Pascalコア搭載の廉価モデル”GeForce GT 1030”登場
GeForce GTX 1050よりもさらに安いモデルが登場です。
消費電力30Wのエントリー向けGPU「GeForce GT 1030」がデビュー、計7モデル - AKIBA PC Hotline!
GeForce GT 1030が各社から発売されてます。
GeForce GT 1030のCUDAコアは384基で、1050の半分。搭載メモリも2GBとこちらも1050の半分。
その分お値段も安く、大体1万円前後で売られてるようです。
今のところ7社から出てるようですが、私がもし買うとしたら上に載せたMSI GeForce GT 1030 AERO ITX 2G OCでしょうかね。
ファンが大きいからというのがその理由。
他のボードは1スロット化のために小型のファンを搭載。ああいうファンはかなり耳障りな音を出すんですよね。
今回1050を買って思ったのは、2スロット版くらいの大型ファンならかなり静かだということ。私の場合は夜中に使うこともあるので、静音性は無視できません。
本来はゲームや3Dグラフィックを多用するソフト向けに使うものですが、私のように機械学習用エンジンとして使いたいと思う人もいるかもしれません。1万円なら、かなりお買い得ですからねぇ。
ただ、私の場合1050ですでに限界が見えてきまして・・・その辺の話はいずれ書きますが、56×56の画像を4000枚機械学習させようとしたら、4GBの1050でもメモリオーバーで動かなくなってしまいました。1030なら2000枚弱あたり限界になりそう。やっぱり1080あたりが欲しいなぁ・・・
いろいろ書きましたが、安くて手ごろなPascalコアの登場は大歓迎ですね。PC的にも、ディープラーニング的にも。
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MSI PCI-Express 3.0 x4対応 グラフィックスボードMSI GeForce GT 1030 AERO ITX 2G OC GT1030 AERO ITX2GOC |
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コメント
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私には何がなんだかな話なのですが>ビデオカードの性能が
昔はやったお茶ひいてるパソコンを使って
暗号解読などの処理をさせる事が格段に
早まるんじゃないでしょうか。
暗号だけでなく、ガンの治療や宇宙人の
メッセージ解読などもあったので有効
活用出来ればいいなぁと思います。
投稿: mokekyo | 2017年5月23日 (火) 23時02分
こんにちは、mokekyoさん。
SETI@homeのような分散コンピューティングはスマホでもできるようですね。もっとも、そんなバッテリーを消耗するだけのような行為をほとんどの人はしてくれない気はしますが。
グラフィックボードにある多数の演算コアを使えば以前は多数のPCをつないでやらないとできなかった多重並列計算が一台のPCでもできてしまうというのがGPGPUの売りで、ちょうどそこに分散コンピューティングが有効なディープラーニングの流行に乗れたというのが今のNVIDIAの状況というところのようです。
でもこのGTX1030は普通のグラフィックボードとして使うのが吉かと。やるなら1080Tiくらい買わないとメモリが足りなくてすぐに限界にぶつかりそう、と私は実体験から思います。
投稿: arkouji | 2017年5月25日 (木) 03時53分