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2023年9月23日 (土)

新しいSurface Go 4は法人モデル専用

ひっそりと、Surfaceの新モデル発表が行われてました。
その中で、Surface Laptop Go 3やSurface Laptop Studio 2の発表と共に、Surface Go 4も発表されてました。
が、このGo 4、なんと法人向け専用です。

Intel N200搭載の10.5型タブレット「Surface Go 4」 - PC Watch

搭載されるCPUは、Intel N200。4コア4スレッドの、いわゆるCeleronの置き換えCPUですが、ベンチマークの結果などを調べた限りでは、うちのSurface Go 3 LTEモデルに搭載されるCorei3-10100Yよりは強力なようです。

今度のSurfaceからは、どのモデルでも4GBモデルはなくなったようです。すべて8GB以上。そりゃそうですよね。今どき4GBなんて買うやつの気が知れない・・・ごふっ。

法人向けモデルなので、当然、Officeは非搭載。OSは10か11のPro。さらにいうと、LTEモデルがありません。
バッテリー駆動時間ですが、Go 3の11時間から、Go 4は12.5時間と少しだけ長くなってます。N200プロセッサのおかげですかね。

重さは、Go 3の544gに対してGo 4は521g。誤差の範囲ほどですが、軽くはなっている模様。

外観を見る限りでは、ほとんど差は分かりませんね。

どこかの記事にも書いてありましたが、人気のあるモデルに絞ったようですね。4GBモデルがなくなったのもその一つですが、個人向けのSurface Goが出なかったのもその一環かも。

でも、法人向けのSurface Goなんてあるのか?という話ですが、実はひっそりと使われてます。
それが、お店のレジ端末として使われるケースが多いようで。

私が知る限りでは、名古屋駅の駅ビルにある高島屋の地下1階にあるえびせんのお店があって、そこでレジ端末として使われてました。他には、眼鏡市場というお店でもSurface Goが使われてました。あと、どのお店か忘れましたが、同意のサインを書く際に使っていたのを見たことがあります。

大きさが手ごろなことと、顧客の前でも使えること、タッチパネルなこと、そしてなによりもWindowsということ。
一見すると、iPadあたりでもできそうな気もしますが、やはりWindowsの方が有利ということもあるのかもしれません。

個人向けには、あまり売れてないんですかね、Surface Goシリーズ。Laptop Goの方は新モデルが出ましたけど、個人的には2in1なSurface Goが気に入ってますけどねぇ。

展示会などの出張で、立ちながら入力したいことがよくあるんですが、下記の記事見てタッチキーボードの親指入力というのをやってみたら、思いの外、打てました。無理やりキーボードを使ったり、ペンで手書きするよりは早い。

立って使う2in1 PCなら「Surface Go」っていいじゃん:Surface Goの“正しい”使い方(2/3 ページ) - ITmedia PC USER

こういう使い方は、Surface Goがちょうどいいんですよね。次の出張で機会あればやってみようと思ってます。

今回のSurface新製品発表ですが、個人的には少し物足りない発表でした。円安を反映して、値段も結構上がってますし。そのわりに、劇的な違いを感じられませんでした。

何かそろそろ、Microsoftさんも劇的なやつをお願いしたいところですね。


マイクロソフト Surface Go 3 / Office H&B 2021 搭載 / 10.5インチ / Intel Pentium Gold 6500Y /8GB/128GB / プラチナ 8VA-00015

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コメント

実際、個人に売ったとしても最初の販売価格に
何年後のサポート料金(OSアップデートによるドライバ開発とか)
まで含めてだと割に合いませんもんね>メーカー
そうなれば、毎月のサポート料金として徴収していける、
そして、壊れたとしても値引きなしの販売価格で売りつけられる
法人の方が利益確保が確実ですし、見えないとこで
実績を積んでいるものなら、今後の他の顧客へのアピールにも貢献します。

メーカー側で考えると良い事しかないじゃない(汗

> mokekyoさん
元々はiPad対抗で作ったという経緯があるSurfaceであり、iPadやiPod touchが飲食店の注文端末などで使われていたことから思えば、このSurface Goの法人モデルがその市場にうまく侵食できているのはある意味で狙い通りの結果を生んでいるかと思います。
が、このofficeなしの法人向け相当を日本では個人向けに売らないのはちょっと……とは思います。最近はM365 personalに入ってる人も珍しくはないので、せめてM365の個人ユーザー向けにこの法人モデル相当を提供してくれればと、先日、法人向けモデルを買った際には思いました。

個人は変な使い方をして問題を丸投げしてくるし(電源が入らない>充電しろとか)
法人なら使用者から社内担当が確認してから
メーカーに問題を報告するので上記の無駄な質問が
減り、サポートの疲労も減るので、メーカー側にプラスで
しかないので、わざわざ個人への販売は無いでしょう。

レジ替わりや注文端末などに使われているなら
今までにない販路も確保できているから余計
法人向けが進んでいくのではないかと思います。
面倒な個人はAppleにあげるよくらいかもです。

> mokekyoさん
個人の顧客のクレーム対応は、確かに面倒ですよね。「何もしてないのに壊れた」という迷言は、その大変さを物語ってます。
その点、法人は情報システム部門がその相手をしてくれますからね、楽は楽です。でも、直接の接触でしか得られない情報というものがあって、それを得る機会をなくしている可能性がありますね。
何某T社の顧客問い合わせデータというのを見たことがあります。詳しくは言えませんが、クレームにも具体的で聞くべきものが少なからずあって、商品の改良に繋がったケースもあるようです。もっとも、わたしのかんがえたさいきょうのえんじん的なものもあって、ほんと、いろいろです。そういうのを聞く人、集める人の苦労が偲ばれます。

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