Raspberry Piと組み合わせて使える雷センサー
雷が光って音が到達するまでの時間を測定し、大体の距離を割り出すというのを私は比較的得意としてますが。
例えばぴかっと光って10秒後にごろごろと聞こえてきたら、落雷場所から現在地までの距離は350 m/s×10 s = 3.5 kmと割り出せます。
なお、気温と音速の関係は「331.5+0.6t」(t は気温 ℃)で表せるため、真夏の気温(30度超)なら大体音速は350m/sです。
しかし人の感覚頼みではなく、もうちょっと正確に割り出せないものかと思ってまして、これをRaspberry Piで自動的にできないか?と考えていました。
・・・と思っているうちに、夏が終わってしまいましたけど。
そういう用途に使える雷センサーとRaspberry Piと組み合わせた電子工作記事が見つかりました。
上の記事では、Raspberry PiにAS3935という秋月電子通商で購入できるセンサーを用いてます。
AS3935使用 雷センサーモジュール: 半導体 秋月電子通商 電子部品 ネット通販
この雷センサー、なんと雷の距離まで計測可能とのこと。
一体どうやって距離を割り出しているのか?データシートにも記載がないようでいまいちわかりませんが、とにかく距離も測定可能というのがいいですね。
Raspberry PiのI2Cを使ってデータを取り込めるようです。詳しくはリンク先へ。
私は雷発生時のノイズを拾い、そこから大き目の音が鳴るまでの時間を計って距離を測定しようと思ってただけに、このセンサーを使えばかなりスマートな回路になりそうです。
が、先にも書いた通り、雷のシーズンを超えてしまったんですよね・・・冬でも雷が鳴ることはありますけど、やっぱり夏の方が断然多い。
しかもうちは一度、室外にある給湯器を雷でやられたことがあるんですよね。それだけに、雷の位置には関心が高いというわけでして。
そんな事情もあって、この手のセンサーは気になるところ。まあ、近づいたことを知ったところで、何もできないんですけどね。
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