ネコを追い払う!?人工知能
ネコ好きな人には酷な話ですが、猫を追い払うためにディープラーニングによる機械学習を行い、ネコを追い払う機器を作成した人がいます。
ネコを追い払うには、人工知能(AI)が良いみたい ― 大量のネコ画像で、ネコを“ディープラーニング” - インターネットコム
これまたネコ好きな人には酷な話で申し訳ありませんが、見ず知らずのネコが敷地内をトイレにしているという害を受けている人が少なからずいます。
ということでNVIDIAのエンジニア Robert Bondさんが作ったのはこのシステム。
システム開発用ボードNVIDIA Jetson TX1とネットワークカメラとを組み合わせ、自宅の敷地に侵入したネコを感知してスプリンクラーを発射、ネコを追い払うというものです。
これならネコにけがを負わせることなく撃退できるため、ネコにとっても人間にとっても最低限の被害で済むという仕組みですが、問題は人間が侵入してもスプリンクラーをかけてしまうという誤作動が起こること。
が、学習を重ねるにつれ、ネコとそれ以外の認識率が上がり、誤認識が減少したとのこと。
庭のどこにいても認識できるため、しまいにはこの敷地に侵入するネコがいなくなったようです。
似たような害は私の周辺でも何人か悩んでいますが、”Raspberry Piレーダー”を作ったときに、これを応用して似たようなものを作ろうかと思っていたことがあります。
![]() |
NVIDIA Jetson TK1 Software Developer Board NVIDIA Jetson TK1/940-7R375-0001-000 MB2108 |
ただ私の場合はスプリンクラーではなく、発泡スチロールかスポンジでできた弾を発射するというもの。人間でもネコでもなんでも反応したら、その位置に向かって発射するというものです。
残念ながら実現に至ってませんが(発射機構が思いつかない・・・)、似たようなことを考える人というのはいるんですね。
« 手のひらサイズの”ファミコン”が任天堂から登場! | トップページ | 今度のiPhone 7では”FeliCa”搭載か!? »
「Raspberry Pi・Arduino・電子工作」カテゴリの記事
- 「DXに挑む!はじめの一歩 ~デジタルリテラシーを身につけよう~」にて登壇(2022.12.16)
- 忌まわしき暗黒の使者”G”を紫紺の炎に包みこの世から抹消せよ!的な装置(2022.10.18)
- Raspberry PiでUSBマイクから連続録音させる(2022.09.04)
- Raspberry Pi Zero 2 W 発表(2021.10.30)
- 2021年まとめ(2021.12.31)
コメント
« 手のひらサイズの”ファミコン”が任天堂から登場! | トップページ | 今度のiPhone 7では”FeliCa”搭載か!? »
発射機器は市販品を使えばよろしかと。
コントロールするのができないと思うのなら
人の動きを真似するという方向で、発射ボタンを
ソレノイドを使ってボタンを押したらいいわけですよね
こういうのは意固地にこうしなきゃダメだイヤだ
と思い始めると進まなくなるんですよね。
投稿: mokekyo | 2016年7月17日 (日) 15時32分
こんにちは、mokekyoさん。
実はナーフを使おうとも考えました。こちらなら発射機構は元々電動なので、Raspberry Pi or Arduinoと組み合わせるのに比較的簡単かなぁと。
ただ、うちではネコ撃退の需要がないため、なんだか本気になれず放置してしまってます。なかなか自分が欲しいと思うものじゃないと、手が出せませんねぇ。。。
投稿: arkouji | 2016年7月17日 (日) 16時56分
猫撃退は無くても、他のものに、そう
『G』撃退!
コールドスプレーを噴射して、、、
射程距離が短いのが欠点ですかね<抜本的に無駄
投稿: mokekyo | 2016年7月17日 (日) 21時59分