一般家庭で1PB(=1000TB)のHDDを導入するには?
「節子、それ一般家庭やない、逸般家庭や」
と言いたくなるようなレベルのお話ですが、単に1PB分のHDDを集めたらすんなりと組めるわけではないのだと分かる記事が出ておりました。ちょっと面白いので、紹介。
一般のご家庭に1PB(1000TB)のHDD | IIJ Engineers Blog
まあ、1000TBなんてディスク、何に使うのかまったくもって不明ですが、そんな私でさえ、20年前には「1TBなんて容量、誰が使い切れるんだよ」と思ってたわけですから、もう20年もすると1PBなんて子供のスマホにすら搭載されてる容量となるかもしれません。
で、その1PBのHDDですが、一筋縄ではいかなかった模様です。
まず、USB接続を試したみたいですが、こちらは20台を超える辺りからだめ。
次いで、eSATAでの接続を試みますが、最初に試したカードは「SAS/SATAカード ARECA ARC-1320」というもので、いいところまではいったものの、40台で不安定になった模様。
で、最後には「JMicron JMB585」というコントローラーを搭載したカードに行きついたようです。わりと採用製品が豊富で、しかもLinuxの標準ドライバで対応。それでいて、1コントローラーで75台まで行ける模様です。
にしても、HDDが8TB×3、14TB×12、16TB×12、18TB×32、20TB×8だそうです。で、表示される容量は「1,093,642,233,856byte」となった模様。
1PB=1024TBという換算だと、微妙に足りない容量となるみたいですが、まあこれだけつないで動いたのなら、良しとしたいところ。
にしても、いくらかけたんでしょうねぇ・・・20TBって、普通に5万円以上するんですがそれは。
もし1PBの記憶容量が必要だとなったときは、この記事が参考になりそうです。まあ、自宅でクラウドサービスでも始めない限りはよっぽど要らないでしょうし、仮にそんなものを始めたところで、遅くて使い物になるかどうか。。。
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>20TBって、普通に
仮想通貨で酷使されたジャンクを買ったとかですかね?
しかし、容量が凄い事になってますね、数百メガのドライブが
大容量だったのは20世紀なのか。そうなのか。
投稿: mokekyo | 2023年12月21日 (木) 21時26分
> mokekyoさん
かつてはフロッピーディスク1枚で1MB以上の2HDでさえ大容量だと思ってた時代があったのに。まさに「メガァ、メガァァ!」でした(ムスカさん?)
それがギガになり、テラになり、いよいよペタが見えてくるとは、宇宙って広いんだなと感じます(違うそうじゃない)
問題は、10テラ程度でももて余すので、ペタなんて個人レベルでいるのかという点ですけど、人間ドライブレコーダーを付けて人生すべてを映像化して残すやつが現れそう。絶対に後で見ないでしょうけど。
投稿: ディープタイピング | 2023年12月22日 (金) 04時56分