こんな品が届きました。
表題の通り、トラックパッドとキーボードの付いたケースです。お値段、4千円ちょっと。
ちなみに、下にあるのはそのケースを収納するインナーケース。
iPad(第6世代)をつけるとこんな感じ。Apple Pencilの収納部分もついてます。
ちなみに、キーボードとケースは磁石でべったりとつく感じ。
このキーボード、結構薄いです。キータッチはまあまあといったところ。
キーボードを後退させて、iPadを立てかけるとクラムシェル的なスタイルになります。
なおこのキーボード、iPad用を謳うだけあって、このトラックパッドはちゃんと使えます。
まず、Bluetoothで認識させます。身もふたもない名前ですが……
認識すると、丸いカーソルが登場します。もちろんこれは、iPadでトラックパッド操作が標準となったiPadOS 13.4以降で可能。
早速、メモアプリを立ち上げて使ってみることに。
と、つい癖でMacBook Airと同様に、トラックパッドに二本指を立ててスクロール操作をしちゃいました。
が、これが驚くほどMacBookと同じです。ただし、ちょっと反応性が良すぎな感じ。ずるずるとスクロールします。
MacBookらしいところはトラックパッドだけではありません。
キーボードショートカットも使えます。
もっとも、コマンドキーの代わりにWinキーを使いますが、コマンドキー+Cでコピー、コマンドキー+VでペーストなところはMacBook Airと同様です。
ところで、Winキー(コマンドキー)を長押しすると、こんなヘルプが出ます。コピペ以外のショートカットが一目瞭然ですね。
ただ、ちょっとこのキーボード、入力ミスが多い……なんていうか、同じキーが2度叩かれるような、そんな誤入力が頻発します。
で、いろいろと調べてみると、どうやらトラックパッドに触れるとこの入力ミスにつながるようです。
が、このキーボード、こんなキーがあります。ごらんの通り、トラックパッドを無効化するキー。
これを押すと、あの入力ミスがぴたりと収まりました。
キータッチが今一つですが、それでもいい感じに打てます。
ラップトップにのせても、思いの外、安定してます。さすがにMacBook Airほどとはいきませんが、出張で議事録を打つくらいならこれで十分かと。
なお、折りたたむとこの通り。一度キーボードをはがして奥にいれ、その状態でiPadと重ねて閉じます。
ところがこのケース、キーボードの一方をケース端にピッタリ合わせても
もう一方がこんなにはみ出します。なんだか、作りが雑です。
おまけにこのインナーケース。ちょっとごわごわしすぎて使いにくそう。
ケースだけでも十分ホールド性があるので、わざわざこれに入れる必要性がなさそうですね。
なお、キーボードはmicroUSBで充電です。
当然ですが、MacBook Airより小さいです。持ち運びには、こちらの方が断然いいですね。
が、やっぱりキー入力はMacBook Airの方が上。
なんですが、iPadにはMacBookにはない利点が一つ。それは……セルラーモデルがあること。
メモアプリをiCloudで同期しようとすると、MacBook Airの場合はiPhoneを起動しないといけません。が、セルラーモデルのiPadならば、自分自身で通信できますから、わざわざiPhoneを取り出す必要がありません。
もっとも、我が家のiPadはWi-Fiモデルなので、このメリットは享受できませんが。
もう少し使ってみて、MacBookと置き換えが可能か見極めてみようと思います。
今後、iPadOS 13.4に対応したトラックパッド付キーボードケースが登場するものと思われます。そうなれば、もっと使い勝手のいいものも出てくるかもしれませんね。
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