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2017年7月25日 (火)

まだ従量課金の接続が当たり前だった”パソコン通信”の思い出

”パソコン通信”などといわれても、インターネットと何が違うんだと今の人からは思われそうですが。

私もまだインターネット普及前から通信を始めたものの一人でして、下記のような記事がピンとくる世代です。

あの頃これがしたかった!電話代の従量課金が怖かった「パソコン通信」|@DIME アットダイム

もっとも、上のような音響カプラは使ったことはないです。さすがにモデムからスタート。

でも昔はこれしかなかったんですよね。モジュラージャックなんてものがなくて、受話器から接続するしかないころが存在していたようです。

私がパソコン通信を始めたのは1995年。ちょうどWindows 95が出る直前、そのころ使っていたMacintosh Color Classicで始めました。

モデムは14400bps対応のものを買いましたが、このころは2400bpsで接続。今風に言えば2.4kbps、いや0.024Mbpsとでもいうんでしょうか。このころ9600bps以上でつなぐと1分当たりの課金額が跳ね上がったんです。

当時はフリーのnifty-serve用自動巡回ソフトなるものがあり、特定のフォーラムや掲示板などの情報を一気にダウンロードして、オフラインの状態でゆっくり読むというのが普通でしたね。

今にして思えばすごい環境でしたけど、オフ会に参加したり、いろいろ情報を入手したり、なんだか今よりも人間的(?)なかかわりが多かったかもしれません。

その後インターネットが徐々に普及。こちらもアナログモデムの時代からかかわってました。

入社したての頃にはすでに2台のPC、1台のMacを保有しており、これを同時にネットにつなげるようにするため廃品同然のCPU+マザボを使って組んだ自作PC+FreeBSDで”アナログモデムルーター”を作ったのはいい思い出です。

でもいつしかniftyのフォーラムにはつながなくなり、niftyはネットの接続手段+ブログだけの存在になってしまいましたね。。。これも時代でしょうか。

昔を振り返るようになると人間 歳を取ったと感じるものですが、できればまだまだあの頃のわくわく感に浸りたいですねぇ。ちょっと前まではRaspberry Pi、今はディープラーニングにはまってますし、この先も最先端のコンピュータ技術に触れていきたいものです。

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コメント

その後、ISDNをステイして、一気にADSLにしたものです。あまりのスピードに、逆にPCが壊れると本気で心配しました(笑)。

こんにちは、yojaさん。

私は半年ほどISDN使ってました。あれはあれで便利でしたが、ADSLの味を覚えた途端だめになりましたね。遅すぎです。エ◯画像がなかなか落ちなくていらいらしてたのは若さゆえの黒歴史です。

ただADSLも安定しておらず、1週間繋がらなくなるなんてことがしばしば。名古屋めたりっくというマイナーな会社だったのが災いしたようで、それ以来少々高くても信頼できる通信会社・プロバイダをチョイスしてます。

「ピー、ガラガラガラ・・・」
あー、懐かしいなぁ、と思いました。
2400bpsの時代、14400bps超高速だ!と胸熱だったのはいい思い出です。

追伸:
Windows95時代に買ったFaxモデムPCカード、売ろうと思って箱に入れたまま
今でも眠っていて、「電子機器は早めに売るべし」と痛感しています。。。

では、また。

こんにちは、SULさん。

95時代のは取っておいた方がいいですよ。私はPowerBook 5300で使ってたPCカードモデムをなくしてしまいました。ちょっと後悔してます。

以前はあのピーガラガラの最初の音声パターンで何bpsで繋がってるかがわかったんですが、今はもう無理ですね。失われた(役に立たない)技術ですね。

パソコン通信にハマって
1995(平成7)年春の時点で
2年経過していたような…。

現在も生きているNIFTY-ServeのIDは
オムロンの2400bpsモデムに付いていたモノでした。
(まあ「セカンドメール」しか見てませんけどね(笑))

自転車フォーラム(FCYCLE)の「夏オフ」は
今年もこの週末に開催されますが、
私は、ほぼ毎日の田畑の見回り・草刈りと「イノシシ対応」があるので
行きたくても遠方(直線距離807.9km)に出掛けるのは
現在の処難しいのが現実です。

 モデムは
2400bps→9600bps→14400bps→(PC内蔵基板)56kbps
を使いましたが、
9600bpsの頃にNIFTYのアクセスポイントからインターネットに接続し
「コマンドライン」みたいな操作だったのが昨日の事の様に思い出されます。

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