この辺りで”めいだい”というと、”明治大学”ではなく”名古屋大学”のことを言います。
その名古屋大学の恒例の学園祭”名大祭”へ行ってまいりました。
名古屋大学って、象徴となる建物がないんですよね。強いて言うなら、この”豊田講堂”でしょうか?
受付でパンフレットをもらい、いざ学内へ。
それにしてもこの名大祭パンフ、いつの間にか凄くいい紙を使うようになりましたね。
20年前にいた頃の名大祭パンフといえば、手作り感満載の再生紙で白黒印刷というものでした。が、今やカラー印刷が当たり前なようです。
ところで、私が在籍していた頃の名大にはこんな大きな建物もなく、この20年のうちに次々に建てられたようです。
日本で3番目に広い大学だとかどうとかで、しかも名古屋市内のわりと一等地にあるため、日本で一番地価の高い大学などと言われてましたけど、今はどうなんでしょうか?
初めは、豊田講堂内にある研究室紹介をいくつか拝見。
これは「宇宙地球環境研究所」のポスター。太陽フレアの観測やら年代測定(炭素14の分析など)まで手掛ける研究所のポスターがありました。
小中学生にもわかるさまざまな冊子が置いてあったのですが、このサイトでダウンロードできます。
「50のなぜ?」を見てみよう 中高生向けページ | ISEE 宇宙地球環境研究所
漫画版の「...ってなんだ!?」シリーズは必見です。理科が好きな学生諸君であれば、興味をそそられること間違いなし、です。
ここには他に、人の動きをトレースする研究や、ディープラーニングによる田植えから収穫までのタイミングを予測するモデルを展示しているところもあって、なかなか今どきの研究も見られました。
さて、祭りのメインストリートは、豊田講堂から図書館にかけてのこの通り沿い。
たくさんの屋台が出てました。わりと客引きがしつこかったです。
で、長男が選んだのはこの”デブ・チュロス”。
写真を撮り忘れましたが、いうほど”デブ”ではなかったです。
他にも、フリマの会場もありました。
ところで、名大内にはあちこちにカフェがありますね。今回だけで3、4か所見つけました。これは、図書館にあるスタバ。
我々の時はこんなものなかったんですが・・・時代ですかねぇ。
なんだか一瞬、目がおかしくなるこのアートが書かれた建物は「全学教育棟」というところ。
我々の時代には「教養部」と呼ばれ、大学1、2年を過ごした場所でしたね。
この建物の中で「名大レゴ部」を発見。
東大レゴ部は有名ですが、名大にもあったんですね。
地元らしく、地元にちなんだ作品が並んでました。これは「熱田神宮」。織田信長が桶狭間の戦いの前に戦勝祈願をしたことで有名な神社ですね。
この奇妙な建物は、地元ではおなじみの「名古屋市役所」。どうしてこういうデザインなのか、私にもよくわかりません。お城に近いからですかね?
北部の方には、こんな建物があります。
2014年に、青色LEDでノーベル物理学賞を受賞された3氏のお1人、赤崎先生を記念する記念館です。
これは当時使用した電子顕微鏡?だそうです。こんな感じに、当時使われた研究機器類が展示されております。
今や高輝度LEDはあらゆる分野に使われております。ここがその原点といえる場所なんですね。
名大というところは、西側が発達しております。道を挟んで東側に行くと
急に人口密度が下がります。
おっと、こんなところに弊社製品が・・・
ところどころ、高い建物が並んでいるかと思えば
こんなうっそうとした林が残っているのも、東部の特徴。
中には、こんなけもの道のような場所まで・・・この先に、私の所属していた研究室があったんですけどね。
ついでに、ずっと東まで行ってきました。
東の果てこには、私にとってなじみ深い工学部6号館があります。
ですが、名大祭では特に何もしない建物だったため、中には入れず。残念。
20年ぶりに来ましたが、相変わらずですね、この建物。耐震補強のみ施されてました。
もう一人のノーベル賞受賞関連の施設も発見。これは2001年にノーベル化学賞を受賞された野依教授の記念館です。
こんな感じに、ぐるりと回って得られた戦利品は以上。
名大祭パンフに青色発光ダイオードのパンフ、レゴ教室のチラシと名大ストラップです。
卒業後も数度ほど訪れましたけど、端から端まで回ったのは実に20年ぶりのこと。
また時々、訪れたいですね。
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