「My人工知能の育て方」特集のInterface 12月号を買いました
機械学習の勉強を、サボっているわけではありません。
今も現在進行形で動いております。
こんなものを買いました。
Interface 12月号です。ここは時々人工知能特集を組むので、気が抜けません。
今月号の特集は2つで、「My人工知能の育て方」と「AIひょっこり猫カメラ」です。いずれもディープラーニング系の特集です。
全部は紹介いたしませんが、まずは一つ目の「My人工知能」の方から。
まあ、こちらはわりと一般論が展開してます。画像に音声といったデータを教師データにして、識別器を作成するまでの流れを解説しております。
個人的に役立ちそうなのは、2つ目の特集。
この「AIひょっこり猫カメラ」の方です。
要するにこの特集は、Raspberry Piを使い、猫が出てきたらツイートするという、ただそれだけのものを作るという特集なのですが、画像認識においてとても役に立つ特集となっております。
要約すると、
(1) Imagenetという1000種類の学習器を使う
(2) これを、Raspberry Pi上で使うことで、手軽なエッジ端末での画像認識を支援
(3) さらにImagenetの一部のラベルを独自データに変える方法を解説している
という部分が、とても役立ちます。
Imagenetをベースにして、例えば工場の良品/不良品の識別に利用しているという話を聞いたことがあります。
一から作るより、1000種類を識別できる学習器をベースに独自データを入れ込む方が、学習時間が削減できるだけでなく、認識率も向上するようです。
そういう話を聞いていたので、私も試してみたくはなったんですが、そんな矢先にこの雑誌が出たので、これを参考にしようかと思った次第です。
ディープラーニング・AIといった機械学習に対する過剰な期待がだんだんと冷めつつありますが、一方で業務において実績をあげつつあるようです。
この時期に、もう一度勉強してみたい、業務で生かしてみたいと思われている方には、このInterface 12月号はおすすめです。
![]() |
« 8インチのUMPC「Falcon」はPentium Silverを搭載 | トップページ | 百均のiPhoneグッズを試す記事 »
「Raspberry Pi・Arduino・電子工作」カテゴリの記事
- 「DXに挑む!はじめの一歩 ~デジタルリテラシーを身につけよう~」にて登壇(2022.12.16)
- 忌まわしき暗黒の使者”G”を紫紺の炎に包みこの世から抹消せよ!的な装置(2022.10.18)
- Raspberry PiでUSBマイクから連続録音させる(2022.09.04)
- Raspberry Pi Zero 2 W 発表(2021.10.30)
- 2021年まとめ(2021.12.31)
「数値解析系」カテゴリの記事
- りんなチャットAI「rinna japanese-gpt-neox-3.6b」と楽しく??会話してみたら……(2023.05.25)
- こっちの方が本命か!?日本語専用生成AI「rinna japanese-gpt-neox-3.6b」(2023.05.21)
- 日本語対応のオンプレ生成AIとしては現時点で最強!?な感じの「OpenCalm 7B」(2023.05.18)
- Stable Diffusionを作ったStability AI社が商用利用も可能で無料の文章生成AI「StableLM」を公開したので使ってみた(2023.04.20)
- ChatGPTを使う上でやってはいけないこと3つ(2023.04.18)
« 8インチのUMPC「Falcon」はPentium Silverを搭載 | トップページ | 百均のiPhoneグッズを試す記事 »
コメント