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2017年1月27日 (金)

ASUSのRaspberry Piちっくなコンピュータボード”Tinker Board”

どうやらRaspberry Piに対抗したボードっぽいです。

ASUSによる“ラズパイ”みたいな小型コンピュータ「Tinker Board」 - PC Watch

ASUSが”Tinker Board”というコンピュータボードを販売しているようです。

ただし、一般向けには販売されていないようで、今のところイギリスの電子機器関連製品を販売しているCPCというサイトで55ユーロ(約6700円)で販売されてるそうです。

ボード上のコネクタ類の構成も、40ピンのGPIOがあるところもRaspberry Piそっくり。SoCはRockchip RK3288(Cortex-A17、1.8GHz、4コア)を搭載。Raspberry Pi 3がCortex-A53 64bit 4コア 1.2GHzですので、クロック分だけTinker Boardの方がスペック高め?なんですかねぇ。Wi-Fi、Bluetoothも搭載済み。

OSもDebianで、この辺りもRaspberry Piそっくり。ただしASUSのサイトには製品情報が載せられていないため、開発者・メーカー向けの製品じゃないかとのこと。

特に必要性はないんですが、ASUSというだけで私はほしい一品ですねぇ。しかし、どうやって使うんでしょう?GPIOの配置もRaspberry Piと同じだったりするんでしょうかね?疑問はつきません。

ところで、そのイギリスで教育市場向けにBBCが販売しているmicro:bitというコンピュータボードの互換機が、こちらは秋葉原で売られてます。

教育向けの小型マイコンボード「chibi:bit」が販売中 - AKIBA PC Hotline!

”chibi:bit”というこのボード。Web上でブロックプログラミングで作りこめる教育向けボード。

25個のLED、ボタン2つ、加速度・磁力センサー、Bluetoothモジュールを搭載。

その一方でモニター接続端子がないなど、出力手段はLEDしかないというなんとも微妙なボード。

とうとうASUSまで乗り出してきた安価なIoT/教育向けコンピュータボード。こういうボードの需要って、今後高まるんでしょうかね?

Raspberry Pi 3 Model B (Element14)

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Raspberry Pi・Arduino・電子工作」カテゴリの記事

コメント

私としては”chibi:bit”の方が好みですね。
制限がある方がアイディアが出ますし、
教育にはなるかなと思います。

こんにちは、mokekyoさん。

まさにArduinoがそうですが、アイデアはむしろシンプルな方が色々湧いてくるものですね。

Raspberry Piも通常のPCと比べるとずいぶん制限がありますけど、これもまたアイデアの源かもしれません。このASUSのボードはどうでしょうかね?

私もmokekyoさんの意見に賛成です。
昔のゲームは面白かったと言われる理由の1つに、機能制限があったからこそアイディア勝負になっていた部分が、
少なからずあると思うんですよ。

件のTinker Boardはラズパイ3比較で性能2倍、されどその分お値段も2倍…
教育用に学校で1人1台ってコンセプトで考えると、コストがきつそうですね。
むしろ趣味人が個人的に使用するようなマーケットを目指した方が良い気もします。
実際そうなりそうですしw

こんにちは、緋呂々さん。

どちらかというと、ASUSのこれは企業のIoT用プラットフォームとして出している気がします。Raspberry Piは本来教育向けながらこちらもIoT向けに期待がかけられているようですし。

ただRaspberry Piは個人向けに売られていて、そこから応用事例が出てきて今に至ってますから、このTinker Boardもそういう流れで開拓しなきゃいけない気がしますね。というか、この手の製品はよほど何かがないと先駆者にかなわないものだったりします。何か勝算があるんでしょうかね?心配です。

私としては物ありきで何か出来ないか
考えるよりも、何かしたい!と言う強烈な
思いが結果的に結論にたどり着くと考えて
ますので、ラズパイのようにある程度
何でも出来るようなものだとパソコンを
使っても似たような感じにしかならんような
気がします。

昔のワンボードマイコンや8ビットパソコン
等は表現方法が乏しかった為、無駄を
そぎ落とした表現でユーザー側に想像
させる部分がありました。それが良いという
よりも、そこに時間や労力を割くのではなく
もっと根本的な部分にチカラを入れて欲しい
そう思うのです。

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