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2019年3月 1日 (金)

iPhone 6sのバッテリーを交換してみた

どうも最近、iPhone 6sの調子がおかしい・・・

一言でいうと、バッテリーの調子が悪い。

「設定」-「バッテリー」-「バッテリーの状態」を見ると「85%」あるのに、とてもそんなに状態がいいとは思えない挙動を示すんです。

まず、100から70%程度まで落ちるのがめちゃくちゃ早い。満充電して機内モードにしても、一晩経つと70%台まで落っこちる。

そこから30%台から20%台に落ちるのが早く、なぜか16%で踏ん張りを見せ、突然4%まで落ちる・・・

それくらいならいいんですが、3、40%程度の時に突然電源がダウンするという現象が出たため、ピークパフォーマンス性能を落とすという羽目に。

通常なら80%以下になったときにする措置を、85%の段階でやらなきゃ使い物にならなくなるというこのiPhone 6sに悩まされてました。

おかげで最近、稼働率が落ち気味。iPhone 7 Plusに頼ることが多いです。

ところで、iPhone 6s自体は2015年に購入しましたが、バッテリーは2017年の3月に交換しているんです。

iPhone 6sの”バッテリー交換プログラム”やってみた: EeePCの軌跡

無償交換プログラムってやつに引っかかった機種で、しかも実際にパタッと落ちる現象が出たために、交換してもらったんですよね。だから、バッテリー的にはiPhone 7 Plusよりも半年ほど新しい。

にもかかわらず、この現象。

こりゃだめだということで、交換することにしました。

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で、買ったのはiPhone 5、5s、6 Plus、そして妻のiPhone 6と続けざまにお世話になっている”DIGIFORCE”のバッテリー。

iPhone 5の時に3回続けてハズレを引き、最後に当たったのがこのDIGIFORCE製だったため、それ以来私はDIGIFORCEばかりチョイスしてます。

まあ、レビューを読むと必ずしも当たりばかりではないようですが・・・iPhone 6 Plusは次男の酷使にも耐えて使われております。今回もあやかろうかと思った次第。

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パッケージの中身はこれです。これで、1700円ほど。道具付きだと2600円ほどで売ってますが、前回の妻のiPhone 6のバッテリー交換時に工具付きを買ったため(妻のiPhone 6のバッテリー交換: EeePCの軌跡参照)、それを流用することにして、バッテリーと両面テープのみにしました。

分解工房・iPhone 6s/バッテリー交換修理方法

上のリンクを参考に、早速バッテリー交換しました。

Img_2180

さて、まずは下のねじ2本を外します。

Img_2182

ここだけが特殊なネジ。あとは普通の精密ドライバーです。

Img_21831

慣れた手つきで吸盤で浮かせて、ギターピックのような器具でこじ開けて・・・といきたいところですが、今回なかなかはがれません。

防水性強化のためか、ディスプレイ周辺にはシール材がべったりついてました。これが原因で、なかなかはがれません。

Img_2184

が、何とかはがします。

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先日買った百均のVRゴーグルの上に吸盤のリングを載せて、その上からBluetoothスピーカーを載せて固定しました。まるで計ったかのようなこのピッタリ感。

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その状態で、バッテリーのコネクターを覆う金属蓋を外します。

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バッテリーのコネクターが出てきます。

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分かりにくいですが、プラスチックヘラなどを使って、コネクタを浮かします。

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このTapticEngineというやつを外さないと、両面テープが引っ張り出せません。ねじ2本で固定されているだけなので、これも外してやります。

Img_21911

さて、毎度難解なのがこの両面テープはがし。

とにかく、ゆっくーりゆっくーりとひきだしてやります。大体30~40cmくらいにはなります。焦らず引っ張るのがコツ。

これが2本あります。

Img_21921

上手くはがれると、こんな具合にぽろっと外せます。

Img_21931

で、続いてこの両面テープを張り付けます。まず、一方をはがすんですが・・・

Img_2194

これをバッテリー本体に張り付けるときは何度も押さえつけながらしっかり貼り付けてくれという注意書きがついてました。

確かに、適当に貼った状態で表のフィルムをはがすと、バッテリー本体から浮いてきてしまうとあります。そういえば私も一度、やらかしました。

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言われた通り、念入りにこすりつけます。

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上手く、貼り付きました。

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あとはこれを貼りつけて、逆の手順でねじを止めて、液晶パネルを閉じます。

Img_22001

ネジを止めて

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電源をオン。

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問題なく動作します。

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いったん充電してやると、バッテリーの状態が表示されるようになります。ごらんの通り100%に、ピークパフォーマンス性能も復活しました。

この状態で3日ほど使ってますが、バッテリーの著しい減りはなくなりました。いい感じです。

これでiPhone 6sも復活。このまま、当たりのバッテリーだとうれしいのですけど・・・

ハズレだった場合は、ブログネタにします。ネタにならないということは、無事に動いているということで、見守ってあげてください。

 

DIGIFORCE LPB-DIGI6S 互換バッテリー

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コメント

こんにちは。

私も昨年のiPhoneのバッテリ交換しましたので懐かしく読ませてもらいました。(iPhone6 Plusで膨張して液晶が浮いてきたので 汗)
メーカも同じだと思います。

昨年はアップルストアで格安にバッテリ交換できたのですが待つのが大変なので自分で交換することにしました。

本文にもありますがバッテリを固定している接着剤を剥がすのが苦労しました。丁寧にやるつもりが1本途中で切れるというアクシデントに見舞われリカバリに苦労しました。

私のバッテリはその後もう少しで1年になりますが問題無く使えているようです。

iPhoneはこの手の交換バッテリが豊富にあるので(信頼性はメーカによるのでしょうけど)長く使う人にとってはありがたい製品ですね。
交換も先達の方々(人柱?)が居て安心感があります。

長くなりましたが、また!

こんにちは、SULさん。

気づけば、このメーカーのバッテリー交換ももう5回目です。今のところ、全て快調です(退役したものもありますが)。ハズレもあるようなので、なんとも言えませんが、iPhone 5の時の「純正品相当」を3回外した私にとっては、信頼できるメーカーかなあと。

むしろ、純正品のiPhone 6sのバッテリーの方がハズレでしたね。あっさり電圧低下、容量低下が起こってます。たった1年半しか持たないなんて……

あのバッテリーシールはがしも慣れてきました。このまま交換業者でもやろうかしらん、と思うほど、慣れました。
しばらくiPhoneを買うつもりもないので、バッテリー交換で乗り切ろうかと思います。

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