ディープラーニングを用いた内視鏡診断ソフトが医療機器として承認取得
こういうニュースが流れるのも、時代ですかね。
ディープラーニングによる内視鏡診断支援ソフトウェア(EndoBRAIN(R)-EYE)が医療機器の承認を取得:紀伊民報AGARA
昭和大学横浜市北部病院消化器センターと名古屋大学大学院 情報学研究科、そしてサイバネットシステムが開発した、内視鏡診断に使われる画像認識ソフトが、クラスII・管理医療機器として承認されたとのことです。
大腸がんの検査に使われる内視鏡検査では、22%の見落としがあるそうで、それを低減するのが狙いだとか。
いわゆる「意思決定支援」、つまり人間の判断の補助として使われるAI活用法ですね。これで助かる命も増えることかと。
第3次AIブームの特徴は、コンシューマ用途だけでなく、こうした医療や工場といった専門職的なところにも幅広く活用されているというところですね。第2次の時はいわゆる「ファジー制御」というのが流行りましたが、炊飯器や冷暖房機器など、家電で使われている程度という記憶しかありませんね。
よく人間の仕事を奪うと言われるAIですが、さすがに全自動で手術できるAIまでは誕生しそうにありませんから、医師の仕事がなくなることはないでしょう。それよりも、早期に効率的に病巣を発見し、医師の経験差や負担を低減するという使われ方の方が増えそうです。
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ディープラーニングが何かイマイチでしたが
画像解析って事なんですねぇ、だから勉強の
画像を作ったりして学習させてって事なんですね。
だったら、野菜の識別みたいなものはお手のもの
なんでしょね、やっと理解してきましたよ(w
投稿: mokekyo | 2020年2月 9日 (日) 20時41分
> mokekyoさん
画像認識でよく使われる手法ですね。例のビー玉選別機も、ディープラーニング使ってます。
それだけではないんですが、なぜか最近では、AIといえばディープラーニングになっちゃってますね。それだけ、衝撃的な結果を出した手法ってことでもあるんですが。
投稿: arkouji | 2020年2月10日 (月) 06時37分