ChatGPTを超える!? 新しいBingのチャット機能をトライしてみた
去年は画像生成AIが大流行りでしたが、今年は文書生成AIなChatGPT的なものが流行っておりますね。
で、ChatGPT辺りも眺めつつ、でもなんとなく使いにくいよなぁと思っておりましたが、このほど我らがMicrosoftが検索エンジン「Bing」になんとChatGPT並みのAIを搭載したチャット機能をつけてくれました。
・・・なんですが、いざBingの「チャット」というタブを選んでも、使えません。
まだプレビュー版のため、順番待ちなようです。
で、上のようなページに行って、2つのこと(PCをMicrosoft推奨環境に変える、Bingアプリをダウンロードする)をすると、その順番が早まるそうです。ぐぬぬ・・・
てことで、その2つをやったうえで、待つことおよそ一週間。
順番が来たことを知らせるメールが来て、御覧の通り、チャット機能が使えるようになりました。
噂によると、ChatGPTを凌駕する性能だとかで、例えばプログラムコードを書かせるなんてことも可能、と書いてありました。
てことで、やったのは
「testという名前のフォルダに入ったcsvファイルを読み出し、test_csvという配列に入力するpythonプログラムを作成して」
と打ち込んでやりました。
すると本当にプログラムを作成してくれまして、
しかも、ちゃんと動く。適当に用意したCSVファイルを、ちゃんと読み込んでくれました。
なかなかやるじゃないか、Bing。
繰り返し文やIf文など、ちょっと作るのが面倒な部分を作らせるのに便利ですね。
他にも「トラックに轢かれて異世界に転移したら、トラックごと転移してしまい、トラックに乗りながら異世界で無双する、という小説の書き出しを作成して」と打ち込んでやったら、
先の展開が気がかりな小説の冒頭を書き出してくれました。
うん、これ、自作小説を書く上ですごく便利じゃないのか?
なかなか遊べます。
しかしこれGoogleにとっては危機的状況ですよね。
検索の概念が、大きく変わりそうです。
ただしですが、ChatGPTは時々、偽情報や間違った情報が混じることがあるので、注意が必要とのこと。
ChatGPTは使えない?できることはコレ!何ができるか嘘と事実をAI×プロの対話で解明 - エクステリアのある暮らしブログ
考えてみれば、ネット上なんて嘘や偽情報であふれてます。それを元につくられたAIなら、嘘を吐くのも仕方のないことです。
このBingチャットはChatGPTよりはその辺りがまだましだという噂もありますが、完全とは言い難いようです。
とはいえ、それは今までのGoogle検索でも、Twitterからの情報でも同じことが言えるわけで、文書生成AIだからといって何かが大きく変わったというわけではないようです。
なにをやるにせよ、リテラシーが必要ってことですね。
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