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2018年1月29日 (月)

ニューラルネットワークを作り出すAIが登場

今や”AI”といえばディープラーニングですが、そのディープラーニングの性能を決めているのが、そこに使われるニューラルネットワーク。

で、画像認識などの精度を上げるために、このニューラルネットワークを試行錯誤してチューニングしているのですが、このほどそのニューラルネットワークを作るAIというものが登場しました。

AIを実現する「ニューラルネットワーク」を自動的に構築することが可能なAIが出現 - GIGAZINE

MENNDLと名付けられたそのAI、実験的に作られたAIではなく、フェルミ国立加速器研究所のニュートリノ研究のために、その膨大なセンサーデータを処理するために最適なニューラルネットワークを探し出すために使われているそうです。

といっても、なんのこっちゃかよくわかりませんが・・・ただ、私自身十数層程度のニューラルネットワークのチューニングというのをやってますけど、あれでも結構大変です。

ちなみにこのMENNDLというAIが動いているのは、18,688台のTeslaが搭載されたTitanというスーパーコンピューター。現在TOP500で世界5位に位置するこのスパコンを使って、人間なら数か月かかる作業を、わずか24時間で終わらせることに成功したようです。

こういう記事を見ると、AIがAIを作り出して、ついに人類に対し反旗を翻す・・・なんてことを想像する人がいるかもしれません。でも、このAIはどんなに頑張っても人類に反旗は翻しそうにありませんね。

人間とコンピューターの関係を考えると、人間は創造が可能だが、長時間の労働では疲労が蓄積してミスが増大するという欠点があります。一方、コンピューターはミスなく長時間の労働を行ってくれるが、創造が苦手というもの。お互い得手不得手があるので、AIの終着点とは、結局人と機械の共存じゃないかと私は思ってるんですが。いちいち人間に反旗を翻しても、あまりいいことはなさそうですよね。

ソニー開発のNeural Network Console入門 ―数式なし、コーディングなしのディープラーニング

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