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2021年1月 5日 (火)

簡単にSFなCGが作れるツール「とてかんCG」を使ってみた

こんなツールの存在を、最近知りました。

電子工作マガジンの別冊であるマイコンBASICマガジンの夏の号が、Kindleにて単体販売されてたので買ったのですが、その中に載ってました。

CGアニメソフト とてかんCG – 初心者向けCGアニメ制作ソフト

その名も「とてかんCG」。「とても」「かんたん」に「CGアニメ」が作れるツールだから、「とてかんCG」だそうで。

まあ、ネーミングはともかく、本当に簡単にCGが作れます。

ということで、ちょっと紹介。

Totekan01

なお、試用版はフリーですが、機能的にとても足りないので、有料版を購入。Vectorで支払い、2860円でした。

Totekan02

開くとこんな画面。ですが、実はこのソフト、使えば使うほど、機能が増えるという成長型のソフト。

いきなりフル機能が使えないというのもちょっと気になるところですが、結果的にこれがよかったようで。

Totekan11

最初はこのメニューバーもいくつか使えませんでしたね……

で、この中にある黄色の+(プラス)をクリックすると

Totekan03

こんな感じに、パーツが選べます。

ちょっと古いSFチックなデザインのパーツが多いですが、予め作られたパーツを組み合わせていろいろ作れるので、簡単というわけです。Totekan06

ほんと、いろいろあります。

Totekan08

宇宙船を作りたかったので、それ用のパーツを選びます。

Totekan09

横にある矢印アイコンで移動、回転ができます。マウスのホイールや右ボタンでも動かせます。

で、初めて起動すると、機能紹介の窓が出てくるので、それに従っていじっているうちに、なんとなく作れます。

てことで、3時間ほどで

Totekan10

こんなところまで来ました。

Totekan12

カメラアイコンをクリックすると、こんな具合に画像が生成されます。

Totekan13

なお、動画も作成可能。簡易動画ですが、これとは別に、もうちょっと複雑なモーションを作成するツールもあるようです。

が、私は「小説家になろう」の挿絵用につくってるため、動画はいいかなぁと。

で、いくつか作った作品を並べると……

Pirate01

Pirate02

Rover02

Rover03_20210104141501

まあ、粗削りながら、それっぽいものができますね。

これで5、6時間しか使ってないんです。でもまあ、なんとなく作れちゃいますね。感動です。

ですが、ひとつだけ、欠点が。

このソフト、うちの環境ではすぐに固まります。画面上で操作をしている時に、シフトキーやAltキーを押しちゃうと、そのままフリーズ。画像作成で画像サイズを入力するところがあるんですが、数字を入れようとするとフリーズ。何か操作したら、やっぱりフリーズ。

とにかく、簡単にフリーズしますね。「とて(も)かん(たんに)フリーズ」というソフト名にした方がいいんじゃないかと思うほど。

こまめなセーブを心がけて使わないといけませんね。ちなみに、セーブしたらフリーズというのもあります。

ともあれ、こういう雰囲気の画像を作りたいという方、是非お勧めです。


マイコン BASICmagazine Vol.47

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コメント

ああ、パーツが何処かで見た事あるなって思ったらDoGAが元なんですね。
むかーし、初心者向けのシステムでザクを作ろうとしてポイものを
上半身だけ作った記憶があります(w

今のパソコンを使ったら、サクサク動きそうですが、そうでも無いんですね(汗

> mokekyoさん

32ビットコードのままなので、不安定なのかなぁと思われます。あと、今どきのGPUを使い切れてませんね。うちのGeFoece GTX1650Tiが遊んでます。
アップデートを望みたいですが、2016年を最後にアプデされてなさそうですね……いいソフトなのですが。

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