StableLMの日本語版(α版)がテスト公開中
先日紹介した、Stable Diffusionを作ってるStability AI社が公開したStableLMですが。
Stable Diffusionを作ったStability AI社が商用利用も可能で無料の文章生成AI「StableLM」を公開したので使ってみた: EeePCの軌跡
あれの日本語版が、ひそかにテスト公開されてます。
Stablelm Jp Alpha - a Hugging Face Space by leemeng
公開と言っても、モデルがダウンロードできるわけではなくて、お試しができるというだけですが。
ということで、早速使ってみた。
見た目はこんな感じで、上の「プロンプト」の中に文章を書いて「実行」を押すと、その結果が下に現れるというもの。
横にパラメータ値の設定バーが並んでますが、デフォルトのまま、使ってみました。
ちなみにこの日本語版生成AIは制約がありまして、簡単に言うと質問文を投げかけても回答を返さないというもの。
例えば、
とやると、こんな答えが。DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、第2類医薬品だった!?
なんでも、文章の書き出し部分を書くと、その後ろを続けて書き上げてくれるというもののようです。なので、
こういう書き方がよろしいようです。まあ、一応文章にはなってる??かと。
中原中也の有名な一節で書き出してみました。
が、残念なことに、期待通りのものが出てきませんでした。うーん。
色々と遊んでは見ましたが、まだ完成度は相当低いですね。これからに期待しましょう。
Stability AI社といえば、最近は再びStable Diffusionにハマり始めてます。
具体的には、「Stable Diffusion WebUI」をメインPCで使うようになりました。自作小説用の挿絵を作らせているところです。
Stable Diffusionを4GB GPUで高解像画像生成!! | アットロードサイド
上のサイトが、役に立ちましたね。我が家のメインPCに搭載されているのはGeForce GTX1650Tiで、GPUメモリーは4GBしかありませんので。
メインメモリーが64GBあれど、そっちをあまり使ってくれません。
いつも思うのですが、KerasだとGPUメモリーが足りないときはメインメモリーの方を消費してくれる感じなんですけど、このPytorch系ってそういう融通が利かないというか、なんか微妙です。いいGPUを買えってことなんでしょうけどね。
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