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2016年2月18日 (木)

”ビッグデータ”の入門書買ってみた

私の会社でもようやく”ビッグデータ”、”インダストリー 4.0”というような言葉が出てきました。

本当にビッグデータの時代が来るのかどうかについてはここ日本国内では賛否両論ありますが、知識としてどういったものか、どんな活用事例があるのか、知っておくのは決して悪いことではありません。

てことで、こんな本を買ってきました。

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本屋で立ち読みしてて、これが一番わかりやすく、かつ活用に絞った内容だったので買ってみました。

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ビッグデータといっても単なる”大量のデータ”ではない、というあたりから始まって、いろいろな事例とともに載っております。

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”インダストリー 4.0”という単語も最近よく聞かれますが、いまいち意味を理解しているような、いないような単語です。

要するに”第4次産業革命”とでもいうんでしょうか、これが一体ビッグデータとどう関わっているかが書かれてます。

他にもよく聞く専門用語の説明がいくつか出ていて、例えば以前ビッグデータ解説本買ってみた記事でわからなかった”Hadoop”とは何ぞやという説明もわかりやすく書かれてます。

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”ビッグデータ”活用でどんな成果を挙げてるのか?記事でもローソンの事例が出てきましたが、こちらもまたローソンの話。ただし、前の記事とは異なる事例です。グリーンスムージーという商品をどうやって拡販したか?という内容です。

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このほか、農業への応用であったり

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医療にマイナンバーまでからめた話が出ております。

そういえばマイナンバー、始まりましたねぇ。

この本に好感を抱いた理由は二つ。

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まずは単なる”ビッグデータ”という言葉の解説で終わらないこと。

活用する手法を見つけて初めて意味のあるものだというスタンスには私も同意です。

コンピュータでもビッグデータでもそうですが、使って何ぼのものです。

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”ビッグデータ”といえば出てくるのは”データサイエンティスト”の存在。

しかし、この本ではデータサイエンティストのような分析の専門家以外にもやれることがあるよ、というスタンス。

なるほど、これは私も”目からうろこ”です。

ビッグデータに懐疑的な人、気にはなるけどよくわからない人にはおすすめの本です。

知識ゼロからのビッグデータ入門

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コメント

いかにして意味のあるデータを蓄積していくかが
今後、活用する為に必要なスキルになりそうですね。
単純な商品が売れた売れないだけでなくその日の
天気や温度、近くでイベントがあった無かった
そういう蓄積が連携する事で、見えてくるものが
違ってくるんでしょう。

でも、それってベテランさんのノウハウだったり
蓄積した経験則だったりするんですよね。

こんにちは、mokekyoさん。

ベテランの勘では扱いきれないほど複雑なデータを処理するというニュアンスでビッグデータというものを定義してます、こちらの書籍。確かに分析技術はベテランが必要ですが、解釈はより客観的な見方になるようつとめないとダメなようです。

日本でビッグデータがあまり取り上げられなかった理由に、出てきた結論が経営者の直感と相反することが多く、そういう時結局経営側の意見に引っ張られるという問題があるようです。

そんな調子だからどこぞの東◯やシャー◯のようになってしまう会社が出てきてるように思うんですが、ようやく日本でもビッグデータ活用の重要性に気づいてきたみたいです。ちょっと出遅れた感がありますが。

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