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2017年1月 6日 (金)

ASUSが次期ハイエンドスマホ”Zenfone AR”発表 AR/VR機能に8GBメモリ搭載

予告通り、ASUSが次期ハイエンドZenfoneである”Zenfone AR”をラスベガスのCES 2017にて発表しました。

GoogleのAR機能Tango&VR機能Daydreamに両対応の「ZenFone AR」&デュアルカメラの「ZenFone 3 Zoom」登場 - GIGAZINE

ここで発表されたのは”Zenfone AR”と”Zenfone 3 Zoom”の2機種。

Zenfone ARはSoCにQualcommのハイエンドチップSnapdragon 821を採用、5.7インチ有機EL画面(2560×1440)にメモリは8GB/6GB、ストレージは32GB~256GBとなる模様。バッテリー容量は3300mAh、Androidは7.0。

AR機能”Tango”のためのハードウェアですが、背面には2300万画素のメインカメラに加え、モーショントラッキング・深度計測用の2つのカメラセンサーを搭載。

これにより、周囲の3D情報を取得、バーチャルな家具を配置させたりできます。

一方のVR機能”Daydream”ですが、以下の動画のような機能。

専用ヘッドセットにZenfone ARをとりつけて使うようです。

両方組み合わせて何かできるのかどうかはわかりませんが、だんだん横並びで同じ機能ばかりのスマホが増えつつあるので、この新機能にはちょっと期待したいですね。

発売日や価格は未定。

Zenfone 3 Zoomは最大12倍までズーム可能なスマホ。液晶サイズは5.5インチ液晶(1920×1080)、Snapdragon 625、メモリは4GB/3GBを搭載、ストレージはMAX 128GB。

iPhone 7 Plusのようなデュアルカメラになってます。片方はノーマルで、もう一方が2.3倍ズームレンズをつけてる模様。

レーザーAF機能付きで、フォーカス速度は0.03秒と驚異的な速さを実現。

7.99mmという薄さで5000mAhものバッテリーを搭載。重さは170g。

こちらの発売は2月から。日本でも近々売られるんじゃないかと思われます。

やっぱり気になるのは”Zenfone AR”の方ですね。

ただ、いくら優れた機能でもソフトウェアが伴わなければ宝の持ち腐れ。キラーアプリが出てくれるといいんですけどね。

かつて裸眼3D機能を搭載したAmazon Fire Phoneなんてのがありましたけど、結局あの機能を使えるアプリがほとんど出てこなくて、結局失敗に終わりました。

こちらはGoogleがサポートしてくれるはずですが、価格に見合うだけの”なにか”がなければ同じ道をたどるのは必至。

とはいえ、スマホの性能としてみても最上級の端末。値段が通常のハイエンド並みであれば、たとえAR/VR機能が活かせなくても売れるんでしょうけどね。いくらになるんでしょう?

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