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2019年7月29日 (月)

月着陸50周年で陰謀論を振り返る

最近はなりを潜めましたね、月着陸がアメリカの陰謀だったっていう話。

どこかのテレビ局がこの話を面白おかしく(おそらく事実でないと知った上で)広めたおかげで、この日本でもなぜか一時期流行りました。この点については、マスメディアというものの責任を感じますね。

でも、ちょっと調べればそれが嘘だということが分かる話ばかりなんですけどね・・・月面の写真に星が写っていないとか、旗がはためていたとか、動画を倍速で流すと地上で歩いているのと同じに見える・・・などなど。

でも、それらに対する証明はすでになされていて、本もたくさん出ています。もっとも、その手の本は正直、面白くないので、あまり読まれていないというのが難点です。それよりも「陰謀があった」という方が面白いので、みんな飛びついたというのが実態です。

でもNASAが公開している映像では、空気のほとんどない月だからこそ起こっていることも多いんですよね・・・決定的なのは、あれだけ砂だらけの場所で、砂ぼこりが舞い上がらないことですよね。月面車のタイヤで巻き上げられた砂は、放射状に落ちていきます。地球上で、特にパリダカなどであんな砂の舞い上がり方をしていないことはすぐに分かります。

・・・ということは置いておき、こんな記事がありました。

月面着陸50年、人類はやっぱり月に行っていた | ギズモード・ジャパン

陰謀論の代表的な例を一つ一つ検証したものを集めた記事です。

実はかなり大変ですよね、この「月着陸はあった」という証明は。

なにせ場所が離れてます。実際に行って確かめられる距離ではないので、そのことが証明をより困難にしています。

だから、「月着陸が陰謀でなかったという証明をしろ」という悪魔の照明になってしまうんですよね。

といっても、映像から合理的な解釈をすればそれも可能なんですけど、その「合理的な」照明が一般人には理解しづらいことが多いというのが難点です。だから、この手の話は面白くない。

私がまだ読みやすいと思った本は、と学会の山本会長(当時)の書かれた「月着陸はあったんだ論」ですね。ブックオフなどに行くと、今でも見つかるかもしれません。あれが一番分かりやすい。というか、面白い。

月着陸から50年、1972年12月のアポロ17号を最後に、人類は月に行っておりません。

次に行くのは一体、誰になるんでしょうか?その時にようやく、月着陸が本当だったという真の証明がなされる時なのかもしれません。

アポロ11号月着陸50周年記念 月へ―人類史上最大の冒険

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