アルバムにある写真をそのままiPhoneのカメラで取り込む”Omoidori”
もはやデジタル写真全盛の時代、フィルムカメラ自体をほとんど見かけることがなくなった今日この頃。
そんなご時世でも、まだデジタル化されていないアルバムをお持ちの方は多いかと思われます。
そこで、アルバムをお手軽にデジタル化したいという人向けの製品がPFUから発売されてます。
アルバムの写真をそのままの状態でiPhoneに取り込む「Omoidori」 PFUから登場 - ITmedia PC USER
「Omoidori」というこのiPhoneのスタンドのようなケースのようなこの製品、三角形の形をしたこのスタンドの底面を写真に合わせ、iPhoneのカメラに取り込むというアイテムです。すでに予約開始、6月下旬から発売されるとのこと。お値段、約13,000円。
アルバム表面がてかてかしていてもちゃんと反射した光を補正してくれるようで、まるでスキャナで取り込んだようにきれいに残せるみたいです。
サイズはL版用ですが、2L版でも2回に分けて取り込み、1枚に合成してくれるようです。
私が初めてデジカメを買ったのは1999年。130万画素で単3電池4本で駆動するカメラでした。メディアは、今は無きスマートメディア。
とにかく電池がすぐに消耗するうえ、写真もせいぜい20枚程度しか取れなかったため、まだまだフィルムカメラがなくなるとは思えない時代でしたね。
続いてSONYのCyberShotを2001年ごろに買ったんですが、無音ながら動画が撮れたため128MBの、当時としてはかなり大容量なメモリースティックを買って使ったものです。割といいカメラでしたね。ここから気が付けばSONY製のカメラばかり買い続けてます。
というわけで、就職して(1998年4月)から今まで、フィルムカメラをほとんど使っておりません。あまりこの「Omoidori」のお世話になるものがないですね。実家にある子供時代のアルバムくらいでしょうか?
この「Omoidori」、開発に10年かかったそうです。
iPhone直撮りアルバムスキャナ『Omoidori』発売。PFUが10年かけて開発 - Engadget Japanese
開発を加速させるきっかけになったのは東日本大震災。このとき、被災したアルバムを抱える人を見て本格的に開発をすすめたそうです。
先日発生した熊本地震でもそうですが、いつ災害が起こってアルバムが失われるかはわかりませんからね。
デジタル化したからと言って安全というわけではありませんが、バックアップに気を付ければ簡単に失われるものではありません。
アルバムがたくさん残っているという方は、ぜひ活用されるといいかもしれませんね。
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