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2019年3月12日 (火)

「一流企業のエリートが日本やばいと感じてる」記事

正直、この記事を紹介できるほどの要約能力は、私にはありません。

ですが、心ある方に読んでいただきたいと思い、紹介します。

東大・京大・早慶→一流企業のエリートが「日本ヤバイ」と言う理由(後嶋 隆一) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

いわゆる一流企業で高学歴な人で、MBA(Master of Business Administration:経営学修士)取得を目指す人々がアメリカでぶち当たったことを赤裸々に書き綴った記事です。

自分で「エリート」と自称しているあたりはなんとも気になるところですが、そんなところはこの記事の趣旨ではない。何というんですかね、ここに書かれていることには、私はわりと同感です。

気になるキーワードを拾わせていただくと

私たちと同じような人材を、もてはやし、企業の最前線に置く日本は、本当にこの先、世界で戦えるのか

そこに決定的に欠けていると発見したのは、 “自分の意志”だった

自分から動いて相手を知ろうとする態度こそがここでは求められる。

全体を俯瞰して「こういう記事だ」と言い切れないのは、私の語彙力の不足によるものですが、強いて一言でいうなら「日本やばい」です。

世界で起こっているムーブメントに、日本の経営者や管理職が気付いているんだろうか?

気づいていたとして、何をするべきなのか、考えたことがあるんだろうか?

特にAI・機械学習というものに関わっているだけに、このあたりを自社の上の人々に感じることは多々あります。

私より給料もらっている人々が、5年先すらも考えているとは到底思えない行動をしていることに、憤りを感じることがあります。

若い人が減っているのに、仕事を丸投げすることが「管理職」であると勘違いしているやからが多くなりすぎて、仕事が回らなくなっていること。

自ら動いて何かを作り上げることが、低価値とされている現状。

私がこの記事を読んで感じたのは、こういうことです。

そういえば最近、私が自部署の上位者向けに作ったとある資料に、こういうことを書きました。

スマホのだめっぷりや、ネットブック台頭に出遅れた日本メーカーのことを、このブログでも何度かネタにしたことがあります。

でも、意外やそういうメーカーこそがむしろ、正常になりつつある気がします。

それを如実に表すのがこちらの記事。

日本企業6社がベスト10入り AI特許出願件数 - FNN.jpプライムオンライン

AI関連特許数上位10社の内、日本が6社いるというニュースです。

で、この中にはスマホ戦争に敗れ、ドル箱だったPCも売れなくなり、人員整理を進めている会社が入っているんですよね。

敗けて目覚めると、日本企業ってここまで強いんだと思いましたね。これを見て、つくづく感じます。

でも、なんとなくうまくやれている日本企業はまだその「やばさ」に気付いていないんじゃないかと思いますね。

それを如実に感じさせるのが、最初のリンクの記事です。

敗けて学ぶのも結構ですが、そういうのは犠牲は大きいですよ。70年前にも、数百万人の人命と引き換えにそれをやったばかりですし。それよりも、さっさと気づいて切り替えましょう。

私はそう思ってるんですけどね。

とめどない記事で、失礼しました。

超AI入門―ディープラーニングはどこまで進化するのか

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