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2017年1月12日 (木)

史上最小の人工衛星打ち上げロケット”SS-520”の打ち上げ延期

ロケットの打ち上げシーンが大好きな私。以前にこんな記事(ロケットの打ち上げ集めてみた: EeePCの軌跡)書いたくらいですが。

このSS-520という超小型のロケットを使った人工衛星打ち上げ実験については、この記事見るまでほんと知りませんでした。

伝説の超小型ロケット宇宙へ!意外な歴史と「実力」 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

ロケット全体の重さは2.6トンほど。これが成功したら、衛星打ち上げ用としては史上最小のロケットとなる”SS-520”。ギネスものですね。

これまでの最も小型の衛星打ち上げロケットは、日本で最初の衛星”おおすみ”を打ち上げたL-4Sで、重さは9.4トン。今回はそれを3分の1までサイズダウンです。

元々は2段式の観測用ロケットですが、これを一部改修して3段目と重さ3kgの衛星を載せて打ち上げようとしてます。

元々が人工衛星用ロケットではないうえに、この衛星の投入高度は180km程度と低いため、打ち上げに成功したとしても数か月で地上に落下してしまうという、あまり実用的ではない打ち上げ実験となる模様。

ですが、これが成功すれば人工衛星用ロケットの小型化にもつながりうる事例となるだけに、あながち無駄な実験ともいえないようです。単なる”ギネス挑戦”が目的にあらず。

考えてみれば今やカメラや加速度、GPS等の各種センサーが凝縮されたスマホがある時代。そのまま打ち上げれば人工衛星になれるんじゃないかと思うほどの多機能な電子機器がこれだけ普及しているわけです。

スマホを衛星軌道上に打ち上げられる程度のロケットなら民間でも作れそう。そんな思いを具現化する実験ともいえますね、このSS-520 4号機の打ち上げ。

残念ながら11日朝は強風により打ち上げ3分前に中止。14日以降に延期されました。

うまくいってほしいですね。ほんと。

そういえば、ギネス挑戦といえば、インドではこんなロケット打ち上げを計画中。

史上最多、インドが1機のロケットで103機の人工衛星を打ち上げ-その舞台裏- | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

一度に103個の衛星を打ち上げるようです。こちらは数で勝負。もっとも、こちらもギネス狙いではなくて、小型の衛星をより低予算で打ち上げることを狙っての挑戦のようです。2月に打ち上げられる予定です。

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