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2019年9月17日 (火)

京都へ行ってきました

実は今年2回目です。

この3連休、京都へ行ってまいりました。

7月には日帰りバスツアーで金閣寺へ行ったので、今度は銀閣寺方面に行こうということになり。

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まずは、銀閣寺です。

正確には「東山慈照寺」と言うそうですが、銀閣寺で通ってます。

金閣寺が金色だから、銀閣寺は銀色なんじゃあ・・・とはよく言われる話ですが、ちっとも銀色じゃありませんね。

ですがここは、「和室」の概念の原点となる建物。床には畳が敷かれて、床の間がある和室。このスタンダードを最初に作ったのは、この銀閣寺だそうです。

当時は寺ではなく、ましてや金閣寺のような政治の中枢ではなく、どちらかというと室町幕府の8代将軍 足利義政の道楽の場であったといわれているようで。

もっとも、この8代将軍の文化センスは結構なものだったようで、室町文化のかなり主要なものをこの人が生み出していったようです。

ただし、応仁の乱という、それはそれで京都を破壊した大乱を招いた張本人でもあるのですが・・・

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枯山水な庭園もありました。

この枯山水も、きっかけは応仁の乱だとどこかに書かれてましたね。自然な庭園を造る資金が乏しいので、水を砂で表現するようになったのが始まりとか。

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義政公がお茶用に使ったとされる湧き水もありました。いちいちこだわりが文化的ですよね。応仁の乱がなければ、この人もっと評価されるべき人物だったのかもしれません。

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お次は、建仁寺。

ここは、この風神雷神で有名です。江戸時代の俵屋宗達の作品だそうです。

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そして、この天井画。

写真ではわかりませんが、結構なスケールの天井画です。

こちらは2002年に小泉淳作画伯 が2年がかりで書き上げた作品 。こちらも、なかなかの作品です。

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ここにもありました、枯山水庭園。

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ところで、こんなものも発見。

分かりにくいですが、奥にある石が「安国寺恵瓊」の墓だそうです。

関ケ原の合戦に敗れ、六条河原にて斬首された武将?の一人ですが、安国寺ではなく、建仁寺に埋葬されていたんですね。

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そのあと、一年坂、二年坂を巡り

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なにやらいい感じの塔に出会い(八坂の塔というそうです)

六波羅蜜寺を巡ったのちに、京都駅へ戻り

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京都タワーに登って遠くを眺めていました。

(中央付近に、さっきの八坂の塔が見えます)

・・・などといろいろな発見があった1日目。

で、宿で迎えた2日目。朝っぱらから、もう一つの発見が。

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「新選組最後の洛中屋敷跡」という石碑がありました。

はっきりとした場所はわかっていないそうですが、私の止まった旅館のすぐ横にありました。

気が付いたのは、ポケモンGoのおかげなんですけどね。ポケストップにされてました。

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さて、2日目はまず方広寺、豊国神社に向かいます。

その途中に見つけたのはこの空き地。

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ここは、大仏殿の後だったようです。

今はただの空き地で、セアカゴケグモの警告看板が立つくらい自然にあふれた場所と化してました。

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で、方広寺といえば、これ。

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「国家安康」「君臣豊楽」という文言です。

これを、徳川家康の家と康を分断し豊臣を君主とするという意味だといいがかりをつけ、それがきっかけで大坂の陣がはじまったとされてます。

しかし、この鐘にはびっしりと四字熟語の感じが書かれてました。よくまあこれだけたくさんの中から、この言いがかりをつけれそうな2つの文を探し出したものだと感心します。

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それもこれも、秀吉が亡くなった後の話ですが、そんな秀吉を祀る神社がその隣にある豊国神社。

その秀吉の葬儀の様子を描いたものが、残されてました。

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そんな秀吉の遺構をたどりつつ、その横にある京都国立博物館へ行きます。

ここでもまた、たくさんの文化遺産を目にしたんですが・・・仏像が多かったですね。

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もっとも、仏像の多さなら、こちらに敵うものはありません。

三十三間堂。中には1千1体の仏像が安置されてました。

とまあ、2日かけて京の街を辿りました。

いくつかお土産を買ったのですが、デジタルガジェットっぽいのはこれ。

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「おふき」と書かれてますが、スマホ画面用のおふきです。

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京都五山送り火をかたどったおふきです。

友禅染で、一品一品手作りだそうです。これで800円オーバー。

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画面の拭き心地は・・・正直、それほどいいとは言えません。

いや、もったいなくて力が入れられないといった方が、正解かも。

そんなこんなの京都巡り。この次訪れるのは、いつの日か。


るるぶ京都’20 (るるぶ情報版(国内))

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