”野良マクロ”を退治する!?Office365の新しい機能
先に行われたBuild 2018で発表されたOffice 365の新機能の一つに、”野良マクロ”の排除を狙いとした機能が追加されたという発表もあったそうです。
ASCII.jp:社内に増殖するExcelの“野良マクロ”を駆逐する新機能が登場|仕事に差がつく!阿久津良和「Office 365のスゴ技」
といっても、野良マクロを排除するのではなく、認定されたJavascriptベースの機能拡張を管理センター経由で特定のユーザーに配布するという機能が追加された、というもののようです。
これで”野良マクロ”が排除できるということですが・・・まあ、正直言って無理じゃないかなぁと思いますね。
あまり変に制限すると、従来ツールを手放さないというのが人間の性のようです。そういう仕事に関わっているので、よくわかります。
このタイトルを見たらてっきり野良マクロを遠隔で制御する仕組みができたのかと思ったんですが、そういうわけではないようですね。
さらに、VBAではなくJavascriptというのがちょっと引っかかりますね。VBAだからこその手軽さがあって”野良マクロ”が蔓延しているので、それをJavascriptで対抗できるものかと。
最近巷で流行りのRPA(ロボテック プロセス オートメーション)でも”野良ロボット”の問題が言われてます。ユーザーが手軽に作れるツールだからこそ生まれる問題のようですね。
マクロでもロボットでもそうですが、わりとよく似たようなツールを複数の人が同時に作ってしまうということはあるようです。それこそスマホのアプリストアのように、ある人が作った機能の情報を共有化する仕組みでもできない限り、野良ロボット、野良アプリの問題は残りそうです。
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