ASUSのゲーミングPC「TUF Gamin A15FA507NV-R5R4060A」を購入
プライムデー先行セールで安くなってたので、つい買ってしまいました。
中身はこれ。本体、電源、取説に加えて、主張の激しいシールが入ってました。
ちなみに、電源は結構でかいです。なにせ240Wもあります。
そういえばこのブログ、ASUS製品である「EeePC」をブログ名に入れているわりに、ASUSの製品を長らく買ってませんでしたね。随分と久しぶりのASUS製品購入です。
お値段は139,800円と、最近買ったiPhone 15 Plusと同じ。
スペックですが、CPUはRyzen 5 7535HS(6コア、ベースクロック3.3GHz、最大4.5GHz)、メインメモリー16GB、SSDは512GB、そしてGPUはRTX4060を搭載してます。
なお、Amazonで「ASUS FA507NV」と検索すると、出てくるのはRyzen 7 7735HSを載せたモデルです。
が、下に「ベーシックモデル」というのがあって、それをクリックするとこのRyzen 5 7535HSの廉価モデルが出てきます。
違いは、CPUとSSD容量のみ。これで2万円差。
ですが、このモデルについているGPU「RTX4060」が選んだ理由だったので、この両者を捨てて2万円安いこちらをチョイスしました。
で、今のメインPCと並べてみました。
同じディスプレイサイズですが、やや厚く、そして奥行きが大きいです。
ゲーミングPCと言うだけあって、ここんところが目立つ色のキーになってますね。
それ以外にも、主張の激しいシールがアームレストに貼られてます。
最近のASUSのPCって、こんなに主張が激しいんですかね?
左側面にはUSB-Cが2ポート(USB 4とUSB 3.2)ついてますが、そのうちUSB 3.2側からはUSB-C給電が可能となってます。
ここには「100Wで充電に対応」と書いてあるようです。
が、さすがに駆動用には100Wでは足りない模様。いずれにせよ、我が家には65Wまでしかないので、給電は不可能です。
さて、早速電源をオン。
このあと、セットアップが始まりますが、そこは省略。
なお、SSDが500GBしかないので、それほど多くのソフトを入れるつもりはありません。このため、OneDriveの同期設定は切っておきました。
で、セットアップが終わり、カスタマイズ(Steam、Quest Link、Python+CUDAなど)を入れ終えた状態のデスクトップです。
主張の激しいデスクトップです。
さて、RTX4060の性能とやらを、見せてもらいましょうか。
GPUといえば、何をやらせるか?
そう、もちろん生成AIだよね!
てことで、「ElyzaのLlama3ベースの言語モデル「Llama-3-ELYZA-JP-8B」のRAGが予想以上に賢かった件: EeePCの軌跡」で動かしたELYZA‐JPのLlama3-8bモデルのRAGを動かしてみました。
詳細は割愛しますが、ぐんぐんとGPUメモリーを食い始めます。
なおメインメモリーが16GBしかないモデルなので、メインメモリーも目一杯食います。
で、今のメインPC(GTX1650Ti)で30秒かかった質問に対しこいつは、
たったの4秒で回答
してきました。
爆速です。圧倒的爆速。
いわれてみればRTX4060って、CUDAコアが3072基あるんですよね。
(GTX1650Tiは1024基)
もちろんクロック数も上ですし、加えてTensorコアなんてものまで搭載しているため、性能は段違いです。
1.3リッターのスターレットと、8気筒フェラーリくらいの差はありそうです(例えが古い?)。
とはいえ、やはりメインメモリーが16GBというのはちょっと苦しい。私の用途には、やはりメモリー増設は必須ですね。
ところで、実はこのPCを買った目的がもう一つあります。
それは、Quest Linkを使ってQuest 3とつなぐこと。
今のGALLERIA GR1650TGF-Tでは、Quest Linkには未対応なんです。
せっかく買ったQuest 3なのに、PC接続ができないなんてもったいない。
てことで、早速つないでみました。
取り急ぎ、Google Earth VRを入れました。
そういえば「VR戦艦大和」もライセンスを購入しているので見えているんですが、こちらはなぜか20%から先でダウンロードが失敗します。
ここからはPC上にてGoogle Earth VRを動かし、それをQuest Link経由でQuest 3に映すということをやってます。
Quest 3側で「Quest Link」をオンにすると、御覧の通りPC上でも見ている光景が映ります。
このまま名古屋に降り立ち、
ちょっと名古屋上空をフライアウトしてみました。
中央右寄りに、名古屋駅のツインタワーなどが並んでます。
なんだかしょぼく見えますが、実際には360度、この光景が映し出されてます。
ちなみにSteamのリモート接続は、Wi-Fiが遠いためかできませんでした。こちらはいずれ再トライする予定。
そうそう、USB-Cからの映像出力が可能になったので、御覧の通り、モバイルモニターにケーブル一本でつながります。
何気にこれは便利。
ただ、USB 4、USB 3の両方とも映像出力可と書かれてたのに、実際に出力できたのはUSB 3の方だけでした。
それ以外の使用感ですが、まず音が静かですね。
GALLERIA GR1650TGF-Tはファンの音がかなりうるさいんですが、それと比べたら全然静かです。
少し底上げされているためか、空気の通りもよさそうですね。
気に入らないところもあって、モニターの下側には妙な隙間が開いてて、これなんか指挟みそうなくらい開いてます。
あと、なぜかわかりませんが、電源を入れる時は電源ボタンをちょっと長押しする感じで押さないと、起動しません。
不満点は、こんなところですかね。
またしばらく使ってみて、レビューしてみます。
久しぶりのASUS製品に、ちょっとワクワクしております。
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