AMDのZenコアを使ったサーバー版CPU”EPYC 7000”は32コアで22コアXeonの47%増し!?
ついに出ちまいましたね、AMD Ryzenのサーバー版。”EPYC”(エピック)と呼ばれるようです。
Intelの22コアXeonを47%も上回る高性能32コアモデル&16コアで7万円強からという激安モデルなどサーバー向け「EPYC 7000」シリーズをAMDが正式に発表 - GIGAZINE
発表されたEPYCの概要ですが、最上位である”EPYC 7601”は32コア/64スレッドで、Xeonの現状の最上位版である”Xeon 2699A V4”(22コア/44スレッド)に対し47%も高速(整数演算)とのこと。浮動小数点なら75%高速という、ちょっと信じがたい速度。
なお、最上位のEPYC 7601の価格が4000ドル(約45万円)。Xeon 2699A V4が4115ドルといわれているので、ほぼ同額でこの性能。最も安い16コアのEPYC 7281に至っては650ドルとほぼコンシューマ向け並みです。
AMDが久々の反撃に出ましたね。しばらくはIntelは苦しい戦いを強いらせそうです。PC向けでもこんな話が出ているくらいですし。
これでHPCの価格が下がってくれると、設備担当の私としてはありがたい限りですね。最近はIntelのCPUは高値安定が続いていたため、サーバー/ワークステーションの価格が高くていろいろと苦労してるんです・・・どうせなら、業務でもAMD製のを導入してみたいですね。Intelコンパイラの効果が出ないなどの不利さはあるものの、どんなものなんでしょうね?気にはなります。
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