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2020年2月14日 (金)

SONY Neural Network Consoleを使って故障予測AIを無料で作る!?

なんていう無料体験サービスを、Neural Network Console Cloudが紹介しています。

Neural Network Console Cloudのご紹介

上のリンクから、SONYまたはGoogleアカウントでログインすると、この無料体験サービスを使うことができるようです。

で、ドキュメントがあったので、ちょっと読んでみました。

時系列データの異常波形を検知する、というのが目的で、サンプルデータはsin波にノイズを加えたもののようです。

で、Affine層だけ使ったものと、Convolution層を用いたものの両方が解説されてました。

ただ、Convolution層は1次元ではなく、2次元のものを無理やり(波形データを(1,128)のような2次元配列に変換して)読み込ませてました。

でも、需要ありますからね、時系列データからの異常検知。このテーマを取り上げたのは、正解だと思います。ニューラルネットワークというと、ほぼ画像認識ですから。

ですが、時系列処理でよく使われるRNN(LSTM)は使われてませんね。

これはおそらくですが、このNeural Network ConsoleのモデルをPython上で使うためのライブラリ「nnabla」が、LSTMをサポートしていないからじゃないでしょうか?

このドキュメントをみると、Neural Network Console上で作ったモデルを利用するPythonコードの作り方まで書かれてます。実際の活用まで想定したこのテーマ。これはなかなか良い教材ですね。

お手軽に異常検知を試してみたいとお考えの方、是非このサイトをご覧下さい。


ソニー開発のNeural Network Console入門【増補改訂・クラウド対応版】--数式なし、コーディングなしのディープラーニング

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