安かったのでArduino Pro mini互換ボード買ってみましたが
色々買うはめになり、結局あまり安く済まなかったという結果に。まあ、これはこれでいいんですけど。
今回買ったのはこちら。
Arduino Pro miniの互換ボード。お値段は300円ちょい。
中国からの発送だったので、届くのに2週間以上かかりました。
安いだけあって、この通りバラバラ。ピンを使わず直接配線する人ならばむしろこの状態の方が好都合ですが。
最近老眼が入り始めた私ですけど、頑張ってはんだ付けしました。
ところで、ここで一つ問題発生。
このボードどうやってPCにつなぐの!?
これが必要でした。
USB-TTLシリアルアダプタモジュールです。400円ほど(送料込みで800円弱)。
このボード、Windows 10のPCにつなぐときはドライバが必要とAmazonのレビューには書かれてましたけど、最近ではつなぐだけで自動認識・ドライバダウンロード・インストールしてくれます。
こいつとArduino Pro mini互換ボードとこんな感じにつなぎ、PCと接続するとあっさり認識してくれました。
このままテストでLチカさせてもよかったんですが、せっかくだからArduinoで赤外線測距センサー”GP2Y0A710K”を使ってみたの時のArduino UNO互換ボードとこいつを入れ替えてみることに。
・・・したんですが、ここでさらに問題発生。
小型液晶パネルとI2C接続するのに必要なアナログポートの”A4”、”A5”のピンがありません。
付属のピンヘッダではここ用のピンがなかったため、買わないとだめです。
てことで、今度はピンヘッダを購入。お値段は送料込みで800円弱。
結局ボードより周辺部品にかけたお金のほうがはるかに高い状態に。
一本あれば足りるんですが、10本もついてきちゃいました。電子部品って、こういうパターン、多いです。
でも使うのはたったこれだけ。
もっともピンヘッダ自体はこれからも使い道はありそうですから、無駄ではありませんが。
ここまで買ってようやくPC接続、回路製作完了。テストプログラムを流し込みます。
とその前にひとつやっておくことが。
Arduino IDEでマイコンボードの種類を”Arudino Pro mini”に変えておきます。
こちらはArduino Pro mini+赤外線距離計+小型液晶パネル。
配線がごちゃごちゃしすぎてて、せっかくのArduino Pro miniの小ささがまったく意味なしなことになってますよね。
さて、プログラムを流し込んでいよいよ動作。緊張の瞬間!
動いた!
赤外線センサーでの測定結果を表示してくれました。
それにしてもこのArduino Pro mini、小型用途の工作に使うのには便利そうですが。
ピンヘッダがついてない、USB返還ボードが必要など、ちょっと癖がありすぎるので初心者は要注意ですね。そういうところはやはり”Pro”と銘打ってるだけあります。
気軽に使うにはやっぱりUNOか、せめてnanoあたりが無難かと。
せっかく買ったので、この小ささを生かしたアイデアがないか思案中です。
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