百人一首練習用マシンをESP-WROOM-02で作る
「ちはやふる」って実写映画やってたんですね。
それはともかく、百人一首の練習を一人でもできる電子工作記事があります。
ESP8266 (ESP-WROOM-02) 映画「ちはやふる」公開記念!音声合成LSI で百人一首の練習マシーンを作る - Qiita
ESP8266(ESP-WROOM-02)という、Wi-Fiを内蔵したArduinoなボードと音声合成チップを組み合わせて札取りマシンを作ろうというもの。
札をとったかどうかを判定するリードスイッチも使ってるようですが・・・これ百枚にとりつけるの?
リンク先のコードを見ると、ちゃんと百枚分の札がデータ化されています。これを使って練習したい方や、Raspberry Piなどに移植しようという人にも有益な記事ですね。
百人一首のルールですが・・・最近知らない人もいるようなので、ちょっと解説。
百人一首(小倉百人一首)に使われる歌は全部で100。”5-7-5”文字の上の句と”7-7”の下の句からなる俳句です。
で、歌は上の句、下の句ともに読まれますが、取り札に書かれているのは下の句のみ。
いくつか歌を覚えていれば、上の句が読まれた時点で下の句の札を取りに行けます。上の映画なんて、すべての札でその域に達している人たちばかりのようですが。
私も小学生の頃に百人一首をやってまして・・・私がうっすら覚えているのは「久方の光のどけき春の日に しず心なく花の散るらむ」という紀友則の歌くらい。
ところがこの百人一首クラブの担当の先生というのがとんでもないパワハラ系の先生で、殴る怒鳴るは当たり前、逆鱗に触れると3週間はねちねちやられるという、今なら間違いなく懲罰になるほどの暴力で支配するタイプの先生でした。
おかげで、あまりいい思い出がないんですよね。歌を聴くと、ちょっとこのころのトラウマがよみがえります。おかげで、百人一首の札で”坊主めくり”ばかりやってた気がしますね。
多くの人にはぜひ純粋な気持ちで接していただきたいです、百人一首。歌や自然、当時の風習など、歌の一つ一つがまさに日本の文化を象徴した歌ばかりです。
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コメント
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実際の「競技かるた」では、100枚のうちから50枚を抜き出し、自陣、敵陣それぞれに25枚ずつ配置するので(除外された50枚は空札と呼ばれ、詠まれた空札と間違って場の札に手を出すと”お手つき”になります)、それに準拠するならスイッチは50個用意すればいいことになりますね
100首を丸暗記するのは当然として、詠まれる絵札(上の句)の冒頭3字目(決まり字)までで、ほとんどの札が絞り込めるため、まずはそこまで分類して覚えるのが基本中の基本で、上級者になると詠み手の発音のクセまで考慮するところは、最近のクイズ王と一緒ですね
地元ということで、名人・クイーン戦のテレビ中継があるのですが、とりわけ先代の名人・クイーンは異次元の強さだった(永世名人)上、クイーンの見た目がまさしく「ちはやふる」のクイーン(ふくよかVer)と一緒なため、見事にシンクロしていたのが面白かったですね
投稿: マジック143点灯(前後編に分けての封切りはセコいよ) | 2016年6月 2日 (木) 16時33分
こんにちは、マジック143点灯さん。
そういえばそうでしたね、競技かるた。すっかり忘れてました。でもスイッチ50個もかなりの数には違いありませんが。
ちはやふるについては、アニメやってたなくらいの認識です。見るとちょっとトラウマが蘇りそうで…今思えばあのクラブ、入らなきゃよかった。
投稿: arkouji | 2016年6月 2日 (木) 21時10分