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2016年2月16日 (火)

iOS機の”1970年1月1日”バグと対処法

こんな複雑で低確率なバグにそうそう引っかかる人なんていないだろう・・・と思っていたら、iPhoneの高速化アイテムとしてデマを流したり、Apple Storeの店頭機を使用不能にしたりする人が現れるなど、想定以上に実害が出始めています。

あまり無視もできないため、バグの現状と、当面の対処法を紹介しておきます。

アップル、iOSの「1970年バグ」を正式に認める〜次回アップデートで修正

この1970年バグですが、UNIX上での基点時刻が1970年1月1日午前0時0分なことが要因のようです。

で、なぜか時間が限りなく0に近いと、64ビットのiOS機が不具合を起こすというもののようです。

その不具合内容は、1970年1月1日にセットされたiOS機の電源を切り、再び起動すると再起動を繰り返し”文鎮化”してしまうというもの。

ようやくAppleも本腰を入れて対処することになったようで、次回アップデートではこれが修正される模様です。

ただし今すぐアップデートが配布されるというわけではないため、今のところは文鎮化するリスクを抱えたままです。

今のところこのバグに有効な対処法は、”バッテリーを空にする” or ”バッテリーを抜く”のいずれかだそうです。

バッテリーが抜けてしまえば時計がリセットされて、この不具合から脱することができるそうです。

起動も出来ないのにバッテリーを空にするなんて・・・と思いがちですが、再起動を繰り返させればいつかはバッテリーが切れます。

万一文鎮化してしまった人はお試しあれ。

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