忌まわしき暗黒の使者”G”を紫紺の炎に包みこの世から抹消せよ!的な装置
要するに、レーザーで忌まわしき「G」を狙い撃ちしてくれるという装置の作り方が書かれた論文が公開されているとのことです。
ゴキブリを自動で見つけレーザーで殺す装置 数万円で自作も可能:Innovative Tech - ITmedia NEWS
論文はこちら。
※ 図はちょっと小さめにしております。特に1.の部分が見えにくいよう……
図を見れば分かりますが、要するにJetsonを使ってます。物体認識により「G」らしきものを見つけると、そこそこの出力のレーザー光で狙い撃ちするというもの。
なお、こちらの設計図はオープンソースで公開されているようです。
GitHub - Ildaron/Laser_control: Open-Source Laser for control mosquito, weed, and pest
ただし、家庭内での使用は推奨されていない模様。人の眼球を誤認識して攻撃されても困りますし。
もっとも、日本国内で1.6Wのレーザーを入手すること自体が難しいでしょうね。
代わりに水鉄砲辺りを使うのが無難かもしれません。
そういえば、これに似た装置を以前、作ろうと考えたことがありましたね。
TensorFlowを使って”ゴキブリ”探知機を作ろうとしてみた: EeePCの軌跡
結局は、使い物にならないものができただけでしたが。
この頃はYoloやSSDといった物体検出の手法が一般的ではなかった上に、PCやエッジ端末の能力も低かったですから、今の知識を総動員すれば、論文に頼らず作れそうではあります。
今はどちらかと言えば、Gよりはスズメバチの方が狙い撃ちさせたい昆虫No.1だったりするんですが、なかなか作ろうという情熱が湧きませんね。
Gやその他害虫に悩む方は、ぜひご参考になさってはいかがでしょうか?
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