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2024年5月19日 (日)

円形計算尺を購入してみた

計算尺を操り戦う(弾道計算する)計算士を主人公とする小説をアップしております。

計算士と空中戦艦

が、そんな私自身は計算尺を持ってません。にもかかわらず、計算尺を使う主人公の物語を書くのはおこがましいのでは?
という想いがこのひと月ほど、ずっと抱いておりました。

Img_5182

てことで、買いました、計算尺。
作中で使っているのは、直線型のヘンミ式計算尺なのですが、Amazonで入手可能な円形計算尺でも原理はほぼ同じだと知って、ならばと買ってみた次第。
お値段は1500円ほどでした。

Img_5183

中身はこれだけ。計算尺本体、ケース、そして取説です。

Img_5192

この計算尺、意外に小さい。胸ポケットにすっぽり入ります。

Img_5184

また、ついている取説が意外に細かい。これだけで、早速計算に取り掛かれそうです。
てことで、ちょっとやってみました。

まずは、取説にもある通り「18×25」の計算をさせてみます。

Img_5187

といっても、この計算尺には18や25がありません。
まずは「C尺」(外側から2列目)の「1」の印を、「D尺」(最外周)の「1.8」に合わせます。

Img_5188

この状態で、C尺の「2.5」のメモリを見ます。
その上のD尺が「4.5」となってます。

つまり、「1.8×2.5」が「4.5」と得られます。
これを「18×25」に置き換える場合は、それぞれ10倍づつ、すなわち100倍すればいいので、4.5に100をかけて「450」と得られます。

うん、慣れればかなり早く求められそう。

これだけじゃ面白くないので、もうちょっと別の計算をさせてみます。

Img_5190

7の2乗を求めます。当然答えは「49」ですが、これを求めるには一番表にある透明な板に引かれた赤い線「カーソル線」を使います。

これをC尺の「7」に合わせると、「A尺」(赤い数値のさらに一つ内側の目盛り)が「49」となっていることが分かります。

Img_5193

逆に平方根を求める場合は、このA尺の値に平方根を求めたい数値を合わせます。
上の場合は「2」にカーソル線を合わせてますが、その上のC尺の値がだいたい「1.4」になってますね。
(√2 = 1.4142・・・)
てな具合に、乗算も平方根も求められます。

さて、この調子で三角関数も計算したかったのですが。
この計算尺には、三角関数を計算するのに必要な「S尺」「ST尺」がついてません。
残念ながら、そこまで対応した計算尺ではなかったです。Amazonで売ってる計算尺の中には、この三角関数に対応したものがありませんでした。

てことで、弾道計算などをさせるにはちょっと目盛り不足でした。
まあ、アナログな計算器というものに触れられたのはよい体験だったと思うことにします。

Img_5191

なお、このケースに入れて持ち歩くこともできます。
これで、いつでもどこでも計算尺、というわけです。

誰もがスマホを持ち歩き、複雑な計算であれば専用アプリや電卓アプリなどで計算できてしまう時代。そんな時代に、ちょっとこの計算尺は不便極まりないかもしれません。
が、スマホにせよ電卓にせよ、電気がなければ何もできません。世界がどうなろうとも、計算がこなせるこの計算尺に触れてみることは、決してノスタルジックな気分を味わう以上の何かが得られるような気がします。
(そんな時代になったら、そもそも生きていけるかどうかわかりませんけど)


コンサイス 定規 円形計算尺 27N 100805

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コメント

またタロットに続いて失礼ですがヘンテコな
アイテムを購入されたんですね(w
普通に生きてたらあまり縁のないものは
逆に刺激になって面白いですよね。
なるほどーそうなるんですかーって脳内がコネコネされます。

> mokekyoさん
実際に触ってみないと気が済まないところがあるので、思わず買ってみました。昔は本当にこういうのでないと計算できなかったんですよね。ノスタルジーに浸りつつ、触ってます。
使ってみて、いろいろと気づきもあります。ちょっとうまく書けませんが、こういう計算をすることってできるんかいな?という幾つかの疑問が、実際のもので解消できたりしてます。そういう意味では、買ってよかったかと思ってはいます。

計算の結果だけでなく、途中結果を書き留めれば
検証するのも容易だったのではないかと思われます。
頭の中で瞬間的に計算できる方もいますが、検証が
難しいでしょうし、人がやりたいのは計算ではなく
事象の解決などの方法を考える事でしょうからね。

そういうとAIってのも人間はクリエイティブな作業を
して誰がやっても同じことはAIって切り分けは合理的なんでしょうね

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