別にパーツを選んで組み立てること自体が、嫌いになったわけじゃないです。
が、自作PCを作らなくなりました。理由は単純で、その方が高いから。
でも、以前は確かに違ったんですよね。
自作PCを作って、必要があればCPUやメモリー、グラボをアップグレードして・・・ということをやっていれば、わりとお手頃な維持費でそれなりの性能を保つことができたんです。
そんなことをふと思ったのは、この記事を読んだからでして。
16年前は工夫次第で低予算ゲームPCを自作できた。果たして現在は? | ギズモード・ジャパン
言われてみれば、昔はそれなりに安いマザボにCPU、グラボがあって、それを途中で買い替える、増設するということが普通でした。
が、今ってCPUだけ交換する、ということができなくなってきたんですよね。
たいていはマザボ、メモリーも使いまわしができなくなっていて、少なくとも3点はセットで購入が必要。しかも、CPUもメモリーもマザボもそれなりに高い。
実は電源も容量が不足して、こちらも買い替えが必要だったりします。
じゃあ、グラボを変えようと思ったら、そこそこの性能のグラボにするにはそれ単体にかけるお金もさることながら、実は電源側も買い替えないといけなくなってきた。
パーツ単体の値段が上がるだけならともかく、使いまわしが効かないとなっては自作PCのメリットがほとんどなくなってしまいました。
で、結局、ノートPCに乗り換えちゃったんですよね。
ノートPCはメモリーとSSD程度しかアップグレードできませんが、もはやGPUやCPUをアップグレードする場合はほぼ全部買い替えなので、それだったら本体ごと安売りしているタイミングを狙ってノートを購入した方がお得、となってしまいます。
気づいたら、PCパーツを扱う店が一気に減りましたね。大須ですらもかなり減りました。
代わりに、中古、未使用スマホを扱うお店の方が増えましたよね。
よくPCはスマホに負けた、という人もいますけど、今でもPC使ってる人、多いです。が、そんな人たちが、自作PCをチョイスしなくなってきた。
せめて、マザボ・チップセットとメモリーを使いまわせるようにしてくれませんかねぇ。
とはいえ、最近はメモリーも電源もだいぶ頭打ち感がありますが、グラボが高すぎですよね。それだけで、下手なノートPCが買えます。
このまま、自作PCに回帰することはないんでしょうか?今のままでは、ちょっと戻るつもりはないですね。
だらだらと書いてしまいましたが、元自作PC派だった者の本音として聞いていただければ幸いです。

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