豪雨対策としてのSSD
我が家は標高50メートル以上の周囲より比較的小高い場所に立っており、おまけに大きな川もない場所であるため、水害には無縁だと思ってはいます。
が、実家はまさに水害を経験した場所(昭和51年の岐阜県・長良川水害)に立っているため、必ずしも水害とは無縁とも言えません。当時まだ幼稚園児だった私自身も、水没した街の様子をこの目で見た覚えがあります。
PCにおける水害への構えとして、SSD化というものがあるようです。
まさにその、実録記事です。
ASCII.jp:西日本豪雨 無事だったSSD (1/4)|ASCII西日本豪雨ルポ
先の西日本豪雨により、HDDは壊滅したものの、SSDは無事だったそうです。
もちろん、SSDだからと言って万能ではありませんが、HDDよりは復旧する確率が高いということを示しています。
断っておきますが、SSDだって電子部品である以上、ショートすればデータが消える恐れはあります。実際、フラッシュメモリーであるスマホを水没して、中のデータを失ってしまったという話もありますし。
しかし「HDDと比べたら」という但し書きをつければ、確かに安心できるメディアとなりつつあるようですね。容量単価が高いのが難点ですけど、以前よりはSSDも安くなりましたし、大事なデータの保存先としてSSDを検討することも可能になってきました。
そういえば、私の周辺での話ですが、あるサーバーでの一時ファイル用途で使っていたディスクで、これまでは15000回転のHDD+RAID 5という組み合わせを選択していたんですが、それよりもSSDを使った方が安いというケースも出始めました。SSD = 高価とばかりも言えない時代になりつつあるんですね。
今後ますますSSDが主流になるように思いますね。サーバー用でもフラッシュストレージの製品が出始めました。こういう話も含めて、SSD化を考える時代になってきた気がします。
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