NECがx86サーバーに挿して使えるベクトルエンジン”SX-Aurora TSUBASA”を発表
かつて、スーパーコンピューターといえばベクトル型という時代がありましたが、今はすっかりスカラー型のCPUか、支援プロセッサとしてGPUやXeon Phiを使うという時代になってしまいました。
が、ここにきてベクトル型プロセッサに新たな風が訪れました。
NEC、x86とベクトルプロセッサを組み合わせた新型スパコン「SX-Aurora TSUBASA」 | IT Leaders
NECが最新のベクトルプロセッサを発表しました。その名も”SX-Aurora TSUBASA”。
x86サーバーの1Uラックユニットに挿さった写真が出ていますが、要するにGPUボードなどと同様、PCIExpressに挿して使うタイプの支援プロセッサとして登場のようです。
今の時代ベクトルプロセッサなんて・・・と思われがちですが、ベクトル型が得意とする分野があるそうです。
GPUは演算性能が優れており、今はやりのディープラーニングなどはこのGPUの方が得意。
一方ベクトルプロセッサはメモリ性能が優れていて、例えばレコメンド予測や需要予測等が得意なようです。
計算するマトリックスが疎行列(対角上にしか値が入っていないような、ほとんどが0の行列)の場合はこのベクトル型プロセッサの方が威力を発揮するようです。
私の使っているCAE解析ソフトなどは、かつてこのベクトル型プロセッサで動いてました。GPUなどでは高速化できませんでしたけど、もしかしたらこのベクトルエンジンで加速されるかも・・・従来型の解析ソフトなどでは、このプロセッサに期待がかかります。
お値段は、タワー型や1Uラックマウント型などで170万円から。出荷は来年2月。一方で専用ラック型は1.2億円から。
個人的には期待してますけど、特に昔からある解析ソフトでは威力を発揮するんでしょうかね?気になります。
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