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2024年12月26日 (木)

激安パカケー「ZTE Libero Flip」を使ってみてのレビュー

総じていえば、悪くはないけど、それほど良くもない、でも3万以下の端末と思えば十分すぎるほどのスマホ、というのが結論でしょうか。

まだ使って数日しか経ってませんが、他の2台のAndroid(Google Pixel 6a、SONY Xperia Ace III)と比べてのレビューを書きます。

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当初は、どうしようもない不満が一点、ありました。
それは「タッチパネル感度が高すぎる」こと。
簡単に言うと、Xやブラウザをスクロールしようとすると、タッチ操作として反応してしまい、スクロールができないことが多々ありました。
うわぁ、こりゃあやべえわ・・・と思ってたのですが、OSアップデートが出てきて、それを適用したら多少は治りました。

だいたい普通のAndroid端末と同じように扱えますが、寝転がって使うときだけ、時折、誤反応があるかな、と。

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ところで、せっかくの折り畳みできるのに、全然活かせるアプリがないなと思いきや、こんな機能がありました。
それは、YouTubeアプリですが、普通に使うと、ごく普通のYouTube画面ですが。

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垂直に曲げると、こんな具合に手前が再生、立った画面には再生画面が出てきます。
お、これは便利じゃん、と一瞬思ったのですが、普通に真横にして大画面にした方がはるかに見やすいです。
まあ、こういう機能もあるってことで。

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キーボードの使い勝手は、iPhone 15 Plusとほぼ同じですかね。そりゃあ、幅が一緒なので。

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個人的に便利だと感じたのはこれ。
オンキョーの音楽再生アプリを入れてるんですが、これを再生した状態で折り畳み、

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畳んだ状態で指紋認証で画面を解除してスクロールすると、音楽の再生画面になります。
閉じたままでも音楽アプリが使える。たったそれだけのことですが、いちいちでかい画面をいじるより、これくらいの画面の方が曲送りはやりやすいです。
これがあるので、先日買ったあのイヤホン(買ってきたBT対応イヤホンがとんだ食わせ物だった件: EeePCの軌跡参照)を、こいつにペアリングして使ってます。

ちなみにバッテリーの持ちですが・・・正直、悪いです。
とはいえ、普通に外で持ち歩く分には十分な量はありますが、例えばPixel 6aあたりと比べると、7割くらいしか持たない感じ。
1年以上前の端末で、すでに何度も充電しているスマホよりも持たないって、どんだけ電池容量が小さいんだよと。
折り畳みスマホの宿命ってやつですかね。画面もでかい分、消費電力もそれなりです。
ただ、普通に持ち歩いてブラウザやX、YouTubeをちょっと見る分には全然大丈夫です。
家で寝転がって動画やパズルゲームなどをやりまくると、思いのほか早くバッテリーが減る、といったところでしょうか。

それ以外に気になるのは、滑りやすいことですかね。
これはXperia Ace IIIもそうですが、背面がざらざらした素材で、こういうのは摩擦係数が低いのか滑りやすい。

が、Xperia Ace IIIはこの寒い時期でも手に取って冷たいと感じることはあまりないんですが、このLibero Flipは側面がアルミ製なため、そこを触った瞬間に「冷たっ!」ってなります。
この中途半端な素材の組み合わせが、どうにも微妙です。

いろいろ書きましたが、普通に使う分にはそれほど悪くありません。バッテリーの持ちの悪さくらいですかね、気になるのは。

元々、自宅でのごろ寝端末として買ったので、私としてはまあ、そこそこ持ってくれればそれで十分ではあります。


Libero Flip A304ZT ZTE SIMフリー ワイモバイル版 ゴールド

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コメント

折り畳みを活かしたソフトウェアがあれば
良いのですが、それが無いから安売りになったんでしょうね。

折り畳み後の液晶が見られてなどはアップルウォッチと
方向性は一緒のようになりますので、小型のサブモニタ的な
アイテムがあると便利そうかも??

これの延長でもっと縦長の液晶なんかもあったら
面白そうですけどね(ついったーを表示させる液晶のように)

> mokekyoさん
折り畳み方が縦、横の2種類ありますからね。解像度もばらばらだし、こういうところがAndroidの弱みなんでしょうね。タブレットにも似たような事情があります。
ただ、縦長画面はkindleで文字書籍を読む時には重宝します。ちょっと表示範囲が広いだけでも違いが分かるくらい。
縦スクロールのシューティングゲームだと相性が良さそうですが、今はあまりないですからね。

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