6軸加速度&ジャイロセンサー”MPU6050”買ってみた
何に使うかはまったく考えもせず、ただ面白そうだからという理由で、この”MPU6050”っていうセンサーを買ってみました。
安いもので、300円ほどで買いました。
今のスマホじゃ当たり前のセンサーですが、Raspberry Piには付いてません。
応用範囲の広いセンサーですから、いつか使うんじゃないかと思って買ったんですが。
まずはピンをつけないといけませんね。
というか、基板のバリがつきっぱなし。
こういうのは怪我の元なので、カッターできれいに切っておきます。
ブレッドボードに挿すことを考えて、このまっすぐな方のコネクターを裏面に向かって生やしてやることにしました。
過去の反省を生かして、一箇所だけ仮止めしピンの角度が直角になっていることを確認してからつけていきます。
ハンダ付け完了。
気のせいか、最近ハンダ付けの技量が上がりつつあるように感じますねぇ(自画自賛)
Raspberry Pi 2はさすがにありとあらゆるものがついてるので、Raspberry Pi B+の方でテスト・・・
しようと思ったんですが、Raspberry Pi B+が起動しません。。。
仕方がないので、”Raspberry Piレーダー”に仕立てたRaspberry Pi 2に無理やりつけてみました。
以下のブログを参考に配線しましたが
Raspberry Pi 2でI2C (MPU-6050の制御) 動作確認編 - wide_snow’s blog
赤外線レーダーのため1番ピン、6番ピンは既に埋まっているため、うちでは以下のように配線。
VCC - 17pin
GND - 14 pin
SCL - 5 pin
SDA - 3 pin
そうそう、このセンサーはI2Cを使っているため、I2Cを有効にしないといけません。
有効化についてはこちらを参照。
Raspberry Pi の I2C を有効化する方法 (2015年版) - 意識低い開発者のBlog
うちのRaspberry Pi 2はPCA9685を使う際に既に有効化してあります。
上のブログ記事の続き
Raspberry Pi 2でI2C (MPU-6050の制御) Python編-1 - wide_snow’s blog
にあるPythonのコードを使って動作確認をしてみました。ちゃんと値を表示しており、問題なく動作します。
が
もうちょっとわかりやすいものがないかと探したら、以下のようなものを見つけました。
グラフィカルにセンサーの動作確認ができるプログラム。これはちょっと面白そう。
導入の仕方は非常に簡単。
Raspberry Pi上で
git clone https://github.com/Opata/https---github.com-Opata-MPU6050_Demo_on_Raspberry-Pi-2-.git
と実行するだけ。
長ったらしい名前のディレクトリ(https---github.com-Opata-MPU6050_Demo_on_Raspberry-Pi-2-)が出来ますが、その中にある”MPU6050_Demo.py”を実行します(ただし、X Window上でのみ実行可能なため、HDMIでモニターにつなげるか、VNCなどでWindowを表示する必要あり)。
sudo python MPU6050_Demo.py
うちでも問題なく動作しました。
画面に向かって、コネクタのある方を右にしておくと方向が合うようです。
向こうに傾けると青い面が
手前では赤い面が見えます。
傾斜・回転も読み取ってくれました。問題なく動作。
スマホでは当たり前なセンサーですが、Raspberry Piで使うとまた別の使い道が生まれるかも!?
とりあえず今回は動作確認まで。またいずれ使うことがあるかも。
使い道が不明なものといえば、実はこんなものも購入済み。
サーボモーター”SG-90”5個セット。
”Raspberry Piレーダー”に最後の1個を使ってしまったため、追加で購入。
これもまたどこかで使う予定です。
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コメント
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突然のご連絡にて失礼致します。
名古屋で電子部品のオンラインマーケティングを行なっております、ANCHOR代表の森下と申します。
この度、貴サイトを拝見しまして、ぜひ弊社顧客(電子部品関連のグローバル企業)とのタイアップをお願いできないかと考えております。
つきましては、詳細についてお伺いさせていただくことは可能でしょうか。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
森下彰大
メールアドレス:info@anchor2018.com
事業紹介HP:https://www.anchor2018.com/
投稿: 森下彰大 | 2019年12月 1日 (日) 12時18分
初めまして
現在学部4年の理系大学生のものです。
私はRaspberryPiでMPU-6050で動作確認をしたところ得られる値が全て0になってしまうのですがどうしたらよろしいでしょうか?
投稿: 塚本翔 | 2020年7月22日 (水) 02時21分
> 塚本翔さん
まず確認して欲しいのですが、ターミナルを開いて、
sudo i2cdetect -y 1
と打ち込んでみてください。何やら -- -- だらけの表示が出ますが、どこかのマスに2桁の数値(16進)が出るはずです。
もし、その数値がどこにも出ないか、又はこのコマンド実行でエラーが出るようならば、i2cが有効になってない可能性があります。その場合は
sudo raspi-config
で、設定を変える必要があります。詳細は、下記サイトの最初の方に書かれてます。
https://qiita.com/kamujun/items/51f85339bfd582b27752
投稿: ディープタイピング | 2020年7月22日 (水) 20時08分