AI用エッジ端末として期待される端末”Jetson nano”はどれくらいの性能か?
まだ発売前ですが、評価機が出回ってますね。
小型の最新AIコンピュータ「NVIDIA Jetson Nano」レビュー(2) ベンチマーク編 AIエッジコンピューティングの新定番となるか? | ロボスタ
お値段12800円というお買い得感の高い端末ながら、Raspberry Pi並みの自由度のある開発キット(ただし、Raspberry Pi同様SDカードが必要)が気になるところですが、いったいどれくらいのスペックなんでしょう?
そのあたりを比較した記事が上のリンク先にあります。
対象は、Jetson AGX Xavier、Raspberry Pi 3 B+、そしてJetson nanoです。
ちなみに、Jetson AGX Xavierは現在、14万円ほどで買える端末です。ちょっと高過ぎですね。
まず、CPU性能ですが、
まあ、AGXが圧倒的なのは置いておき、整数演算ではRaspberry Piを大きく凌駕しています、Jetson nano。
GPU性能は、GTX1050Tiを搭載したPCの4分の1程度。
エッジ端末としては、全然悪くない数字です。
これで、Raspberry Piの倍程度の価格。
実際に動かした動画はこちら。
Deep Stream SDKによるデモですが、わりとサクサクと動いてます。物体検出させて、あれだけの速度で動くとは・・・ほぼリアルタイムですね。
正直、Maxwell世代のコアということであまり期待してませんでしたが、悪くはなさそうです。
ひとつ、買おうかな。いや、個人というより、会社用に欲しい。
microSDカードにOSを焼くというRaspberry Piと同じ方式ながら、M.2スロットも持ってるんですよね、Jetson nano。
気になる端末です。Raspberry Piの次にはやるのは、こいつでしょうか?
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