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2016年9月12日 (月)

懐かしいビデオカード”Matrox Millennium”

PC Watchで懐かしいビデオカードが紹介されてました。

【やじうまPC Watch】【懐パーツ】ハイエンドビデオカードの定番、「Matrox Millennium」 - PC Watch

”Matrox Millennium”というビデオカード。

”MATROX Millennium”とリンク中には書かれてますが、私はMGA Millenniumという名前で呼んでたような。基板上のチップにもそう書いてありますし。

それはともかく、私が自作PCを作った1997年ごろ、中古のこのボードを買って使ってました。そのころはたしか、CPUはMMX Pentium 233MHzを使用。

大学の研究室において使っていたんですが、このころはWindows 95上でTeX(テフって読みます)を使用。膨大なテキストデータを扱ってました。

で、使っていたマザボがASUS製のオンボードでVGAを持っているという、当時としては比較的珍しいものをつかってたんですけど、まあ当然というかしょぼい性能でして。

グラフィックの処理に不満を抱いてたため大須を巡って何とか探し出してきたのがこのMillenniumというわけ。

で、このボードを取り付けてドライバをインストール、早速使った印象が。

めちゃくちゃ速い!!

とにかく2Dが速い。TeXのコードが爆速で流れました。

ただし3Dはいまいちな性能だったため、その後歴史の陰に埋もれたビデオカードとなってしまったんですが。

まだTrio64なんていうビデオチップが重宝されていた時代にあっては、かなり高性能なボードだったんです。

今の時代はベンチマーク上で遅いCPU、ビデオカードでも、普段使いで支障が出るほど遅いものはほとんどありません。

昔はちょっと高いパーツを買うと、素人でも体感できるほど性能向上が感じられた時代。

なお、3Dで最初に感動したボードは初代GeForce。未だに続くこのシリーズ、初代は確かに感動ものでした。

CPUではAMD Athron 1GHzを導入した時が感動ものでしたね。初めてクロック数1000MHzを超えたCPU。Windows 2000と組み合わせて使ったときの爆速感、安定感は最強でした。

今は自作PCがあまり盛り上がってませんけど、安いパーツでも十分高性能になった時代、パーツを変えたときの感動がなくなってきたためじゃないかと思うんですよね。

そういう意味では、今の時代はスマホですかね。ついつい毎年iPhoneを買ってしまいますし。でもそろそろスマホも頭打ち感がありますね。

また感動を感じるハードウェアに出会いたいものです。

自作PCバイブル2016 (100%ムックシリーズ)

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コメント

そういう話題は楽しいですねぇ。
他に紹介されていたEDGE3Dが欲しかったなぁ。
セガマニアだけにバーチャファイターがやりたくて(w
ただ、その頃は仕事をするかしないかくらいで
NT3.51環境で使いたかったのでドライバの無かったので
泣く泣く購入を諦めましたが、、、。
マザーボードはペンティアムプロに走って迷走して
4つ積んでるのを使ったりしてました、いや今でも
残ってるんですけど(汗

こんにちは、mokekyoさん。

Pentium Proは欲しかったCPUですね。マルチCPUなんて環境に憧れていつかはPro!なんて思ってたものです。今ならいつかはXeonってところでしょうか。

CPU以外でパワーを感じた最初の自作PC用部品ですね、このMillennium。まさかボード一枚でこれだけ快適になるとは…感動ものでしたね。

今じゃ体感速度で感じられるほどの進化がないんですよね。スマホ、タブレットもそろそろ上限が見え始め、次なる天地を探してるところ。そういう臭いを感じるのが今ならIoT機器、Raspberry Piあたりですかね。

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