日経ソフトウェア11月号買ってみた
近所の書店が改装されたので、ちょっと覗きに行ったらつい買ってしまったのがこちらの本。
なんていうか、AI系の記事が多数あります。
付録はこの冊子とDVD-ROMの二つ。
中でも気になったのはこちら。なんとお手軽人工知能が付録です。
どうやら、画像認識系ですね。中身はきっとディープラーニングを使っているものと思われます。
まず読んだのはこちら。TensorFlow+Kerasの機械学習入門。
プログラムも載ってますが、どちらかというと教師データ集めの記事が中心といった感じ。
ディープラーニングやってみるとわかりますが、このデータをどうやって集めて、どうやって学習させるかで性能が大きく変わります。この辺りのノウハウはなかなか手に入りません。私も苦労してます。
ここでは画像水増しの方法なども含めて、教師データの作り方を紹介してますね。
ただ、私が本当に知りたかったのは、どちらかというと”検出”だったのですが、そちらは載ってませんでした。
続いて、付録の人工知能”ちの”の使い方が載ってました。
GUIで画像の学習、認識ができるようです。
犬、猫の画像を学習させて、さらに”シマウマ”の画像を追加していけば、どんどんと”賢くなる”人工知能が作れる、というのが売りのようです。
私もちょうど”転移学習”てのをやってますけど、あれを気軽にできる仕組みのようですね。
早速試したかったんですが・・・動作条件が”Windows 10 Pro”または”MacOS Sierra”となってました。うちのWindows 10 Homeは非対応。残念。
そういえば、先日隔月刊になったばかりの日経ソフトウェア。
その分、今回のように中身を充実していただけると嬉しいですね。
![]() |
« SONYがIoTプラットフォーム”MESH”のRaspberry Pi用が年内登場 | トップページ | Arduinoで世界初のパソコン”ALTAIR 8800”が作れる!? »
「数値解析系」カテゴリの記事
- 生成AI系の本を2冊購入(2025.01.30)
- Windows 11でFORTRANをコンパイルしたい!という方への対処法(2025.01.04)
- どこに視線を向けているかを可視化してくれる物体検出器(2024.12.23)
- 2024年まとめ記事(2024.12.31)
- 生成AI解説書籍「ChatGPT & 生成AI」という本を買った(2024.12.08)
« SONYがIoTプラットフォーム”MESH”のRaspberry Pi用が年内登場 | トップページ | Arduinoで世界初のパソコン”ALTAIR 8800”が作れる!? »
コメント