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2016年3月16日 (水)

”Raspberry Piレーダー”の速度・精度を上げてみた

応用法も思いつかないというのになかなか終わらないこのシリーズ。

前回記事(Raspberry Piレーダーを”360度”仕様にしてみた)でずいぶんとレーダーっぽくなった”Raspberry Piレーダー”ですが、今度はいまいち精度が悪い・・・

点ががたがたしてるし、距離は短めに出てるようだし・・・やっぱりスリップリングにつなぎ変えたあたりから怪しい。

てことで、ノイズの存在を疑って、コンデンサーをつけてみることに。

Img_1289

というわけで10μFのコンデンサーを購入。

間違えて2200μFのがきちゃった事件がありましたけど、今度はちゃんと確認して注文しました。

Img_1290

だがしかし、今回は数が多い・・・

まあ、100個入りしかなかったんですが。1個しか要らないのに。

Img_1291

容量を視認、10μFであることを確認しました。

Img_1292

てことで、こいつに取り付けます。

ところでこのRaspberry Pi 2、持ち運び仕様にするためちょっと改良。

・ HDMI端子に以前買ったHDMI→VGA変換アダプタを装着

・ ステッピングモーターの電源をUSBケーブルからRaspberry Pi 2のGPIOにつなぎ変え

arduino使い方:赤外線測距モジュール(GP2Y0A21)によれば、5VとGNDの間に10μFを、信号線とGNDの間に0.1μFをかませばいいとのこと。

ですが、一体どうやって・・・

Img_1294

と悩んでたら、このスリップリングのところにつければいいことに気づきました。

Img_1295

で、つけてみた。

やっぱり、基板上につけたほうが見栄えはよかったですねぇ。

Img_1298

早速起動し、テスト開始。

Img_1299

センサー部分を持ち上げて部屋のスキャンをやってみたんですが

Img_1300

・・・なんか、あんまり変わった感じがしません。

とりあえず、ArduinoでGP2Y0A710Kをつけたときにもやったように、測定距離チェックをしてみましたが。

Rspiradarkai01
以前のものより1.4倍くらい大きめの換算になりました。スリップリングをはさんだりして、ちょっと値が変化したようです。

あと、レーダー上の点を少し小さく(半径5の円→3に変更)してみました。

Img_0440

精度は上がったんですが、点が密集しすぎ・・・

てことで、少し解像度を落としました。

Rpiradar360_04

今度はちょっと荒すぎる感じですが。。。

その代わり、スキャン速度もちょっとアップ。以下の動画をご覧ください。

コードを作り直したので、前回同様に以下のコマンドでゲットできるようにしました。参考まで。

wget https://arkouji.cocolog-nifty.com/file/IRradar2.py

まだざらざらしている感じですが、多少はましになったかな?

この間よりは部屋の角の形状がくっきり現れてます。

1m以下のところは精度がた落ち(元々そういうセンサーですし)ですが、比較的ちゃんと周りのスキャンができるようになった気がします。

うすうす気づいてたんですが、このセンサーの弱点は太陽光の反射に弱いということ。

なるべく暗いところで使った方が精度が上がります。

コンデンサーの効果はあったのか、無かったのか・・・あまり変わらなかったような気がしますね。

というわけで、この辺で改良は終了。

あとは”使い道”ですね。

Raspberry Pi 3 Model B (本体)

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コメント

参考にされているページでも
書かれてますが信号をオペアンプで
増強したら良いのかもしれませんね。

アナログ回路は相当スキルが必要
なので、大変ですがやりがいはありそう(私はギブアップですが(汗

こんにちは、mokekyoさん。

アンプにトライしたいですね。できればサーチ範囲を20mくらいにはしたいですね。もうちょっと欲しいです。

ただし誤差がどうなっちゃうんだろうかと心配ですが。アメリカ製の40mまでサーチできるやつを個人輸入するしかなさそうです。

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