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2022年9月18日 (日)

Google Pixel 6aを使って一週間

久しぶりに購入した本気Android機、Google Pixel 6aを一週間使ってみた感想などを書いていこうかと思います。

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どうしても、iPhone 12との比較になっちゃいますが。

まず、最初にお断りを。

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購入直後記事で、Pixel 6aとiPhone 12の大きさは同じと書いたが、あれは嘘だ。

実際には数ミリほど、Pixel 6aの方が長いです。といってもごくわずかですが。

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比較ついでに、角の形状も。

この通り、iPhone 12は丸く、Google Pixel 6aは角ばってますね。

といっても、特に気にはならないですが。

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ちょうどiPhone 12のノッチのあるところを比較。

Google Pixel 6aはパンチホールカメラなので、ほぼ目一杯使っている感じ。

そういえば、通話用のスピーカーってどうなってるのか?と思ってよく見ると。

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こんな風になってます。ほとんど隙間にしか見えない。かなり攻めてますね。

そういえば、iPhone 13もこれに近い感じではありますが。

で、申し訳ない程度の前面カメラが唯一画面内にあるんですが。

この一週間、一度も使ってないですね。というか、前面カメラの使い道がほとんどありません。これはiPhoneでも同様。

そろそろ前面カメラレスのスマホが出てもよいかも。

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Google Pixel 6aの電源、音量ボタンは、すべて向かって右側に集中してます。

このため、右手で持った時は親指で、

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左手では人差し指で操作することになります。

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なお、iPhoneの場合は電源と音量のボタンが左右に分かれているので、どっちの手で持っても親指と人差し指で操作することになります。

どちらかと言えば、私は左手で持つことの方が多いですね。

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比較と言えば、Google Pixel 6aの方が黒がより黒い感じがします。

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iPhone 12もPixel 6aもどちらも有機ELなはずですが、なんだかiPhone 12の方の黒は若干黒っぽくないんですよね。

変な話、液晶であるiPad miniの方が黒いと感じることも。

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ついでに、Android 13のアップデート通知が来てましたので、早速アップデートしておきました。

Screenshot_20220916060714

が、アップデート直後がこれ。

ほとんど、違いが分かりませんね。iOS 16以上に違いが分かりません。

Androidって、バージョンアップのたびにUIが変わって戸惑うというのが印象でしたが、今はそうでもないようです。

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Google Pixel 6aを使って真っ先に思ったことは、通知がやたらと多いこと。

むしろiPhone 12よりもアプリ入れてないのに、どうしてしょっちゅう通知が来るのか……

もちろん、設定ー通知でアプリの通知を切ればいいだけなんですけど、やたらと通知が多い印象になるのは、どうやら通知オンがデフォルトだからのようです。

iOSでは初回起動時に通知のオンオフを聞いてくるんですが、こっちは有無を言わさずオンにしているようで、それで通知が増えてしまうようです。

アプリのインストール直後は、要注意ですね。

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画面内指紋認証は、とても便利です。反応性も、思ったよりいい。

ですが、一つだけ問題が。

指紋認証時には、上のようにセンサーのある部分が真っ白に明るく光るんですけど、ちょっと指をずらすと、認識しないうえにこの光をもろに食らいます。

明るいところではどうってことはないのですが、真っ暗なところでこれを食らうと結構「うわっ!」ってなります。

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あまり背面を意識しないところは、iPhone 12と同じです。この一週間、敢えて裏面を見ることはほとんどなかったです。

裏面に関して、強いて挙げることといえば、

なんか時々熱い!

ということくらいでしょうか?

なぜか知らないですが、裏面が熱を持ちます。持てないほどではないですけど、バッテリー消費を心配するくらいには熱い。

ちなみにYouTubeを使っている時が特に熱いんですが、やっぱりバッテリー消費量もYouTubeがダントツでトップでした(24%)。

ただ、思ったよりバッテリー消費量は多くはないですね。余裕で一日もちます。

朝に90%台なら、夕方辺りには60~70%程度。会社ではしょっちゅう使うわけではないので、まあこんなもんです。

この辺りは、iPhone 12も似たような具合なので、ほぼ両者同等くらいといった感じでしょうか。でも、Google Pixel 6aの方が値段は半額ですからねぇ。

アプリの使用感などほとんど書いてませんが、特にストレスなく使えてます。

iPhoneでも使うアプリがほぼAndroidにもあるので、似たようなアプリを使ってますねぇ。

どれもほとんど使用感の違いをあまり感じません。

強いて言うなら、ブラウザだけが大きく異なります。

ブックマークを呼び出すとき、iPhoneだと画面下のブックマークアイコンを指でタッチすればほぼ一覧が一発で出てきますが、

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Pixel 6aではまず、右上の三点リーダーを突き、

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出てきたメニューから「ブックマーク」を選び、

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で、さらに「モバイルのブックマーク」を選びます(ここはいきなり一覧が出ている場合もある)。

で、以前にはこのステップの多さに苛ついてましたが、今は不思議と気にならなくなりました。

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というのも、iPad miniでブックマークを呼び出すために画面左上(赤丸部分)を突くんですが、あれに慣れたおかげで、この程度の手間はあまり気にならない体質に変化してました。

iPad miniのおかげで、Androidに慣れてしまった。おかしな話ですが。

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とまあ、Google Pixel 6aを使い始めたおかげで、iPhone Xを使わなくなりました。

ということで、iOS 15.7にアップデートした後、電源を落としてます。

こいつもいずれ、子供行きですかね。

この一週間、使い倒してみたGoogle Pixel 6aですが。

確かに、細かいところはまだiPhoneの方がいいなぁとは思うんですが。

とはいえ、そろそろスマホ一台に、毎回10万円もかけてられないですし。

それに、Androidならかなりお安くていい感じの機種も手に入りますし。

うーん、正直、iPhoneじゃなくてもいいかな?

そう思い始めた、今日この頃です。


Google Pixel 6a SIMフリー[Sage]セージ

2022年9月17日 (土)

話題の画像生成AI「Stable Diffusion」を自分PCのCPU環境で実行する方法

このブログでも紹介した単語から画像を生成するAI「Stable Diffusion」を、NVIDIA製GPU+CUDAの環境がなくても実行できる方法を見つけましたので、紹介します。

きっかけは、以下のツイート。

ここをたどった先にあるリンク

[ONNX] Stable Diffusion exporter and pipeline by anton-l · Pull Request #399 · huggingface/diffusers · GitHub

を参考に進めます。

なお、ここではWindows 10/11とWindows版Python(我が家のPythonのバージョンは3.7.9)で使うことを想定してます。

(1) 前準備

前回の記事(高精度な画像生成AI「Stable Diffusion」を自分のPCで動かす方法(+ google colab): EeePCの軌跡)にも載せた内容と重複しますが、まず以下のサイトに入ってHuggingFaceのアカウントを作成。

Hugging Face – The AI community building the future.

確認メールのやり取りなどが発生しますが、その辺りは順次実行します。

アカウント作成後、ログインしつつ以下のページにアクセス。

CompVis/stable-diffusion-v1-4 · Hugging Face

するとここで、以下のような文章が出てきます。

Stablediffushion01

一番下にあるチェックを入れて、”Access repository”ボタンをクリック。

その後に右上にある丸いアイコンをクリックして、以下のようなメニューを出します。

Stablediffushion01a

その中の「Settings」をクリックし、現れるメニューの中から「Access Tokens」をクリック。

Stablediffushion01b

この画面で横の「Show」というボタンをクリックして文字列を表示させて、出てきたトークンをテキストファイルにでも貼り付けておきます。

これは後ほど、使います。

(2) ONNX版Stable Diffusionモデル変換

まずWindows PowerShellを開き、必要なライブラリを入れておきます。

> pip install torch torchvision torchaudio

> pip install diffusers matplotlib

> pip install onnxruntime

最低限、この辺りを入れておけば動くものと思われます。

続いて以下のサイトに行き、コードをダウンロードします。

GitHub - huggingface/diffusers: 🤗 Diffusers: State-of-the-art diffusion models for image and audio generation in PyTorch

右上の方の緑色の「Code」の中の「Download ZIP」をクリックしてダウンロードしておきます。

落ちてきたZIPファイルを展開し、それをどこか適当なところに置きます。

(「diffusers-main」というフォルダが現れてるはずです)

で、まずこの「diffusers-main」フォルダの下にある「scripts」フォルダの中から「convert_stable_diffusion_checkpoint_to_onnx.py」というコードがあるので、これをエディタで開きます。

で、こいつの69行目付近に、

def convert_models(model_path: str, output_path: str, opset: int):
    pipeline = StableDiffusionPipeline.from_pretrained(model_path, use_auth_token=True)
    output_path = Path(output_path)

というのがあるので、これの「user_auth_token=True」の「True」の部分を、先ほどのトークンに入れ替えます。

def convert_models(model_path: str, output_path: str, opset: int):
    pipeline = StableDiffusionPipeline.from_pretrained(model_path, use_auth_token="自分のトークン")
    output_path = Path(output_path)

で、この後、Windows PowerShellで「diffusers-main」に入り

(cドライブのmlというフォルダの下にdiffusers-mainがある場合は、「cd c:\ml\diffusers-main」と打ち込んでEnter)

そこで、以下のコマンド

> python scripts/convert_stable_diffusion_checkpoint_to_onnx.py --model_path="CompVis/stable-diffusion-v1-4" --output_path="./sd_onnx"

を実行。

すると、stable diffusionのモデルダウンロードと、CPU環境で動かせるONNXモデルへの変換が始まります。

だいたい5GB程度のモデルがダウンロードされます。

で、上のフォルダに「sd_onnx」という謎の(?)フォルダが生成されているはずです。

(3) Stable Diffusionの実行

準備完了。では、コードを実行してみましょう。

以下のコードを「diffusers-main」フォルダに置きます。

(ここでは”onnx_stable_diff.py”とします)

from torch import autocast
from diffusers import StableDiffusionOnnxPipeline
import matplotlib.pyplot as plt
import datetime
now = datetime.datetime.now()
model = StableDiffusionOnnxPipeline.from_pretrained("./sd_onnx", provider="CPUExecutionProvider")
prompt = "a scene of the movie that Hiace running at full speed in the desert , realistic photo, taken with Canon 5D Mk4"
num = 3
for i in range(num):
    image = model(prompt)["sample"][0]
    image.save("test_" + now.strftime('%Y%m%d_%H%M%S') + "_" + str(i) + ".png")

for i in range(num):
    plt.imshow(plt.imread("test_" + now.strftime('%Y%m%d_%H%M%S') + "_" + str(i) + ".png"))
    plt.axis('off')
    plt.show()

なお、プロンプトのところに入っている”呪文”は、「砂漠を爆走するハイエース」です。

で、これを実行。

> python onnx_stable_diff.py

Stable_diffusion_cpu00

こんな具合に、バーが進行し始めたら成功。

しばらくほっとくと、3枚の画像が生成されて、1枚目から順次、表示されます。

Stable_diffusion_cpu01

こんな画像が出てくるはずです。

なお、フォルダ内に「test_日付_時刻_0.png」というファイル名の画像で保存されていきます。

画像をいちいちポップアップしたくない場合は、コードの最後の4行をコメントアウトしてください。

で、できた画像ですが、こんな具合。

Test_20220916_181817_0

Test_20220916_183849_1

うーん、砂漠をハイエースっぽい何かが走ってますね。

我が家のPCは、メモリー16GBを搭載したRYZEN 5 4600H(6コア)のノートPC。

で、大体8秒/イタレーションで、51イタレーションごとに一枚。つまり、1枚当たり大体6分かかります。

Google Colaboratoryの無料版でも、イタレーション辺り1.8秒なので、4倍くらいかかる計算。そう考えると遅いですが、自身のPC環境で動かせるというのは大きなメリットです。

が、メモリーは大体14GBほど消費されていたので、16GB以上のメモリーを搭載したPCでないと無理そう。そこはご注意を。

決してハードルが低くなったとは言い難いですが、どうにかローカルPCで画像生成AIを動かせる環境を手に入れることができました。

今後、いろいろと作ってみようかと思ってます。会社のPCにも導入したいです。


マイクロソフト Surface Laptop 4 13.5インチ/ Office H&B 2021 搭載 / Core i5 / 16GB / 512GB / プラチナ 5AI-00086

2022年9月16日 (金)

「AI」のダメな使い方

技術が発達すれば、人々の生活が豊かになる。

というのは、必ずしも言えないという具体例が、お隣の国に出てしまいました。

 AIが店員を「減給処分」…中国の未来型コンビニ、2800店に拡大も社内で悲鳴 | DOL特別レポート | ダイヤモンド・オンライン

中国のとあるコンビニでは、AIが従業員を監視している、というニュースです。

どうやら従業員のミスを見つけると減給処分するというもののようで、当の従業員が悲鳴を上げている、というような内容。

これを聞いて、思ったことが二つ。

一つは、表題にもある通り「AIのダメな使い方」の一例だなぁ、というもの。

ここ日本では2015年頃から始まったとされる今のAIブームですが、この技術に期待されたことは、「人々の生活を一変させる、豊かにしてくれる技術」だというものでした。

流れる製品を眺めて、その中にいつ現れるともしれない不良品を見つけ出す。それを漏らしてしまったことが発覚すると怒られる……こんな非生産的な仕事に従事している人を、一人でも減らしてくれる画期的な技術として注目されたんです。

2015年に、TensorFlowを使った画像認識AIで「きゅうりの仕分け」という事例が注目を集めましたが、まさにあれがその、うんざりするような作業を軽減する、という目的で作られたものです。

だから、人を豊かにしないAIなんて、ありえない。それがまず感じた感想。

二つ目は、これ、日本でもやられそうだな、というもの。

つまり、あまり他人事じゃないと思ったんです。

というのも、ここ日本でもコロナ禍の影響で在宅勤務が増えたら、ちゃんと仕事しているかどうかをチェックするためにマウスやキーボードの動きを監視している、なんて話が現時点でも出ているからです。

コンピューターを使うんじゃなくて、使われる、うーん、なんという本末転倒な話。

そういう仕組みの横行を許せば、人が思考する時間を奪うことになり、創造力を減衰させることにつながります。

いつも思うんですが、こういうことを考える人の「目的」って、なんなのでしょうね?

人々の生活を豊かにする、それはお客様だけでなく、働いている従業員や社員も含めて、というのが私がこういう仕組みを考える上での大前提だと思ってます。

そういえば最近、園児送迎バスの置き去りによる死亡事件が発生しました。何とも痛ましい事件です。

それを受けて、アメリカのスクールバスの置き去り防止の仕組みが話題になっております。

大きく分けて、この仕組みには二つあり、

(1) エンジンを切ると警報音が鳴り出し、車両後ろ側にあるスイッチを押さないとその音が鳴りやまない

  (運転手が後ろに移動する過程で、座席をチェックできる)

(2) 屋根につけられたセンサーで、仮に(1)で漏れがあっても、子供を発見してくれる

というものです。

簡単にいうと、この2つで一つの仕組みであり、それを義務付ける法的な根拠がある、というのがアメリカの事情ようです。

で、気になる話をどこかで目にしたんですけど、これの(1)のみを導入しようというような話が、ここ日本ではあるようです。

(その根拠がどこかにあったはずなのですが……見失いました)

真偽のほどは不明確ですが、仮にこの(1)だけを導入すると、どうなるか?

確実に言えることは、運転手の負担が増すだけです。で、さらに言えば、ここ日本ではそれを義務付ける法律もない。

となると、この仕組みを解除される恐れがあるわけです。

そうなると(2)が最後の砦となるわけですが、こちらを付けなければ当然、機能しません。

今ではミリ波レーダーによる生体感知の仕組みやカメラによる物体検出の技術が上がり、かつ価格も安くなりつつあります。

そういう技術で解決しなきゃいけないところを、ローテクのいいとこどりだけをやろうとする発想が、かえってムダを生み出す。

また、ある問題が発覚すると、ではチェックする人を一人から二人にします、それでも再発したら、今度は三人にします……よく見られる再発防止ですが、こういうやり方は結局、問題を解決してくれません。

ちょっと最後のはやや「技術の使い方」という趣旨から外れてしまいましたが、結局のところ「目的」がないと、おかしな対策がまかり通って、結果的に問題の解決を阻んでしまう。

そして目的には、「人々の生活を豊かにする、向上する」という視点が抜けていてはいけない、ということです。それがないと、持続不可能な対策になります。絶対。

正しい技術の使い方、正しい目的の在り方を、今一度考えてほしいものです。

などと、考えさせられる記事でした。

AI技術の最前線 これからのAIを読み解く先端技術73

2022年9月13日 (火)

iPhone 12をiOS 16にアップデートしたらイオンモバイルが使えなくなって焦った件(と直し方など)

いや、ほんと、いきなり使えなくなって焦りました。

原因は、至極単純だったのですぐに直せたんですけどね。

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本日早朝、iOS 16のアップデートが開始されました。

ソフトウェアアップデートでは、iOS 15.7かiOS 16かを迫られますが、ここはiOS 16を選択。

まあ、これがその後の悲劇?の始まりなことを、この時は知る由もなかったんですが。

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アップデート終了。で、真っ先に違いを感じたのは、このロック画面の時計の数字フォント。

なんていうか、すごく安っぽくなりました。はい。

で、この直後、最初の問題にぶち当たります。

それはアプリのアップデートをしようとすると「同意」ボタンでエラーが出る問題

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アプリストアの規約に変更があるとのことで、こんな説明文が出てます。

とはいえ、同意しなければアプリを入れられなくなるだけのこと。同意するしかない。

ので、「同意」を押すんですが、その度にこれが出ます。

10回くらいやり直しましたかね。トライアンドエラーの後に、何とか通りました。

が、こんなものはまだ、序の口でした。

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そんな思いまでしたというのに、ホーム画面の数字フォント以外はほとんど変化なし。下に小さく「検索」てのが増えたくらいですかね。

なんだ、全然代わり映えしないじゃん。

と考えていたこの時の自分を殴ってやりたい

と、あとで振り返ることになります。

会社に行った後に、その問題に気付きます。

はい、表題にある通りです。

私が使っているのは、イオンモバイルのドコモ回線版(タイプ1)。

で、これまでiOS 14、15にアップデートした後に通信ができなくなったということはなかったので、油断してました。

昼休みに、いつも通りブラウザを起動すると「モバイル通信ができないエラー」が出るんです。

(キャプチャーありません。すいません)

えっ!どういうこと!?結構焦りました。

で、結論からいうと、

イオンモバイルの構成プロファイルが消されてました!

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「設定」ー「一般」ー「VPNとデバイス管理」を見ると、そこにあるはずの構成プロファイルがなくなっていた。

……と思います。確認せずに構成プロファイルを入れちゃったので。

ということで、仕方がないのでGoogle Pixel 6aでテザリングしてiPhone 12をつなぎ、下記サイトから構成プロファイルをダウンロードしました。

APN設定方法|イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】

構成プロファイルをインストールしたら、問題なく使えるようになりました。

ていうか、まさかiPhoneのピンチをAndroidに救われることになろうとは、つい一週間前まで考えてもいませんでした。

まさかの買っておいてよかったGoogle Pixel 6aです。ほんとに。

しかしAppleの格安SIMユーザーに対するいじめが、まるで悪役令嬢もののようです。

そういうことは、ちゃんと断ってからやってほしいものです。

とまあ、こんな苦労をしたのに、iOS 16アップデートは何の利益も生まないのか?

というと、そうでもなくて。

写真アプリの「切り抜き」機能ってやつが楽しいです。

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例えば、こんな写真。

これの赤ちょうちんを長押しすると

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こんな具合に切り取れます。

コピペしてメモなどに貼りつければ、提灯だけが使えます。

その写真内にメインで写る物体、人物に対して使うことが可能です。

この辺はGoogle Pixel 6aの「消しゴムマジック」とは逆ですね。あちらはメイン以外の人を消すというものでしたから。

もっとも、どっちが役に立つかと言えば、消しゴムマジックの方でしょうけど。

とまあ、iOS 16に振り回されてしまった日でしたが。

そんな裏で活躍したGoogle Pixel 6aの方のレビューも少し。

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YouTubeを使ってると、端末を横にしても画面がフルスクリーンに切り替わらなくて不便、という話。

単純に、上の設定画面の「画面の自由回転」をオンにすると解決しました。

回転ロックがかかってただけでしたね。

このあたり、iPhoneよりわかりづらいです。

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御覧の通り、ホーム画面のカスタマイズも進行中。

Androidを使い慣れていないだけに、かえって新鮮です。

こっちの新鮮さに押されて、iOS 16がかすんでますね。

ちなみに、iOS 15のままでいなかった理由ですが。

iOS 15になって一つ、不満な点があるんです。

それは「ブックマークを登録すると、登録した端末では下に、登録以外の端末では上に追加されて、順番を変えると他の端末ではそのブックマークが上に移動されてしまう問題」というもの。

iPhone 12でブックマークに登録すると、iPad miniでは変な位置に登録されるので、それを編集で動かすと今度はiPhone 12の順番がおかしくなってしまい……という変な堂々巡りが始まって、ずっと不満なんです。

どうしてiOS 14までは問題なかったのに、わざわざ15でこんな訳の分からない仕様にしてしまったのか?

そしてなぜ、iPhone 14では指紋認証 & USB-Cを採用しなかったのか?

これでは「レクサスマークを貼りつけた軽トラ」のような感じです。

最近、ユーザーの使い勝手を考えていないのではないかという疑惑が出始めています。

来年こそは、真剣に考えてほしいものです。

iPhone完全マニュアル2022(13シリーズやSEをはじめiOS 15をインストールした全機種対応最新版)

2022年9月11日 (日)

Google Pixel 6aをセットアップしてみた

はい、以前から気になってましたが、イオシス店頭で未使用品が安く売られていたのを見て、ついに衝動買いしてしまったというGoogle Pixel 6a。こちらを、セットアップしていきます。

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改めてご紹介。イオシス大須店で購入した、Google Pixel 6aの未使用品。au版のSIMフリーだそうです。

お値段は49,800円。新品(53,800円)と比べると、4,000円お得ということになります。

ちなみに、色は緑をチョイス。”セージ”という色だそうですが、うちのiPhone 12と被りますね。

そういえば、まともなAndroidを買ったのはいつ以来でしょう?

おそらくSONY TabletかGoogle Nexus 7以来じゃないですかね。

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まあ、今どきの梱包ですね。背面向きに置かれた本体が出迎えてくれます。

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御覧の通り、画面側は真っ白な保護フィルムで覆うというところも、iPhoneと同じですね。

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本体下には、USB-CケーブルにUSB-C、A変換コネクタ、そして小さな箱。

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Pixel 6a Google Tensorと書かれたこの箱ですが、

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裏にはSIMスロットピンがあり、

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中身は簡易マニュアルです。

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で、保護フィルムをはがし、いよいよ本体登場。

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電源を入れます。

そういえば、ピンホールタイプのカメラを搭載した機種は、これが初めてですね。

今まではせいぜいiPhoneのノッチでしたから。

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起動して面食らったのは、いきなり英語だったこと。

これ、au版Google Pixel 6aのSIMフリー版だと聞いていたので、てっきり日本語がデフォで出てくるものと思ってましたが、違いました。

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「English」のところをつついて、「日本語」に選択し直す必要があります。

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SIMはイオンモバイルの通信専用をぶち込みます。

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後は指示通りに設定を勧めますが、その際に手持ちのデバイスをつなぐメニューが出てきました。

ということで、iPhone 12をつなぎます。

普通にUSB-C - Lightningケーブルをつなぎましたが、接続できました。

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なお、これを見ても分かる通り、Google Pixel 6aはiPhone 12とまったく同じ大きさでした。

重ねてみると、ピッタリです。

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裏面の比較です。

同じ緑系の色ですが、iPhone 12の方が明るめの緑。一方、Google Pixel 6aはカメラ部分の黒がアクセントになっていい感じです。

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で、ファイルのコピーが進みます。

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20分くらいかけて、コピーが完了。

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やっと、ホーム画面にたどり着きます。

裏ではアプリをせっせとインストールしております。

iPhone 12にあるアプリで、Google Playにあるやつを自動で落としてくれてるようです。

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さて、Google Pixel 6aを手に入れたら、真っ先にやりたいことがあります。

それは、例の写真の消しゴム機能。

まずは写真を撮ります。

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で、「編集」‐「ツール」‐「消しゴムマジック」を選び、

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消したい対象をごしごしすると

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ちょっとあざといですが、消えました。

なかなか使えます。

Test_concat_oosu

ちなみに、カメラアプリ出なくても「フォト」アプリにある写真に対しても適用可能。

(iPhone 12から転送された写真を使用)

こんな具合に、大須のきんたm……金の玉も消せます。

そういえばGoogle Pixel 6aのカメラは、0.6倍、等倍、2倍の3種類あります。

が、カメラ自体は広角、超広角の2種類なので、2倍モードはおそらくデジタルズームなのでしょうね。

さて、ちょっと使ってみた感触をつらつらと。

まず、画面内指紋認証ですが、これはいいですね。楽です。

画面のアイコン上を触れていれば、一瞬で開きます。

つくづく思いますね。顔認証はクソ!

ほんと、Appleも採用すればいいのに、どうして頑なに顔認証に拘るんでしょう?

とまあ、いいところもあるんですが、今のところは操作に悪戦苦闘している状態。

なにせ、Androidに触り慣れていない関係で、戸惑ってばかりです。

アプリからホーム画面に戻る、タスク画面切り替え、ブラウザの戻る、等はほぼiPhoneと同じ操作。

ですが、タスク切り替え画面の下には、こんなものが。

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「スクリーンショット」があるんですよね。

アプリを終了させたりした後、iPhoneでは画面下をタッチする癖があるんですが、それをGoogle Pixel 6aでやると、スクリーンショットを撮られます。

てことで、Google Pixel 6aの場合は脇の方をタッチしてますが、なかなか慣れません。

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YouTube画面で、縦画面の状態で再生すると、上のような画面になるんですが、iPhoneなら横に倒せばフルスクリーン表示になります。

が、Androidではならないんですよね。横にしたときに、画面右下にループ矢印のようなアイコンが表示されて、それを突くとフルスクリーンになる、あるいは再生画面右下の四角いアイコンをクリックしても全画面になるんですが、なかなかこの感覚に慣れません。

いつも通り横に倒して、全画面にならねぇ、ってなります。

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ところで、iPhoneから転送した音楽ですが、YT Musicというアプリで呼び出すことができます。

が、上のようにサムネ画像が表示されていない音楽については、ほぼ再生できません。

セキュリティに引っかかってるのか、それとも規格的にAndroidでは再生できないのか……

せっかく転送したんですが、一度、音楽全部は消した方がよさそうです。

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結構困っているのは、Google Pixel 6aとPCをUSBでつなぐときのこと。

PCとGoogle Pixel 6aをUSBケーブルでつなぎ、通知のところでUSB充電の通知をタッチすると、上のようなメニューが開くんですが。

で、これの「ファイル転送」を選べば、Google Pixel 6aにアクセスできるようになるはずなんですけど、なぜか上手くいかないことが多い。

ケーブルはUSB-C ー USB-C と、USB-C ー USB-Aの2種類どちらを使っても、同じような状態。

いずれもiPad miniで接続実績にあるケーブルなんですけど、ダメです。

が、時々うまくつながるので、それでPixel 6aの写真を転送させたりしました。

いろいろと試した結果、USB-C ー USB-Aのケーブルを、USB3.0のコネクタにつないだ時の成功率がもっとも高いことが判明しました。

高速の方がいいのか、低速の方がいいのか、さっぱり分かりませんね。

そういえばGoogle Pixel 6aは5G通信に対応してます。

ということで、こいつのSIMの5Gをオンにしておいたのですが、これは我が家が5Gエリアでないため、まだ試せていません。

一応、4Gの通信はできました。もちろん、APN設定が必要でしたが。

APN設定方法|イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】

今後を考えると、少しAndroidに慣れておいた方がいいかなと思ってるので、しばらく使ってみます。


Google Pixel 6A 用 ケース クリアブラックケース 耐衝撃 薄型 シリコンケース ストラップホール付き 黄変しにくい スリム 柔軟 TPUカバー (クリアブラック)

2022年9月10日 (土)

大須にて衝動買い!

本日、大須へ行ってきました。

で、表題の通り、衝動買いをしてしまったんですが。

まずは大須巡りの前編、そして買ってしまったブツの紹介が後編となります。

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まずは、大須巡りから。

特に目当てもなく、なんとなく出かけたんですが。

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いや、お目当ては一つだけ、あるにはありました。それがこれ。

バーガーキングの「ディアブロ・ガーリック ダブルチーズバーガー」

なんとお値段、セットで1,690円。

その分でかいんですが、熱い、厚い、そして辛さで(口の中が)熱い……

ただひたすら「あつい」バーガーでしたね。松岡修造か。

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そんなハンバーガーを堪能した後は、巨大ハンバーガーにやってきました。

いや、これ、古墳ですが。那古野山古墳ですね。

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大須商店街の真っ只中にある、あまり知られていない古墳。ちょうど大須演芸場の真裏にあります。

ちなみに、前方後円墳の後円のみが残されたものだそうです。

これを撮影している時、ドスンドスンと音がしたので、てっきり古墳の中からヤバいやつが現れるのかと構えていたら、近所でビル建設をしているだけでした。

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で、大須観音に行き、

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大須商店街のきんt……金の玉を拝み、

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で、万松寺の端にある

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織田信長のお父さんである

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織田信秀公の墓標を参拝した後、

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ジャンク巡りです。

最初は、ここで掘り出し物でも買おうかと思ってたんです。

が、あまりいい品に巡り合えず。

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で、第一アメ横ビルに入り、ある意味で大須名物なここの横のエスカレーターを昇り、

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パウにやってきました。

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毎度のことながら、盛況です。

のぞきましたが、PC-9801UXが置いてあったりと、気合十分な店内。

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CPUガチャも健在です。

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そういえばパウって、昆虫食の自販機があるんですよね。

が、これらには結局、手を出すことなく通過。

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で、ドスパラに寄って、512GBのSDカードが売ってないかと物色してみます。

が、売り切れ。六千円台なので、あれば買ったんですけどね。

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てこと、いよいよ運命の出会いを果たす「イオシス」にやってまいりました。

まずは、店頭を物色。

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まず、目に飛び込んできたのはこれ。1.5万円のAQUOS wishです。

これくらいなら、買ってもいいかなぁと思いつつ、横に目をやると、

写真撮り忘れましたが、例のバルミューダな電話がありました。34,800円。

うーん、1万円以下なら考えたんだけどなぁと思いつつ、その横に目を移します。

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……あれ、Pixel 6aじゃん。

SIMフリーで、しかもお値段は5万を切ってます。

まさかこんなものがあるとは思わず、ここでグラっと来ました。

で、しばらく店内を物色していたんですけど。

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気づいたら、買ってました。はい。

中途半端なAndroidばかり買い続けてきたので、そろそろ本流のやつを買ってもいいかなぁ。

というのが、購入の理由です。

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それを、まるで近所のコンビニで買ってきたプリンアラモードのようなスタイルの袋に入れて、自宅へと向かいます。

iPhone 14の予約が始まり、どちらかというと世の中はiPhoneでフィーバーしているこの時期に、ある意味でAndroidの最新鋭機を購入することとなった今回の大須巡り。

そして、後編。

Google Pixel 6aのセットアップ編に続きます。

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2022年9月 8日 (木)

iPhone 14シリーズ、新Apple Watchが発表されましたが……

今日の早朝に、iPhone 14/14 Proを始めとする新製品の発表がありました。

Apple、「iPhone 14」と「iPhone 14 Plus」を発表 | 気になる、記になる…

Apple、「iPhone 14 Pro」と「iPhone 14 Pro Max」を発表 | 気になる、記になる…

Apple、高耐久&大型ディスプレイ搭載の「Apple Watch Ultra」を発表 − 9月23日に発売へ | 気になる、記になる…

Apple、「Apple Watch SE (第2世代)」を発表 − 本日より注文受付開始で9月16日に発売へ | 気になる、記になる…

Apple、「Apple Watch Series 8」を発表 − 本日より注文受付開始で9月16日に発売へ | 気になる、記になる…

この辺りの話は、いろいろなところで出ているので、割愛します。

ここで言及するのは、果たして買う価値があるかどうか?です。

私個人の感想ですが、結論から言えば今回は見送り、でしょうかね。正直言って、あまり買う価値を感じない製品ばかりでした。

iPhone 14 Plusは個人的に歓迎すべきラインナップでした。というか、12の頃から出してくれればよかったポジションの製品ですよね。

Apple Watch Series 8も、気になる製品でもあります。体温計がついたというのは、このコロナ禍ではありがたい機能ではあります。

が、問題は昨今の円安のおかげで、値段が跳ね上がっているという現実があります。

ただでさえ割高感が増しているのに、そのわりには大した機能アップがない。

期待されたiPhoneのUSB-C対応、指紋認証内蔵は行われず。しかも14に至っては前モデルである13 Proと同じSoCを搭載。

それでいて、お値段は円安の影響で割高感ばかりが残る。

手持ちのiPhoneが寿命を迎えるとかでなければ、買う理由が見当たりません。

Apple Watchを買い替えようかとも思ったんですが、血圧センサーでも付けば考えたんですけど、体温計だけではねぇ……というのが正直なところ。

ユーザー体験を重視していたiPhoneという製品は、いつの間にかユーザーの期待すら応えられない端末に成り下がったんでしょうか?

これが、今回の発表を聞いて感じた、私の感想です。

2年前にiPhone 12を、今年初めにiPad miniを買っておいて正解だったと思いました。

少なくともあと一年、Apple製品を買わずに済みます。

来年に期待すべきか、それともその間に、Androidへの乗り換えを検討した方がいいんでしょうかね。。。マジでそう考え始めてます。現状では、Google Pixel 6aの方が買う価値は高いです。

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2022年9月 7日 (水)

「光ディスクは滅びぬ!何度でも蘇るさ!」な記事を読んだ

いや、元記事のタイトルには、そこまで書いてないんですけどね。

光ディスクは滅びぬ。1TBあたり5ドル未満の光ストレージ技術 - PC Watch

とはいえ、こう書かれると後半部分のあのセリフまで聞こえてしまう世代ですから。

にしても、かなり安いメディアですね。しかも、容量も十分。

1枚で1TB以上を目指す光ディスクメディアが、アメリカのFolio Photonics社が開発に成功し、2024年には発売できると発表したそうです。

1TBあたりの単価が、5ドル未満。最終的には1ドル未満を目指すとのこと。

光ディスクといえば、今はBD-Rですが、全然使ってませんね。そもそもDVD-Rも我が家に結構余ってます。

理由は単純で、もはや光ディスクでは容量が足らなさ過ぎて、バックアップメディアとしては使い物にならない、というのが大きいですね。BD-Rでは片面1層なら25GB、2層で50GB、BD-R XLでも100GBしかありません。これじゃあ、使い物にならねぇ……書き込み速度、手間を考えると、SDXCの128GBや256GBの方が現実的です。

が、一枚1TBならかなり現実的。あとは、その機械がいくらで入手できるかが気になるところです。

なお、光ディスクの容量が上がらない理由は、単純に青色レーザーの波長で決まっているから、のようです。

これ以上記録密度を上げるには、それ以上に細かい波長にしないといけないみたいですが、それが無理なために早々に限界が来てしまった模様。

なんですが、これを16層まで多層化することで、この大容量を実現したとのこと。

「光ディスクは滅びぬ」とおっしゃってる所以です。

もっとも、蘇るかどうかは今後次第ですが。

光ディスクと言えば、私はCD-Rが最初でしたね。CDがコピーできると喜んだものです。

続いてDVD-RAMを初めて買った時は、1枚当たり5.2GB。あの時はどえりゃあメディアが出たものだと狂喜したものです。

が、気づけばその手のメディアはまったく使い物にならなくなりましたね。今や、バックアップはMicrosoft 365か、自宅のNAS、あるいはHDDのいずれかでやってます。

単にタイトルでこう書きたかったから書き上げただけの記事ですが、せっかくなので皆様も光ディスクメディアのことを思い出してあげてください。

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2022年9月 6日 (火)

Bluetoothヘッドセット買ってみた

表題の通りです。こんなものを買ってきました。

ELECOMのLBT-HSC10MPBKというヘッドセットです。

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要するに、Bluetooth接続の片耳ヘッドセット。近所のららぽーとにあるエディオンで購入、お値段は2,880円。

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中身はこんな感じ。私の親指くらいの太さです。

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こっちはカナル型ヘッドフォンですね。

ちなみにプラスチックの耳掛けですが、取ることも可能。私は邪魔なので取りました。カナル型なら、それ自体で結構引っかかってくれるので。

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なお、充電端子はUSB-Cです。2時間充電で、120時間持つと書いてました。

※追記 120時間は待機時間で、説明書には、音楽やマイクの使用は約5時間と書かれてました。

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ところでこいつ、どこに電源ボタンがあるのかと思いきや、側面が電源ボタンになってるようです。

3秒ほど押すと、電源オン。

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最初はペアリングモードに入るので、

Headset01

PC側でペアリング。

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で、耳に突っ込んでみましたが、引っかけのガイドがなくてもこの通り、しっかりはまってます。

ちなみに、Zoomでマイク、スピーカーテストしてみましたが、良好です。

そのままiTunesで音楽も聞いてみましたが、音質は良好。ただし、片耳ですが。

実はこれまで、有線のヘッドフォンをUSB経由で使ってました。が、これならワイヤレスで使えて便利。

一時期、以前3COINSで買ったBluetoothヘッドフォンをヘッドセットとして使ってたんですが、マイクがよく途切れるため、使うのを止めてしまいました。

やはり、信頼性という点で安物はダメです。音楽を聴くくらいならいいんでしょうが、リモート会議には使えません。

とはいえ、こいつも大丈夫とは言い切れないので、しばらく使って判断します。

このまま音楽用に使うのもいいなぁ、などと考えてます。それくらい、悪くない音ですよね。私的には、これで満足です。


エレコム BluetoothハンズフリーヘッドセットUSB Type-C(充電端子) 通話・音楽用 大型通話ボタン付き 3DFitイヤーフック LBT-HSC10MPBK ブラック

2022年9月 4日 (日)

Raspberry PiでUSBマイクから連続録音させる

表題の通りです。Raspberry Piで録音させます。

とある仕事で、環境音を拾う必要性が出たため、一番手ごろなRaspberry Piを使おうと思った次第。

このため、

1.Raspberry Piを起動したら、録音開始

2.ある一定時間ごとのファイルを作っては、次々に保存していく

という、この2つの機能を有することが条件です。

1.については、/etc/rc.local あたりをいじって自動実行させればいいですが、2.についてはどうすればいいの?

と思って調べてみたら、思いの外、簡単でした。

ということで、手順を書いていきます。

と、その前に。

Img_2265

こういうものを買っておきました。USB接続のマイクです。なんと700円ほど。

Raspberry Piには、マイクがないですからね。USBで実装するのがもっともお手軽な方法。

にしてもこのパッケージ、どこかで見たような……妙に既視感があるので、過去に同じものを買ってる可能性があります。

Img_2268

で、こいつをシンプルに、USBポートにぶっ刺して起動します。

さて、録音する方法にもいろいろとあるんですが、一番手っ取り早いのは「arecord」というコマンドを使う、という方法。

今どきのRaspberry Pi OSには元々から入ってるみたいです。

まず、Raspberry Piにて、

> arecord -L

と入力。すると、

Raspi_mic_01

こんな感じの画面がずらずらっと出てきます。こいつの中で、最後の赤線の部分の名前を使います。

で、続いて、

> arecord --device "plughw:CARD=Device,DEV=0" --channels 1 --format S16_LE --rate 22050 --max-file-time 10 --use-strftime "%Y%m%d/%Y%m%d_%H%M%S_%v.wav"

と入力してやります。

少々長いですが、注意する点は

 --device の後ろに”(さっきのコマンドで調べた機器名)” を入れる

 --max-file-time の後ろに、区切りたい秒数を入れる(ここでは10秒おき)

の二つですかね。あとはそのまま使います。

なお、--rate の後ろの数値(サンプリングレート)を22050ではなく、44100を使いたいところですが、そうするとRaspberry Piがオーバーフローを起こしてしまうようで、上手くいきませんでした。

これを実行すると、あとは勝手に録音を開始、WAVファイルを生成し続けます。止めるときは、Ctrl+Cにて。

すると、arecordを実行したディレクトリに日付のフォルダができて、その下に”(日付)_(時刻)_(No.).wav”みたいなファイルができているはずです。

Raspi_mic_03

これをPCにもっていき、音声を確認。

マイクがヘボなおかげか、ちょっと音が小さかったですね。

が、確かに10秒おきの録音ができておりました。

で、ここまでで、目的のことは可能になりました。

が、これでおしまいでは面白くないので、音声をヒートマップ化して確認してみます。

引用元が分からなくなってしまったのですが、とあるところから入手したコードを、ちょっとだけいじって利用。


import sys
import numpy as np
import librosa
import matplotlib.pyplot as plt
import scipy.io.wavfile
import librosa.display
 
 
#音声ファイル読み込み
args = sys.argv
wav_filename = "20220904_162319_01.wav"
rate, data = scipy.io.wavfile.read(wav_filename)
 
#16bitの音声ファイルのデータを-1から1に正規化
data = data / 32768
# フレーム長
fft_size = 1024
# フレームシフト長
hop_length = int(fft_size / 4)  

# 短時間フーリエ変換実行
amplitude = np.abs(librosa.core.stft(data, n_fft=fft_size, hop_length=hop_length))
 
# 振幅をデシベル単位に変換
log_power = librosa.core.amplitude_to_db(amplitude)
 
# グラフ表示
librosa.display.specshow(log_power, sr=rate, hop_length=hop_length, x_axis='time', y_axis='hz', cmap='jet')
plt.colorbar(format='%+2.0f dB')  
plt.title('スペクトログラム' ,fontname="MS Gothic")
plt.show()

これを使い、WAVファイルをスペクトログラム表示させます。

Raspi_mic_02

こんな感じになりました。

マイクの特性か、8000Hzに妙な筋が入りますね。

ラジオの音を拾わせていたんですが、まあまあの周波数分布が得られます。

こちらは、ご参考まで。

とりあえず、狙いとする環境音の収集・分析には使えそうな感触。

ただし、マイクだけはもうちょっといいものを使うのが推奨かなぁ、と感じます。今どきはリモート会議用にいいものが売られているので、それを使うのが良さげですよね。

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