Bitlokerによるデバイスの暗号化解除方法(Windows 11 Home)
リスクのある行為なので、あまり推奨はしませんが、一方で不具合の原因となる場合もあるため、こういう手段もあるよということを書いておきます。
以前に「Bitloker」にやられた記事を書きました。
2TBのSSDに移行しようかと思った時、この暗号化技術のBitlokerに引っかかって、結局元に戻す羽目になった、という内容です。
今はCドライブに元々の512GB SSDが、Dドライブに2TBのSSDが挿さってます。
で、Windows 11 Homeは、強制的にBitlokerによる暗号化がかかり、解除できない……というのが、昨年書いた記事時点での話。解除したければProに変えろ、というものでした。
が、今はHomeエディションでも、暗号化の解除そのものはできるようになってました。
やり方ですが、スタートメニューから「設定」ー「プライバシーとセキュリティ」ー「デバイスの暗号化」を開きます。
そこにある「デバイスの暗号化」のところを「オフ」にすれば、暗号化が解除されます。
当時はこのオプション、なかったという記憶なので(いやもしかしたらあったかも)、あれば2TBのSSDへ移行できたかもしれません。
まあ今さらなのでどうでもいいですが、だいたいSSDの寿命って3年くらいと思った方がいいらしいので、その前にSSDを移行するかもしれないので、オフにできるかを確認してみた次第です。
なお「デバイスの暗号化」解除には当然、メリットとデメリットがあります。
・ デメリット
当然ですが、PC本体を盗まれた際は、データを抜き取られる可能性が高くなります。中古でデータを消し忘れて売ってしまった時も同様ですね。
・ メリット
SSDを丸ごとコピーしたいときなどには、暗号化は邪魔です(上記記事参照)。
また、どこかで聞いた話ですが、何かを交換したわけでもないのに、あるいはSSDなどを追加しただけなのに、いきなり「Bitlokerの回復キー」を求められることがあるようです。
結構これが、トラブルのもとになってるらしいとのことです。上記記事でも書いたように、いきなり回復キーがどうとか言われると焦ります。
というメリット・デメリットを踏まえた上で、私はやはり暗号化はしておこうかなと思ってます。回復キーの出し方は分かってますし。
SSDの引っ越し時にのみ解除しようかと考えてます。
(解除だけで引っ越しが可能になるかどうかは、正直未検証ではありますが)
そういえば、今日はWindows 10サポート最終日ですね。サポートを延長する方法はあるようですが、事実上、Windows 11への移行が増えそうです。余計にこのBitloker問題が顕在化するかもしれません。
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