターが補助として使えるなら、これほど心強いバックアップはないのではないかと。

【2020最新VER.ウィルス対策】オゾン発生器 殺菌 ウィルス除去 充電型 空気清浄機 小型 消臭 WEINAS 冷蔵庫対応 果物鮮度延長 省エネ オゾン脱臭機 卓上 小空間適用 静音 コードレス タバコ臭 ペット臭 生活臭 2段風量設定 操作簡単 フィルター交換不要 リビング?寝室?車内・キッチン最適 日本語説明書付 1年保証

2020年3月 2日 (月)

マイクをジャミングするブレスレット型ジャマ―

シカゴ大学で作られたこの音声ジャマ―ですが……

盗聴禁止! 近くにあるマイクをジャムらせる、サイバーパンクなブレスレット | ギズモード・ジャパン

見た目はともかく、ほぼ全方位にあるマイクをジャミング可能とのことで、盗聴されていないか夜も眠れないという人にとっては最高のガジェットです。

で、こちらがその動画。

うーん、確かにこれはすごいですね。本当に聞き取れません。

ところで、このブレスレットに使われている銀色の円筒状のこれ。

どこか既視感のあるブツに見えて仕方ありません。

うーん、何だったかなぁ……確か、何かのセンサーだった気が……


HiLetgo 5個セット HC-SR04 超音波距離センサーモジュール Arduino UNO Mega2560/Raspberry Pi B Robot ロボットに交換 [並行輸入品]

2020年2月29日 (土)

AIが需要予測して自動発注するシステム!?

NECが小売業向けに作ったシステムだそうです。

NEC、AIが需要予測して自動発注するシステムを小売業向けに提供 - 週刊アスキー

様々なデータから客数や商品の売れ行きを予測、それに応じて自動発注するというシステムだそうです。

まあ、今どきよくある需要予測システムなわけですが……

私個人の意見ですけど、発注まで自動はちょっとやり過ぎじゃないかなぁと。

あくまでも、予測値を提示するにとどめて、その判断は人に委ねるべきじゃないかと。

というのも、昨今の新型コロナの騒ぎのような事態が発生すると、この予測が成り立たなくなるわけで。

非定常な状態への対応は、人にしかできません。AI技術はこういう状況では、ほぼ無力です。

いや、おそらくですが、当然そういう使い方も可能だと思います。このシステム。

意思決定支援として用いて、あくまでも判断は人が行うようにするのが、もっともベターなAI活用法ではないかと、最近思います。

Excelで学ぶ時系列分析 理論と事例による予測 Excel2016/2013対応版

2020年2月27日 (木)

視野検査を劇的に改善する「GAP/GAP-screener」

こういう仕組みが、すでに世の中にあったことをこの記事で知りました。

視野検査に革新を起こした「GAP/GAP-screener」にHPワークステーションが貢献 | Tech & Device TV

緑内障などの検査として使われる「視野検査」ですが、実際にやったことのある人は、この検査の煩わしさがよくわかると思います。

機械にあごを乗せて、片目を塞いだ状態でをじーっと前を見て、光を感知したらボタンを押す。それを左右、合計30分ほど繰り返す。

実は私、まさにその視野検査を半年に一度受けなきゃならない身の上でして。

ちょっと左目が怪しいんです。それで視野検査をすることになってるんですが……

ここ最近の検査結果は、正直、集中力が落ちたから引っかかっているのか、それとも本当に問題があって引っかかったのかが分からないところがあってですね。

それを5分の一の時間で可能にするこの「GAP/GAP-screener」ってやつは、まさに画期的です。

私のかかっている医療機関でも、ぜひ導入して欲しい仕組みですね。

まあ、ちゃっかりとHPワークステーション(ZBook)の宣伝をしているわけですが、この仕組みに使われているAIを駆動するための最適なマシンパワーを提供しているということなので、それも納得です。

ノートPC+VR機器で導入できるのであれば、これは確かにお手軽。

個人的に気になる分野の事例であり、かつAI活用事例ことでもあるので、ついつい紹介してみました。

眼科ケア 2019年11月号(第21巻11号)特集:こうすれば結果が見える!ドクターの診断がうまくいく! “見えにくい”患者さんの視野検査

2020年2月 7日 (金)

ディープラーニングを用いた内視鏡診断ソフトが医療機器として承認取得

こういうニュースが流れるのも、時代ですかね。

 ディープラーニングによる内視鏡診断支援ソフトウェア(EndoBRAIN(R)-EYE)が医療機器の承認を取得:紀伊民報AGARA

昭和大学横浜市北部病院消化器センターと名古屋大学大学院 情報学研究科、そしてサイバネットシステムが開発した、内視鏡診断に使われる画像認識ソフトが、クラスII・管理医療機器として承認されたとのことです。

大腸がんの検査に使われる内視鏡検査では、22%の見落としがあるそうで、それを低減するのが狙いだとか。

いわゆる「意思決定支援」、つまり人間の判断の補助として使われるAI活用法ですね。これで助かる命も増えることかと。

第3次AIブームの特徴は、コンシューマ用途だけでなく、こうした医療や工場といった専門職的なところにも幅広く活用されているというところですね。第2次の時はいわゆる「ファジー制御」というのが流行りましたが、炊飯器や冷暖房機器など、家電で使われている程度という記憶しかありませんね。

よく人間の仕事を奪うと言われるAIですが、さすがに全自動で手術できるAIまでは誕生しそうにありませんから、医師の仕事がなくなることはないでしょう。それよりも、早期に効率的に病巣を発見し、医師の経験差や負担を低減するという使われ方の方が増えそうです。


Excelでわかるディープラーニング超入門

2020年2月 3日 (月)

サッカーの勝敗を予測してくれるAI

とうとう、スポーツの予測にまでAIが登場です。

サッカー試合中に勝敗をAIが予測、ボールや選手の動きなどを分析

サッカーの試合中に、どちらが勝つかを予測するというシステムを構築した会社が現れました。

なんでも、480試合を学習したモデルで勝敗の予測を行うんだとか。

この勝敗の予測をどう使うのかが今一つ不明瞭(”サッカーの観戦体験価値のさらなる向上を目指す”らしいですが……)ですけど、サッカー賭博なるものには使われないようにしてもらいたいですね。

ところで、スポーツ向けAIと言えば、こんなものもあります。

 

”TrackNet”という、ボールを追跡する物体検出の仕組みの一種です。

こちらはボールの動きを数値化することで、その後の試合の分析に使えるようにしたもの。

テレビ中継の画像をそのまま用いてもいいですけど、真上から撮影したものが望ましいみたいです。

にしても、スポーツにまでAI技術が入り込み始めましたね。

こういう技術がないと、今後試合で勝てなくなっちゃうんでしょうか?それはそれで、なんだかスポーツらしくないような気も……時代ですかねぇ。


ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装

より以前の記事一覧

当ブログ内検索

スポンサード リンク

ブログ村

無料ブログはココログ