街の写真から道路マップを自動作成するAIをMITが開発中
何気なくGoogleマップを見たり、ナビ画面で道路地図を眺めてますが、あれを作るのはかなり大変な作業なんですね。
時々、Googleマップで新しい道路地図が追い付いていない場所に出くわすと「くそっ!」って悪態をついてしまいますが、裏では大変な作業のもと、地図の更新が行われてるみたいです。彼らに足を向けては寝られませんね。
そんな地図作成・更新作業を楽にしてくれる技術が、近々完成するかもしれません。
MIT、航空写真から道路地図を自動生成するニューラルネットワーク技術 - CNET Japan
MITで、航空写真から道路地図を自動で作成してくれるAIが開発されているようです。
従来にもそういう技術はあったらしいですが、今回のこれは精度がずっと高いようです。
例えばニューヨーク市の航空写真から道路地図を書かせた場合、従来手法では19%だったのに対し、MIT開発の手法では44%と倍以上の精度になってます。
それでもまだ44%なんだ・・・なんだか少しがっかりな感じですが、それだけ難しいってことなんでしょう。
世界中にはまだマップ化されていない道路が3200万キロもあるそうです。地球に最接近したときの金星までの距離が4200万キロらしいですから、それよりは少し短いくらいの道路がまだマップ化されていないってことになります。
この技術によって、未知の道路のマップ化や、マップ更新速度が向上することを期待したいです。
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