« MicrosoftはUI音痴か?というご意見 | トップページ | ASUSのRaspberry Piライクなコンピュータボード”Tinker Board”日本国内販売開始 »

2017年8月13日 (日)

iOS11では”メモ”をメールで送った時のPCでの見え方が変わっている

iOS11のパブリックベータを使ってますが、地味なことに気付いたので記事にします。

最近iPhoneの”メモ”アプリの使用頻度が高いと書きました。議事録やらなんやらで、ここ最近急に活躍するアプリの一つとなってます。

メモの内容をPCに送ろうとすると、今のところメールで送るのが一番便利なんですが、その結果気づいたことがあります。

それは”メモ”の内容をメールで送ると、iOS10と11では送信された中身が微妙に違うこと。

微妙と言いますが、私にとっては結構大きな違いです。

具体的には、

・ メールのタイトルにメモの1行目が自動で入る

・ メールで送ったメモの改行はiPhone、PCで同じになる

二つ目が何を言っているのかわかりにくいと思いますが・・・順に説明します。

Img_1454

まずはこんなメモを作ってみました。各行の間には空白行が一行挿入されてます。

Ios11memo01

これをメールで送信。PCのブラウザ上のGmailで見るとこうなります。

上がiOS11、下がiOS10で送った結果。iOS10で送ったものはデフォルトではタイトルが入らないため、そのまま送ると”(件名なし)”となってます。一方、iOS11で送ったものは一行目がそのままタイトルになってます。

メールのタイトルくらいではさほど違いを感じませんけど、改行の違いは実は大きい。

Ios11memo02

まずは、iOS10で送った場合のメモの本文。

わかりにくいですが、各行の間が2行になってます。行間が間延びした変なメモになってしまいます。

議事録のような長文を送ると、これが馬鹿にならないほど面倒な修正をする羽目になってました。

これがiOS11で送った場合はこうなります。

Ios11memo04

ちゃんと”メモ”アプリと同じ1行おきになってますね。

これだと、修正の手間がいりません。

実に便利な変更、って、最初からこうしておけといいたくなるような内容ですが、なんにしても使い勝手はよくなりました。

おかげで、メモをメールで送るときはiOS11を入れたiPhone 6sを使うようにしてます。

本当は、メールを介さずクラウド上で直接PCとメモのやり取りができるといいんですが。

これだけでもかなり使い勝手は上がったので、とりあえずは良しとしましょう。

キングジム デジタルメモ ポメラ DM200ブラック

« MicrosoftはUI音痴か?というご意見 | トップページ | ASUSのRaspberry Piライクなコンピュータボード”Tinker Board”日本国内販売開始 »

iPhone」カテゴリの記事

コメント

これ、多分OSの仕様の違いによる問題ですよね。
その1は本来無名(?)のメモを送った時の挙動なんで、よくこの手を思いついたなって感じですね。
その2の方は恐らくCRLFの、改行コードの違いではないでしょうか。
UNIX系⇔MacOS(旧)⇔Windows系 のText相互変換では、昔からよくある問題なので、
古くから対処するためのフリーソフトが出回ってた筈です。
それ使えば、iOS10でも、もっと楽が出来たかもしれないですねw

こんにちは、緋呂々さん。

1はともかく、2の方はおっしゃる通り、改行コードだと思われます。

ただ、普通はWin → LinuxやMac の時にこうなるのならわかるんですが、iOS → Winでこうなっちゃうのがイマイチよくわかりません。Windowsの改行コードはCRLFで、iOSは多分Macと同じと考えるとLFなはずなので、改行がなくなってつながる方に変わってしまうはずなんですが、逆に改行が増えちゃうというのがよく分からないですね。

どのみちテキストファイルで送られるのではなく、メール本文にテキストの中身が張り付くため、改行コードの変換をかませられないんですよね。添付ファイルでメモの中身がテキストファイルとして送れるようにできるといいんですが。

ちなみに、今はiOSとWindowsでテキストファイルを共有できるようなメモアプリがないか探してます。が、いいのがなくて、結局標準アプリ+ gmailという組み合わせがベターというのが現状です。

うちはメールマシンをMacにしており、その都合上Win上で文章を作りMacに転送し、そちらでメーラーにコピペする事が多いのですが、Winで保存したテキストをMacの標準テキストアプリで開くと、今回の件同様に各行間に改行が入ります。
今まで、そういうものだと思ってて深く考えてなかったんですが、言われてみれば確かに逆になりそうなものですよね、CRLF。
何故なんでしょw 不思議です。

まあそれはさておき、うちの場合一番単純な対処法取ってます。
「互いの機器上で、CRLFの判定機能を持つテキストエディタで文書ファイルを開く」です。
具体的にはWin→Macの場合「mi」と言うエディタで、
逆にMac→Winの場合は「TeraPad」と言うエディタで開いてます。
正確にはWin機では標準アプリを「TeraPad」に差し替えているので、デフォルトで「メモ帳」や「WordPad」は起動しませけど。

この方法なら転送時の改行コード気にしないで済むし、なにより簡単です。
今後iOS11環境がメインになれば不要かもですが、ご参考までに。

こんにちは、緋呂々さん。

私もTeraPad使ってます。Raspberry Piで作ったテキストをWindowsに持ってくると一行につながるので、TeraPadは必須ですね。

会社では他にEmEditorというのを使ってます。これも改行コードに柔軟なエディタですね。

ただ、EmEditorはPython使いにはちょっと・・・なエディタ。Python用のインデントを開けて次の行に改行、コードを打ち込むとインデントエラーが起こるんです。よく見たら、インデントがスペースではなくTabにされてるという・・・FORTRANを使ってた頃以来、私はTabというのが大嫌いなんですよねぇ・・・Tab禁止のオプションがあるとうれしいんですが。後半は全然関係ない話題でしたね。すいません。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« MicrosoftはUI音痴か?というご意見 | トップページ | ASUSのRaspberry Piライクなコンピュータボード”Tinker Board”日本国内販売開始 »

無料ブログはココログ

スポンサード リンク

ブログ村