GMKtecをバッテリー駆動させてみた
表題の通り、先日買ったミニPC「GMKtec」をバッテリー駆動させてみました。
前回記事:USB-C電源が使えるミニPC「GMKtec」を買ってみた: EeePCの軌跡
と、その前に、こいつの消費電力を調べておかないといけません。
ということで、通常電源につないだ時の電圧、電流、電力はこちら。
起動中の時はこんな具合。だいたい15~19Wあたりをいってました。
というか、電圧が12Vではなく、15V。あれ、元々入ってた電源はたしか、12Vだったような・・・
で、このままアイドル状態になるまで待ちます。だいたい8、9Wあたりで落ち着きますね。
電圧が15Vという以外は、バッテリー駆動できそうな感触です。
ちなみに、YOLOXを動かしてCPU 100%まで上げた時はこんな感じ。
18~20W辺りまで上がります。ファンの音も聞こえてくるほどの全開運転状態でこれ。
てことで、こいつを引っ張り出してきました。
CIO製 10000mAhのこのバッテリー。そういえば、使うのは久々です。
スペック的には、12Vだと2.5Aが上限で、おおよそ最大30Wまで出力可能。なお、15Vは出せない模様。
まあとにかくつないで起動してみました。すると、あっさりと起動するではありませんか。
アイドル時状態では、こんな感じ。電圧は12Vですが、電力は8Wと、先ほどと同じですね。
同様に、YOLOXを動かしてみました。電力量は18~20Wあたりまで上がりますね。
ちなみに、起動してからこの前回運転の繰り返しで、12分ほどでだいたい90%になりました。つまり、12分で9%消費。
ということは、10000mAhのこのバッテリーで使う場合、だいたい130分くらいは使える、という結論に。
短いような、長いような、ですね
これにモバイルモニターを組み合わせてやれば、だいたい外で2時間弱は使えるかなぁ・・・などと考えましたが。
そんな面倒なことするくらいなら、うちではいっそSurface Go 3を使えば済む話なので、あまりメリットはありません。
モバイルバッテリーを使うメリットは感じませんけど、例えば宿泊先でPCを使いたい場合、USB-C電源さえあれば動くというのは大きなメリットかも。専用電源が不要となるので、持ち物は減らせます。
ただしキーボード類は必須なので、その分の持ち物はかさばります。そういう向きにはやはり素直にノートPCにした方が便利かなぁと。それほどスペックが高いわけではないですし。
ということで、GMKtecの消費電力が20W程度で、バッテリー駆動でお外にも持ち出して使用可能なミニPCだということは分かりました。
12Vまで対応の30Wか45W出力のバッテリーを持ってる人ならば、それが活用できます。
もっとも、何に使うのかと聞かれると困りますが。
![]() |
« USB-C電源が使えるミニPC「GMKtec」を買ってみた | トップページ | 気づけばAnkerのスピーカーは8年以上稼働中 »
「パソコン系」カテゴリの記事
- 品川の日本マイクロソフト本社と秋葉原へ行ってきました(2025.03.27)
- サンワサプライの極小マウス「400-MAWB216」購入(2025.03.17)
- Apple Watch充電器とミニPC GMKtecの配置換え(2025.03.13)
- GMKtecをバッテリー駆動させてみた(2025.03.09)
- USB-C電源が使えるミニPC「GMKtec」を買ってみた(2025.03.07)
コメント
« USB-C電源が使えるミニPC「GMKtec」を買ってみた | トップページ | 気づけばAnkerのスピーカーは8年以上稼働中 »
人の為にWindows11は買っていても自分用はまだ
オークションのテスト用に1台あるだけなので
そろそろ11の入ったのを物色してますが、据え置きに
出来るなら、この手の小型のが良さそうですね。
ただ、PCを使う場所が固定なら良いんですが
持ち歩いて作業もあるんでノート一択になりそです。
(棚卸とかの作業はノートが近くにあった方が便利なので)
投稿: mokekyo | 2025年3月 9日 (日) 14時01分
> mokekyoさん
据え置きで、スッキリ使いたい人には良さげです。USB-Cの電源が使えるのは何気に便利ですし。
使い道も考えずに買ったので、まだこれといって使ってないですが、さっと起動できて文章入力用に使えそうだな、という感触です。それ以外は、あまり考えてないですね。何と言っても、N150ですし。
ただ、本来このブログはそういう低スペックなPCの活用法を見出すのがメインだったブログですし、なんかいい使い道を考えたいところです。
投稿: ディープタイピング | 2025年3月 9日 (日) 15時10分